中京競馬場

中京芝2000mの特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


中京芝2000mのコース特徴や、枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績を紹介します。
さらに、馬場状態別の平均タイムやレース別ラップ、ペース別傾向も分析しました。

中京芝2000mの予想ポイント

  1. 先行馬は48勝、逃げ馬も複勝率39.8%と好成績
  2. 1枠は複勝率32.2%、8枠は最多の25勝
  3. 上がり3F1位は49勝、複勝率61.7%
  4. 1番人気は41勝、勝率33.6%・複勝率63.9%
  5. 良馬場は前半5F61.3秒、後半5F58.7秒の後半型

中京芝2000mでまず気になるのは、前に行ける馬の成績ですね。
先行馬は48勝、逃げ馬も17勝しており、直線の長いコースでも前の馬がよく頑張っています。

その一方で、上がり3F1位は49勝と、末脚のある馬も強さを見せています。
道中の位置取りと直線での末脚、その両方が結果につながっているのが面白いところです。

中京芝2000mコース解説

中京芝2000mは左回りで、ホームストレッチの坂の途中からスタートします。
スタート直後に上り坂を迎え、最初の1コーナーまでは約300mの距離があります。

1~2コーナーを回って向正面に入ると、しばらく緩やかな上り坂が続きます。
その後、3コーナー手前から下り坂に変わり、4コーナーを回って412.5mの長い直線へ向かいます。

そして、中京といえばやっぱりゴール前の急坂ですね。
直線に入ってから高低差約2mの坂を上り、その先もゴールまで距離が残っています。

長い直線があると差し馬に目が向きますが、実際には先行馬もかなり頑張っています。
道中でペースが落ち着けば前の馬が粘り、流れが速くなれば差し馬にも出番があります。

中京芝2000mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
金鯱賞 GⅡ
中日新聞杯 GⅢ
ケフェウスステークス オープン
関ケ原ステークス 3勝クラス
高山ステークス 3勝クラス
長久手特別 2勝クラス
浜名湖特別 2勝クラス
恋路ケ浜特別 2勝クラス

中京芝2000mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 16-13-17-97 11.2% 32.2%
2枠 15-12-10-111 10.1% 25.0%
3枠 9-15-12-117 5.9% 23.5%
4枠 19-12-19-117 11.4% 29.9%
5枠 12-15-22-129 6.7% 27.5%
6枠 16-17-14-143 8.4% 24.7%
7枠 10-21-20-173 4.5% 22.8%
8枠 25-17-9-183 10.7% 21.8%

データからわかること

枠順別の成績を見ると、ちょっと面白い数字が出ていますね。
8枠は最多の25勝を挙げていますが、複勝率は21.8%とそれほど高くありません。

反対に、1枠は複勝率32.2%で、8枠の中ではトップとなっています。
4枠も19勝、複勝率29.9%と、なかなかの好成績です。

外枠から勝ち切る馬も多いですが、3着以内に入る割合では内寄りの枠が少し優勢ですね。

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 17-15-19-77 13.3% 39.8%
先行 48-53-43-257 12.0% 35.9%
差し 37-39-36-370 7.7% 23.2%
追い込み 18-12-24-347 4.5% 13.5%
まくり 2-3-1-13 10.5% 31.6%

データからわかること

中京の長い直線を考えると差し馬が強そうですが、実際には前で運べる馬の成績が目立っています。
先行馬は48勝、複勝率35.9%で、勝利数ではトップです。

さらに、逃げ馬は複勝率39.8%と、脚質別で最も高くなっています。
逃げ馬がこれだけ3着以内に残っているのは、なかなか興味深いですね。

差し馬も37勝していますが、追い込みになると複勝率は13.5%まで下がっています。
最後方から一気に差すより、ある程度の位置で運べる馬が強いコースと言えそうです。

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 49-26-20-59 31.8% 61.7%
2位 25-24-19-62 19.2% 52.3%
3位 20-17-21-84 14.1% 40.8%
4位 12-17-17-70 10.3% 39.7%
5位 2-10-13-100 1.6% 20.0%
6位以下 14-28-33-689 1.8% 9.8%

データからわかること

やっぱり中京の長い直線では、最後の脚が大きな武器になっていますね。
上がり3F1位は49勝、複勝率61.7%と、かなり優秀な成績です。

2位も複勝率52.3%、3位は40.8%と、上がり上位の馬がしっかり結果を残しています。

一方、6位以下になると複勝率は9.8%まで下がっています。
前で運べる馬が強いコースですが、直線でもうひと脚を使える馬の成績が良いのも特徴ですね。

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 41-22-15-44 33.6% 63.9%
2番人気 21-17-20-64 17.2% 47.5%
3番人気 14-17-8-83 11.5% 32.0%
4番人気 13-17-17-75 10.7% 38.5%
5番人気 10-11-15-86 8.2% 29.5%
6番人気 4-11-16-91 3.3% 25.4%
7番人気 6-7-9-99 5.0% 18.2%
8番人気 7-7-10-91 6.1% 20.9%
9番人気 2-4-6-93 1.9% 11.4%
10番人気 1-4-5-82 1.1% 10.9%
11番人気 0-1-1-66 0.0% 2.9%
12番人気 2-2-0-51 3.6% 7.3%
13番人気 0-1-1-43 0.0% 4.4%
14番人気 1-0-0-30 3.2% 3.2%
15番人気 0-0-0-25 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-21 0.0% 0.0%
17番人気 0-1-0-12 0.0% 7.7%
18番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0%

データからわかること

1番人気は41勝、複勝率63.9%と、やはり安定していますね。
2番人気も21勝しており、上位人気馬がしっかり勝ち切っています。

その一方で、8番人気は7勝、12番人気からも2頭の勝ち馬が出ています。

上位人気が強いコースですが、ときどき人気薄が勝ち切るレースもあるのが面白いところですね。

馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 複勝率
419kg以下 1-0-1-11 7.7% 15.4%
420~439kg 2-11-11-58 2.4% 29.3%
440~459kg 21-22-21-202 7.9% 24.1%
460~479kg 33-34-31-304 8.2% 24.4%
480~499kg 21-29-22-233 6.9% 23.6%
500~519kg 32-20-23-187 12.2% 28.6%
520~539kg 11-5-11-59 12.8% 31.4%
540kg以上 1-1-3-14 5.3% 26.3%

データからわかること

勝利数では460~479kgの33勝が最多ですが、500kg以上の馬もよく頑張っています。
500~519kgは32勝、勝率12.2%と、なかなか高い数字です。

520~539kgも勝率12.8%、複勝率31.4%と好成績ですね。

一方、440~459kgも21勝しており、馬格の大きな馬だけが勝っているわけではありません。

中京芝2000mの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 複勝率
川田将雅 11-10-10-23 20.4% 57.4%
岩田望来 11-1-5-34 21.6% 33.3%
松山弘平 8-10-7-44 11.6% 36.2%
坂井瑠星 7-4-2-24 18.9% 35.1%
M.デムーロ 6-1-1-18 23.1% 30.8%
吉田隼人 5-1-6-28 12.5% 30.0%
西村淳也 5-4-0-27 13.9% 25.0%
岩田康誠 4-2-2-14 18.2% 36.4%
和田竜二 4-6-4-28 9.5% 33.3%
浜中俊 4-1-2-19 15.4% 26.9%

データからわかること

川田将雅騎手と岩田望来騎手が、ともに11勝で並んでいます。
その中でも川田将雅騎手は複勝率57.4%と、かなり安定していますね。

岩田望来騎手も勝率21.6%と高く、勝ち切る強さが目立っています。

松山弘平騎手は8勝、坂井瑠星騎手は7勝と、こちらも好成績です。

中京芝2000mの調教師別成績

調教師 着別度数 勝率 複勝率
藤原英昭 10-4-5-26 22.2% 42.2%
中内田充正 8-5-3-8 33.3% 66.7%
杉山晴紀 7-5-0-10 31.8% 54.5%
池江泰寿 6-3-7-25 14.6% 39.0%
中村直也 4-0-0-4 50.0% 50.0%
矢作芳人 4-3-1-30 10.5% 21.1%
上村洋行 3-2-2-9 18.8% 43.8%
須貝尚介 3-1-4-15 13.0% 34.8%
鮫島一歩 3-1-0-8 25.0% 33.3%
西村真幸 3-0-2-11 18.8% 31.2%

データからわかること

勝利数では藤原英昭厩舎が10勝でトップとなっています。
ただ、中内田充正厩舎の数字もかなり目立っていますね。

中内田充正厩舎は8勝、勝率33.3%・複勝率66.7%と、非常に高い成績です。
杉山晴紀厩舎も7勝、複勝率54.5%と好調です。

上位の厩舎には、勝利数だけでなく好走割合の高さも目立つところがいくつかありますね。

中京芝2000mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 18-21-16-123 10.1% 30.9%
ハーツクライ 8-7-7-85 7.5% 20.6%
キングカメハメハ 7-3-9-67 8.1% 22.1%
エピファネイア 5-8-4-27 11.4% 38.6%
ハービンジャー 5-8-4-47 7.8% 26.6%
ステイゴールド 5-3-1-31 12.5% 22.5%
モーリス 4-2-2-14 18.2% 36.4%
ドゥラメンテ 4-5-3-22 11.8% 35.3%
メイショウサムソン 4-0-0-12 25.0% 25.0%
オルフェーヴル 4-4-2-31 9.8% 24.4%

データからわかること

勝利数ではディープインパクト産駒が抜けていますね。
ディープインパクト産駒は18勝で、2位のハーツクライ産駒8勝を大きく上回っています。

一方、エピファネイア産駒は5勝ながら複勝率38.6%と好成績です。
モーリス産駒も勝率18.2%、複勝率36.4%となっています。

中距離で実績のある種牡馬が多く並んでいるのも、中京芝2000mらしいところですね。

母父別成績TOP10

母父 着別度数 勝率 複勝率
キングカメハメハ 10-5-5-45 15.4% 30.8%
サンデーサイレンス 8-3-4-48 12.7% 23.8%
シンボリクリスエス 6-5-7-25 14.0% 41.9%
マンハッタンカフェ 5-0-1-7 38.5% 46.2%
ディープインパクト 5-7-11-49 6.9% 31.9%
ホワイトマズル 3-1-0-5 33.3% 44.4%
Unbridled's Song 3-0-1-6 30.0% 40.0%
ダンスインザダーク 3-4-3-18 10.7% 35.7%
Sri Pekan 2-1-0-1 50.0% 75.0%
Aldebaran 2-0-0-2 50.0% 50.0%

データからわかること

母父キングカメハメハが10勝で、母父別ではトップとなっています。
サンデーサイレンスが8勝、シンボリクリスエスが6勝で続いています。

その中でも気になるのはマンハッタンカフェですね。
母父マンハッタンカフェは勝率38.5%と、かなり高い数字を残しています。

ただ、出走数は13頭なので、母数の多いキングカメハメハやディープインパクトとは少し違った見方になりますね。

中京芝2000mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F 前半5F 後半5F
良 1:59.9 36.6秒 34.9秒 61.3秒 58.7秒
重 2:02.0 37.1秒 36.2秒 61.7秒 60.3秒
不良 2:06.3 39.4秒 34.9秒 66.0秒 60.3秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1分59秒9で、前半5F61.3秒、後半5F58.7秒となっています。
前半よりも後半の方が速く、最後の直線に向けて加速する流れが多いですね。

重馬場では平均勝ち時計が2分02秒0となり、後半3Fも36.2秒までかかっています。

不良馬場は2分06秒3ですが、該当するレースが少ないため、あくまで参考値となります。

良馬場のラップ傾向

良馬場の前半3Fは平均36.6秒、後半3Fは34.9秒となっています。
前半は比較的落ち着いた流れになり、後半に向けてペースが上がっています。

特に1600~1800mの区間は平均11.4秒と速く、直線に向けて加速する形ですね。
最後の200mは11.9秒と少し時計がかかりますが、急坂を越えても最後まで脚を使う流れです。

重馬場のラップ傾向

重馬場は前半3F37.1秒、後半3F36.2秒となっています。
良馬場よりも全体的に時計がかかり、特に最後の200mは12.4秒まで落ちています。

直線の急坂もありますし、馬場が悪くなると最後まで脚を使い続けるのが難しくなりますね。
速い上がりを使うというより、力のいる馬場でも粘れる馬が気になります。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場では前半3F39.4秒、後半3F34.9秒となっています。
前半がかなり遅く、後半に速い脚を使う流れでした。

ただ、今回の不良馬場は該当例が限られています。
この数字だけで不良馬場の傾向を決めるのは難しいですね。

中京芝2000mの200m平均ラップ

良馬場の平均ラップ

到達距離 区間ラップ
200m 12.8秒
400m 11.2秒
600m 12.6秒
800m 12.5秒
1000m 12.2秒
1200m 12.0秒
1400m 11.8秒
1600m 11.6秒
1800m 11.4秒
2000m 11.9秒

データからわかること

中京芝2000mは、スタートしてから400m地点で11.2秒まで速くなりますが、600~1000m地点は12秒台が続いています。
道中で少し落ち着いて、そこから徐々にペースが上がっていく形ですね。

そして、1600~1800mの200m区間は11.4秒と、後半で最も速くなっています。
最後の200mは11.9秒と少し時計がかかり、直線の急坂でどこまで脚を使えるかが気になりますね。

中京芝2000mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
金鯱賞 1:59.0 36.3秒 34.6秒
中日新聞杯 1:59.1 35.9秒 34.9秒
ケフェウスステークス 1:58.2 36.0秒 35.0秒
関ケ原ステークス 2:00.2 37.0秒 34.5秒
高山ステークス 1:59.8 36.2秒 35.6秒
長久手特別 2:00.0 37.0秒 34.3秒
浜名湖特別 2:00.8 37.8秒 34.0秒
恋路ケ浜特別 2:00.3 36.4秒 35.4秒

データからわかること

金鯱賞は前半3F36.3秒、後半3F34.6秒と、後半の方が速い流れです。
中日新聞杯も前半3F35.9秒、後半3F34.9秒で、似たような傾向が見られますね。

その中でも浜名湖特別は前半3F37.8秒、後半3F34.0秒と、かなり大きな差があります。

同じ芝2000mでも、レースによって前後半のバランスが大きく違うのが面白いですね。

中京芝2000mのペース別傾向

良馬場の前半3Fを基準に、36.1秒以下をハイペース、36.1秒超~37.1秒以下をミドルペース、37.1秒超をスローペースとして分けました。
それぞれの前後半ラップから、レースの流れを比較していきます。

スローペース

前半3F平均:37.7秒
後半3F平均:34.5秒

スローペースは前半3F37.7秒に対して、後半3F34.5秒とかなり速くなっています。
道中で脚をためて、後半に一気に加速する形ですね。

前の馬も余力を残しやすい流れですが、最後に速い脚を使える馬の強さも出てきそうです。

ミドルペース

前半3F平均:36.5秒
後半3F平均:34.9秒

ミドルペースでも前半より後半の方が速くなっています。
スローほど極端ではありませんが、後半に向けてペースが上がる形ですね。

先行馬なら最後まで粘れるか、差し馬なら直線でどれだけ伸びるかが気になる流れです。

ハイペース

前半3F平均:35.5秒
後半3F平均:35.3秒

ハイペースは前半3F35.5秒、後半3F35.3秒で、前後半に大きな差はありません。
ほかのペースと比べると、序盤から速い流れになっていますね。

こうなると、道中から速いペースを追走する負担も大きくなります。
最後の直線では、速い流れの中でも脚を残せる馬が強そうです。

中京芝2000mのまとめ

中京芝2000mは、長い直線とゴール前の急坂が特徴のコースです。
今回のデータでは先行馬が48勝、逃げ馬も17勝と、前で運べる馬がしっかり結果を残しています。

一方、上がり3F1位は49勝、複勝率61.7%と好成績です。
前で運べる馬が強いだけでなく、最後に速い脚を使える馬の成績が良いのも特徴ですね。

また、良馬場では前半より後半の方が速いレースが多く、道中で脚をためて後半に加速する流れが目立っています。

先行馬がそのまま粘るレースもあれば、差し馬が直線でまとめて届くレースもあります。
同じ芝2000mでも、ペースによって違った決着になるのが中京の面白いところですね。