中京競馬場

中京ダート1800m特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


中京ダート1800mのコース特徴や、枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績を紹介します。
さらに、馬場状態別の平均タイムやレース別ラップ、ペース別傾向も分析しました。
過去のデータから見えてくるコースの特徴をまとめています。

中京ダート1800mの予想ポイント

  1. 先行馬は35勝、複勝率34.2%。逃げ馬も17勝と前で運べる馬が好成績
  2. 8枠は最多の17勝、6枠は複勝率25.5%
  3. 上がり3F1位は36勝、複勝率68.4%
  4. 1番人気は35勝、勝率41.2%・複勝率72.9%
  5. 良馬場の平均勝ち時計は1分52秒6で、前半3F37.3秒・後半3F37.6秒

中京ダート1800mは、前で運べる馬の成績が目立っていますね。
先行馬は35勝、逃げ馬も17勝しており、合わせると52勝になります。

ただ、上がり3F1位の馬も36勝しています。
道中の位置取りだけでなく、最後の直線でも脚を使える馬が強いコースです。

中京ダート1800mコース解説

中京ダート1800mは左回りで、ホームストレッチの急坂の途中からスタートします。
最初の1コーナーまでは約292mと、それほど長くありません。

スタート直後に坂を上り、1~2コーナーを回って向正面へ向かいます。
向正面の途中までは緩やかな上り坂が続き、その後は3~4コーナーにかけて下り坂となっています。

そして、中京といえば410.7mの長い直線ですね。
直線に入ると高低差約1.8mの急坂が待っていて、坂を上り切ってからもゴールまで約220mあります。

このコースは、1レースで急坂を2回通るのが特徴です。
1800mという距離もありますし、スピードだけで押し切るのは簡単ではありません。

ただ、今回のデータでは逃げ・先行馬もかなり頑張っています。
前で運びながら最後の坂でも脚を使える馬は、やっぱり強いですね。

中京ダート1800mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
チャンピオンズカップ GⅠ
名鉄杯 リステッド
名古屋城ステークス オープン
三河ステークス 3勝クラス
雅ステークス 3勝クラス
尾頭橋ステークス 3勝クラス
遠州灘ステークス 3勝クラス
濃尾特別 2勝クラス
大府特別 2勝クラス
日進特別 2勝クラス

中京ダート1800mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 9-9-8-101 7.1% 20.5%
2枠 10-8-10-108 7.4% 20.6%
3枠 10-7-10-114 7.1% 19.1%
4枠 9-7-9-125 6.0% 16.7%
5枠 12-15-11-119 7.6% 24.2%
6枠 10-18-13-120 6.2% 25.5%
7枠 8-12-13-132 4.8% 20.0%
8枠 17-9-11-128 10.3% 22.4%

データからわかること

枠順別では、外枠の勝利数が目立っていますね。
8枠は17勝、勝率10.3%で、どちらも8枠の中ではトップとなっています。

一方、複勝率では6枠が25.5%で最も高く、5枠も24.2%と好成績です。
4枠は複勝率16.7%と少し低めになっています。

スタートから最初のコーナーまでが短いコースですが、外枠からも十分に結果が出ていますね。

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 17-4-7-67 17.9% 29.5%
先行 35-34-31-192 12.0% 34.2%
差し 18-39-32-338 4.2% 20.8%
追い込み 13-8-15-335 3.5% 9.7%
まくり 2-0-0-8 20.0% 20.0%

データからわかること

先行馬の安定感が目立っていますね。
先行馬は35勝、複勝率34.2%で、どちらも主要な脚質の中では高い数字です。

逃げ馬も17勝しており、勝率17.9%となっています。
差し馬は18勝ですが、2着が39回とかなり多いのも面白いですね。

一方、追い込みは複勝率9.7%と苦戦しています。
長い直線があるものの、最後方からの追い込みは簡単ではないようです。

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 36-19-12-31 36.7% 68.4%
2位 16-22-18-36 17.4% 60.9%
3位 10-12-14-55 11.0% 39.6%
4位 7-15-13-50 8.2% 41.2%
5位 8-7-7-56 10.3% 28.2%
6位以下 8-10-21-580 1.3% 6.3%

データからわかること

これは、末脚のある馬がかなり強いですね。
上がり3F1位は36勝、複勝率68.4%と、勝利数でも好走割合でも抜けています。

2位も複勝率60.9%で、3位は39.6%です。
一方、6位以下になると複勝率は6.3%まで下がっています。

逃げ・先行馬の成績が良いコースですが、最後の直線でもしっかり脚を使える馬が強いことが数字にも表れていますね。

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 35-17-10-23 41.2% 72.9%
2番人気 16-13-12-44 18.8% 48.2%
3番人気 12-15-11-47 14.1% 44.7%
4番人気 6-7-7-65 7.1% 23.5%
5番人気 5-13-7-60 5.9% 29.4%
6番人気 4-4-10-67 4.7% 21.2%
7番人気 3-3-7-71 3.6% 15.5%
8番人気 1-3-4-75 1.2% 9.6%
9番人気 1-2-6-73 1.2% 11.0%
10番人気 1-2-3-75 1.2% 7.4%
11番人気 0-2-0-74 0.0% 2.6%
12番人気 1-3-2-66 1.4% 8.3%
13番人気 0-1-2-62 0.0% 4.6%
14番人気 0-0-2-54 0.0% 3.6%
15番人気 0-0-1-50 0.0% 2.0%
16番人気 0-0-1-38 0.0% 2.6%

データからわかること

1番人気の強さが目立っていますね。
1番人気は35勝、勝率41.2%・複勝率72.9%と、かなり優秀な成績です。

2番人気も16勝、3番人気は12勝しています。
この3つの人気を合わせると63勝で、勝ち馬の多くを占めています。

その一方で、12番人気からも勝ち馬が出ています。
上位人気が強いコースですが、人気薄がまったく勝てないわけでもありませんね。

中京ダート1800mの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 複勝率
坂井瑠星 11-7-2-15 31.4% 57.1%
西村淳也 7-2-3-18 23.3% 40.0%
松山弘平 7-3-3-36 14.3% 26.5%
川田将雅 6-6-3-13 21.4% 53.6%
鮫島克駿 5-3-1-24 15.2% 27.3%
菱田裕二 4-0-1-25 13.3% 16.7%
丸山元気 3-0-2-7 25.0% 41.7%
吉田隼人 3-1-3-17 12.5% 29.2%

データからわかること

坂井瑠星騎手の成績が目立っていますね。
坂井瑠星騎手は11勝、勝率31.4%・複勝率57.1%と、勝利数でも好走割合でも高い数字です。

西村淳也騎手と松山弘平騎手は7勝で並んでいます。
川田将雅騎手も6勝、複勝率53.6%と好成績ですね。

中京ダート1800mの調教師別成績

調教師 着別度数 勝率 複勝率
野中賢二 6-1-1-9 35.3% 47.1%
大久保龍志 5-2-3-20 16.7% 33.3%
橋口慎介 4-0-0-11 26.7% 26.7%
池添学 3-0-4-8 20.0% 46.7%
本田優 3-1-1-18 13.0% 21.7%
牧田和弥 2-2-0-3 28.6% 57.1%

データからわかること

野中賢二厩舎が6勝でトップとなっています。
野中賢二厩舎は勝率35.3%と、勝ち切る割合が高いですね。

大久保龍志厩舎も5勝しており、池添学厩舎は複勝率46.7%となっています。
牧田和弥厩舎は出走7頭ながら4頭が3着以内に入っているのも気になりますね。

中京ダート1800mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
キングカメハメハ 7-3-2-22 20.6% 35.3%
キズナ 5-8-8-51 6.9% 29.2%
ドレフォン 4-2-3-27 11.1% 25.0%
シニスターミニスター 4-2-5-35 8.7% 23.9%
Pioneerof the Nile 3-2-0-0 60.0% 100.0%
リーチザクラウン 3-1-0-4 37.5% 50.0%
ハーツクライ 3-3-3-17 11.5% 34.6%
ホッコータルマエ 3-3-3-30 7.7% 23.1%
Lemon Drop Kid 2-0-0-0 100.0% 100.0%
ルヴァンスレーヴ 2-0-1-5 25.0% 37.5%

データからわかること

キングカメハメハ産駒の成績が目立っていますね。
キングカメハメハ産駒は7勝、勝率20.6%で、勝利数はトップです。

キズナ産駒は5勝ですが、2着と3着がそれぞれ8回あり、複勝率29.2%となっています。
ドレフォン産駒やシニスターミニスター産駒も4勝ずつしています。

Pioneerof the Nile産駒は5頭すべてが3着以内に入っています。
ただ、出走数が少ないので、ほかの血統とは少し数字の見方が違いますね。

母父別成績TOP10

母父 着別度数 勝率 複勝率
キングカメハメハ 6-4-8-51 8.7% 26.1%
Vindication 3-2-0-0 60.0% 100.0%
Giant's Causeway 3-0-0-7 30.0% 30.0%
ワークフォース 3-0-0-7 30.0% 30.0%
スペシャルウィーク 3-2-2-21 10.7% 25.0%
ゴールドアリュール 3-4-2-29 7.9% 23.7%
マンハッタンカフェ 3-1-2-29 8.6% 17.1%
Smoke Glacken 2-0-0-1 66.7% 66.7%
ファスリエフ 2-0-0-2 50.0% 50.0%
Blu Air Force 2-0-0-3 40.0% 40.0%

データからわかること

母父キングカメハメハが6勝でトップとなっています。
母父キングカメハメハは複勝率26.1%で、69頭中18頭が3着以内に入っています。

Vindicationは5頭中3頭が勝利しており、残り2頭も2着です。
かなり目立つ数字ですが、出走数は5頭に限られています。

スペシャルウィークやゴールドアリュールも3勝しており、幅広い血統が結果を残していますね。

中京ダート1800mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F 前半5F 後半5F
良 1:52.6 37.3秒 37.6秒 62.5秒 62.5秒
重 1:50.5 36.8秒 37.0秒 61.4秒 61.2秒
不良 1:50.2 35.6秒 37.5秒 60.2秒 62.4秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1分52秒6で、前半3F37.3秒、後半3F37.6秒となっています。
前後半に大きな差はなく、全体を通してペースを保つ形ですね。

重馬場では平均1分50秒5まで速くなり、前半3Fも36.8秒となっています。
不良馬場は平均1分50秒2ですが、該当するレースは少ないため参考値です。

良馬場のラップ傾向

良馬場は前半3F37.3秒、後半3F37.6秒で、前後半がほぼ同じ時計になっています。
序盤から極端に速くなるというより、道中でペースを保ちながら進むレースが多いですね。

400m地点の200m区間は11.4秒と速いものの、その後は12秒台が続いています。
最後の200mは12.7秒と少し時計がかかっています。

長い直線の途中には急坂もあり、最後まで脚を使えるかが気になるラップです。

重馬場のラップ傾向

重馬場では前半3F36.8秒、後半3F37.0秒となっています。
良馬場よりも前半が速く、後半も37.0秒にまとまっていますね。

平均勝ち時計は1分50秒5で、良馬場より2秒ほど速い数字です。
馬場が湿ることで全体の時計が速くなっているのが分かります。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場は前半3F35.6秒、後半3F37.5秒となっています。
今回の集計では前半から速く流れ、後半に時計がかかる形でした。

ただ、不良馬場は該当例が少なく、平均値も個々のレース展開に左右されます。
あくまで今回の集計結果として見ています。

中京ダート1800mの200m平均ラップ

良馬場の平均ラップ

到達距離 区間ラップ
200m 12.9秒
400m 11.4秒
600m 13.1秒
800m 12.8秒
1000m 12.4秒
1200m 12.5秒
1400m 12.5秒
1600m 12.3秒
1800m 12.7秒

データからわかること

スタート後の400m地点は11.4秒と速くなっていますね。
その後、600m地点では13.1秒まで落ち着き、道中は12秒台のラップが続いています。

最後の600mでは再び少しペースが上がりますが、最後の200mは平均12.7秒となっています。
中京の長い直線と急坂で、最後に少し時計がかかっているのが分かりますね。

中京ダート1800mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
チャンピオンズカップ 1:50.5 36.3秒 36.9秒
名鉄杯 1:52.1 37.2秒 37.6秒
名古屋城ステークス 1:52.1 37.5秒 37.2秒
三河ステークス 1:52.7 37.2秒 37.8秒
雅ステークス 1:52.0 36.9秒 37.5秒
尾頭橋ステークス 1:52.7 37.4秒 37.4秒
大府特別 1:52.5 36.9秒 38.0秒
濃尾特別 1:53.6 37.6秒 37.5秒
日進特別 1:53.0 37.2秒 38.3秒
鳴海特別 1:53.1 37.5秒 37.1秒

データからわかること

チャンピオンズカップは、ほかのレースと比べても速い時計ですね。
チャンピオンズカップは平均1分50秒5で、前半3F36.3秒、後半3F36.9秒となっています。

一方、濃尾特別は前半3F37.6秒、後半3F37.5秒で、ほぼ同じ時計です。
大府特別は後半3F38.0秒、日進特別は38.3秒と、終盤に時計がかかっています。

同じ中京ダート1800mでも、レースによって前後半のバランスに違いが出ていますね。

中京ダート1800mのペース別傾向

良馬場の前半3Fを基準に、36.7秒以下をハイペース、36.7秒超~37.8秒以下をミドルペース、37.8秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれのレースで、前後半のラップがどのように変わるかを比較しています。

スローペース

前半3Fはゆったり流れ、道中で脚をためやすい展開になります。
その分、後半にペースが上がり、直線での速い脚が目立つレースもありますね。

前で運んだ馬が余力を残しやすい一方、上がりの速い差し馬にも出番があります。

ミドルペース

ミドルペースでは前半から極端に速くならず、道中も比較的安定した流れになっています。
先行馬が最後まで粘るレースもあれば、直線で差し馬が伸びてくるレースもあります。

中京の長い直線でどれだけ脚を使えるかが、気になるところですね。

ハイペース

ハイペースになると、序盤から速い流れを追いかけることになります。
1800mという距離もあるので、前で運んだ馬は最後の直線で苦しくなる場面もありますね。

長い直線と急坂があるため、後半まで脚を残せた差し馬が浮上するケースも考えられます。

中京ダート1800mのまとめ

中京ダート1800mは、長い直線と急坂が特徴のタフなコースです。
今回のデータでは先行馬が35勝、逃げ馬も17勝と、前で運べる馬がしっかり結果を残しています。

一方、上がり3F1位は36勝、複勝率68.4%と好成績です。
前で運べるだけでなく、最後まで脚を使えることも大きな武器になっていますね。

良馬場では前半3F37.3秒、後半3F37.6秒と、前後半がほぼ同じ時計になっています。
ただ、レースによってペースの違いがあり、先行馬が粘るレースもあれば差し馬が届くレースもあります。

中京のダート1800mは、最後の急坂を越えてからも脚を使えるかどうかが面白いところですね。