中京競馬場

中京ダート1200mの特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


中京ダート1200mの特徴や、枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績を紹介します。
良馬場や重馬場の平均タイム、200mごとのラップ、ペース別の傾向も詳しく分析しました。
過去のデータから見えてくるコースの特徴をまとめています。

中京ダート1200mの予想ポイント

  1. 逃げ馬は複勝率43.3%、先行馬も30勝と前有利の傾向
  2. 4枠は14勝で最多、1枠は複勝率24.2%でトップ
  3. 上がり3F1位は複勝率50.7%、2位も13勝
  4. 1番人気は23勝、勝率34.3%・複勝率61.2%
  5. 良馬場は前半3F34.6秒、後半3F36.8秒の前傾ラップ

中京ダート1200mでまず気になるのは、逃げ・先行馬の強さですね。
逃げ馬は複勝率43.3%、先行馬も30勝しており、前で運べる馬がしっかり結果を残しています。

一方、上がり3F1位の複勝率は50.7%と、末脚のある馬も健闘しています。
前半から速い流れになりやすいので、スピードだけでなく最後まで脚を使えるかも気になるところです。

中京ダート1200mコース解説

中京ダート1200mは左回りで、向正面の2コーナー出口付近からスタートします。
最初は緩やかな上り坂を進み、3コーナー手前から下り坂に変わります。

3~4コーナーは下り坂で、そのまま410.7mの長い直線へ向かいます。
直線には高低差約1.8mの急坂があり、坂を上り切ってからもゴールまで距離が残っています。

これだけ直線が長いと差し馬に目が向きますが、実際には逃げ・先行馬もかなり頑張っています。
下り坂でスピードに乗り、そのまま直線でも踏ん張れる馬が強いコースですね。

ただ、前半から速い流れになりやすく、最後の200mでは時計がかかる傾向もあります。
先行力だけでなく、直線の急坂を越えてからも粘れるかが気になります。

中京ダート1200mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
松風月ステークス オープン
令月ステークス オープン
伊賀ステークス 3勝クラス
清洲ステークス 3勝クラス
浜松ステークス 3勝クラス
伊良湖特別 2勝クラス
清洲特別 2勝クラス
豊川特別 2勝クラス

中京ダート1200mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 10-10-9-91 8.3% 24.2%
2枠 5-13-9-97 4.0% 21.8%
3枠 6-5-11-105 4.7% 17.3%
4枠 14-7-8-101 10.8% 22.3%
5枠 8-4-5-113 6.2% 13.1%
6枠 7-8-7-111 5.3% 16.5%
7枠 6-13-6-109 4.5% 18.7%
8枠 12-6-12-104 9.0% 22.4%

データからわかること

枠順別では4枠の勝利数が目立ちますね。
4枠は14勝、勝率10.8%で、8枠の中では最も高くなっています。

一方、複勝率では1枠が24.2%でトップです。
8枠も12勝、複勝率22.4%と悪くありません。

5枠は複勝率13.1%と少し低めですが、内外のどちらかに極端に偏っているわけではないですね。

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 12-13-4-38 17.9% 43.3%
先行 30-21-27-168 12.2% 31.7%
差し 21-24-18-317 5.5% 16.6%
追い込み 5-8-18-297 1.5% 9.5%

データからわかること

これは前に行ける馬の強さがはっきり出ていますね。
逃げ馬は勝率17.9%・複勝率43.3%で、脚質別では最も高くなっています。

先行馬も30勝しており、勝利数ではトップです。
一方、差し馬は21勝、追い込みは5勝にとどまっています。

直線は長いものの、後方から一気に差すのは簡単ではないようです。
下り坂でスピードに乗れる逃げ・先行馬が、そのまま粘り込む場面も多そうですね。

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 13-9-15-36 17.8% 50.7%
2位 13-11-4-44 18.1% 38.9%
3位 10-10-9-54 12.0% 34.9%
4位 10-6-8-38 16.1% 38.7%
5位 2-6-7-58 2.7% 20.5%
6位以下 20-24-24-590 3.0% 10.3%

データからわかること

逃げ・先行馬が強いコースですが、上がりの速さも結果につながっていますね。
上がり3F1位は13勝、複勝率50.7%で、半数以上が3着以内に入っています。

2位も13勝、3位は10勝と、上がり上位の馬がしっかり勝ち切っています。
一方、6位以下になると複勝率は10.3%まで下がっています。

前で運べるだけでなく、最後の直線でも脚を使える馬が強いのは面白いですね。

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 23-10-8-26 34.3% 61.2%
2番人気 13-9-13-32 19.4% 52.2%
3番人気 10-11-4-42 14.9% 37.3%
4番人気 3-6-2-56 4.5% 16.4%
5番人気 5-9-8-45 7.5% 32.8%
6番人気 4-4-6-53 6.0% 20.9%
7番人気 2-1-2-62 3.0% 7.5%
8番人気 1-4-4-58 1.5% 13.4%
9番人気 2-4-2-59 3.0% 11.9%
10番人気 1-0-3-63 1.5% 6.0%
11番人気 1-2-2-61 1.5% 7.6%
12番人気 2-4-3-54 3.2% 14.3%
13番人気 0-2-4-57 0.0% 9.5%
14番人気 1-0-1-58 1.7% 3.3%
15番人気 0-0-2-54 0.0% 3.6%
16番人気 0-0-3-43 0.0% 6.5%

データからわかること

1番人気は23勝、複勝率61.2%と、かなり安定していますね。
2番人気も13勝、複勝率52.2%で続いています。

一方、5番人気は4番人気より勝利数も複勝率も高くなっています。
12番人気からも2頭の勝ち馬が出ているので、人気薄が勝ち切るレースもありますね。

馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 複勝率
419kg以下 0-0-0-2 0.0% 0.0%
420~439kg 1-3-2-17 4.3% 26.1%
440~459kg 6-10-11-92 5.0% 22.7%
460~479kg 21-18-22-230 7.2% 21.0%
480~499kg 10-17-17-272 3.2% 13.9%
500~519kg 20-13-11-151 10.3% 22.6%
520~539kg 7-5-4-51 10.4% 23.9%
540kg以上 3-0-0-12 20.0% 20.0%

データからわかること

勝利数では460~479kgが21勝と最も多くなっています。
500~519kgも20勝しており、馬格のある馬がよく勝っていますね。

500~519kgは勝率10.3%で、460~479kgの7.2%を上回っています。
480~499kgは10勝、複勝率13.9%と少し低めです。

同じダート短距離でも、馬体重の区分によって成績に違いが出ているのは面白いですね。

中京ダート1200mの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 複勝率
松山弘平 7-6-3-23 17.9% 41.0%
川田将雅 5-3-0-9 29.4% 47.1%
岩田望来 4-4-5-19 12.5% 40.6%
小沢大仁 4-0-0-14 22.2% 22.2%
鮫島克駿 3-3-3-18 11.1% 33.3%
坂井瑠星 3-3-2-12 15.0% 40.0%
森裕太朗 3-0-0-7 30.0% 30.0%
幸英明 2-2-6-29 5.1% 25.6%
川須栄彦 2-2-0-25 6.9% 13.8%
松若風馬 2-2-3-22 6.9% 24.1%

データからわかること

松山弘平騎手が7勝でトップとなっています。
松山弘平騎手は複勝率41.0%と、3着以内にも安定して入っていますね。

川田将雅騎手は5勝ながら勝率29.4%と高い数字です。
岩田望来騎手や坂井瑠星騎手も、複勝率が40%前後となっています。

勝利数では松山騎手、勝率では川田騎手が目立っているのが面白いところですね。

中京ダート1200mの調教師別成績

調教師 着別度数 勝率 複勝率
牧浦充徳 3-2-3-7 20.0% 53.3%
森秀行 2-1-4-25 6.2% 21.9%
飯田祐史 2-0-2-19 8.7% 17.4%
佐々木晶三 2-2-3-9 12.5% 43.8%
上村洋行 2-1-0-11 14.3% 21.4%
北出成人 2-0-0-11 15.4% 15.4%
奥村豊 2-1-1-6 20.0% 40.0%
武英智 2-1-0-7 20.0% 30.0%

データからわかること

牧浦充徳厩舎は3勝、複勝率53.3%と、勝利数だけでなく好走割合も高いですね。
佐々木晶三厩舎も複勝率43.8%と好成績を残しています。

奥村豊厩舎は10頭中4頭が3着以内に入っています。
出走数が多い森秀行厩舎は2勝、複勝率21.9%となっていますね。

中京ダート1200mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
シニスターミニスター 6-1-2-15 25.0% 37.5%
サウスヴィグラス 5-1-3-49 8.6% 15.5%
キンシャサノキセキ 3-3-2-29 8.1% 21.6%
ドレフォン 3-4-2-17 11.5% 34.6%
ヘニーヒューズ 2-5-5-48 3.3% 20.0%
ロードカナロア 2-3-3-27 5.7% 22.9%
メイショウボーラー 2-1-2-24 6.9% 17.2%
リオンディーズ 2-1-2-12 11.8% 29.4%
スズカコーズウェイ 2-1-1-6 20.0% 40.0%
ドゥラメンテ 2-0-0-4 33.3% 33.3%

データからわかること

シニスターミニスター産駒の成績が目立っていますね。
シニスターミニスター産駒は6勝、勝率25.0%・複勝率37.5%と、かなり高い数字です。

サウスヴィグラス産駒も5勝していますが、複勝率は15.5%と差があります。
ドレフォン産駒は3勝、複勝率34.6%と安定していますね。

ヘニーヒューズ産駒は出走60頭と多いものの、勝利数は2勝となっています。

母父別成績TOP10

母父 着別度数 勝率 複勝率
カコイーシーズ 5-0-0-1 83.3% 83.3%
ブライアンズタイム 4-1-4-19 14.3% 32.1%
サンデーサイレンス 3-0-2-24 10.3% 17.2%
フジキセキ 2-5-0-32 5.1% 17.9%
スペシャルウィーク 2-1-1-12 12.5% 25.0%
コロナドズクエスト 2-1-0-6 22.2% 33.3%
バゴ 2-0-0-6 25.0% 25.0%
キングカメハメハ 1-2-3-18 4.2% 25.0%
ゴールドアリュール 1-2-1-20 4.2% 16.7%
クロフネ 1-1-2-18 4.5% 18.2%

データからわかること

母父カコイーシーズは5勝しており、勝率83.3%という数字が目立っています。
ただ、出走6頭なので、ほかの血統とは少し違った見方になりますね。

母父ブライアンズタイムは4勝、複勝率32.1%で、こちらも好成績です。
サンデーサイレンスは3勝、フジキセキは2勝となっています。

ダートでおなじみの血統が、母父でも結果を残しているのは興味深いですね。

中京ダート1200mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 1:11.4 34.6秒 36.8秒
重 1:10.2 33.7秒 36.5秒
不良 1:10.6 34.2秒 36.3秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1分11秒4で、前半3F34.6秒、後半3F36.8秒となっています。
前半の方が2.2秒速く、ダート1200mらしい前傾ラップですね。

重馬場では平均勝ち時計が1分10秒2まで速くなっています。
前半3Fも33.7秒と、良馬場よりかなり速い数字です。

不良馬場も平均1分10秒6となっていますが、どちらも該当するレースが少ないため、参考として見ています。

良馬場のラップ傾向

良馬場は前半3F34.6秒、後半3F36.8秒と、前半から速い流れになっています。
400m地点の区間ラップは10.7秒で、ここが最も速い区間です。

そこから少しずつ時計がかかり、最後の200mは12.7秒となっています。
直線の急坂もあるので、序盤から速い馬ほど最後の粘りが気になりますね。

重馬場のラップ傾向

重馬場は前半3F33.7秒、後半3F36.5秒となっています。
良馬場よりも前半が速く、序盤からかなりスピードに乗る流れです。

最後の200mは12.5秒と、良馬場より速くなっています。
水分を含んだ馬場では、前半の速い流れをそのまま押し切る競馬も考えられますね。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場は前半3F34.2秒、後半3F36.3秒となっています。
良馬場より勝ち時計が速く、最後の200mも12.5秒です。

ただ、不良馬場は該当例が限られます。
今回の数字だけで極端な傾向を判断するのは難しいところですね。

中京ダート1200mの200m平均ラップ

良馬場の平均ラップ

到達距離 区間ラップ
200m 12.4秒
400m 10.7秒
600m 11.5秒
800m 12.1秒
1000m 12.0秒
1200m 12.7秒

データからわかること

やっぱりダート1200mは、序盤から速いですね。
200~400mの区間は平均10.7秒で、全区間の中でも最も速くなっています。

ただ、最後の200mは12.7秒まで時計がかかっています。
前半でスピードに乗ったあと、直線の急坂でどこまで踏ん張れるかが気になるラップです。

中京ダート1200mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
伊良湖特別 1:12.2 35.3秒 37.0秒
清洲特別 1:11.6 34.9秒 36.8秒
豊川特別 1:11.3 34.5秒 36.8秒
浜松特別 1:11.5 34.5秒 37.0秒
尾頭橋特別 1:10.9 34.0秒 36.9秒

データからわかること

伊良湖特別は前半3F35.3秒、後半3F37.0秒となっています。
一方、尾頭橋特別は前半3F34.0秒と、かなり速い流れですね。

今回の集計では、どのレースも前半の方が速いラップになっています。
同じ1200mでも、序盤のスピードには違いが出ていますね。

中京ダート1200mのペース別傾向

良馬場の前半3Fを基準に、34.4秒以下をハイペース、34.4秒超~34.8秒以下をミドルペース、34.8秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれの前後半ラップを比較していきます。

スローペース

前半3F平均:35.3秒
後半3F平均:36.6秒

スローペースでも前半の方が速いラップになっています。
ただ、ほかのペースと比べると後半の失速が小さく、前で運んだ馬が粘りやすい流れですね。

最後の200mまでスピードを維持できる馬が気になります。

ミドルペース

前半3F平均:34.6秒
後半3F平均:36.8秒

ミドルペースは前半3F34.6秒、後半3F36.8秒となっています。
スタートからある程度流れながら、最後は時計がかかる形ですね。

前の馬が粘るレースもありますが、最後の直線で差し馬が伸びてくる場面も考えられます。

ハイペース

前半3F平均:34.2秒
後半3F平均:36.9秒

ハイペースでは前半3F34.2秒、後半3F36.9秒となっています。
前後半で2.7秒の差があり、序盤から速い流れですね。

こうなると逃げ馬には厳しい展開もありそうです。
直線の長さを生かして、差し馬が浮上するレースも気になりますね。

中京ダート1200mのまとめ

中京ダート1200mは、長い直線とゴール前の急坂が特徴のコースです。
今回のデータでは逃げ馬が複勝率43.3%、先行馬も30勝と、前で運べる馬の強さが目立ちました。

一方、上がり3F1位は複勝率50.7%と好成績です。
序盤から速い流れになりやすいコースですが、最後まで脚を使える馬もしっかり結果を残しています。

良馬場では前半3F34.6秒、後半3F36.8秒と前傾ラップになっています。
逃げ・先行馬のスピードが生きるレースもあれば、速い流れになって差し馬が浮上するレースもあります。

同じダート1200mでも、前半のペースや馬場状態によって違った決着になるのが面白いところですね。