中京競馬場

中京芝2200mの特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


中京芝2200mのコース特徴や、枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績を紹介します。
さらに、馬場状態別の平均タイムやラップ分析、ペース別傾向もまとめました。

中京芝2200mの予想ポイント

  1. 先行馬は27勝、複勝率38.3%で脚質別トップ
  2. 2枠は9勝、複勝率34.9%と好成績
  3. 上がり3F1位は28勝、複勝率77.3%
  4. 1番人気は18勝、複勝率72.7%
  5. 良馬場の平均勝ち時計は2分12秒8、後半に速くなる傾向

中京芝2200mは、前に行ける馬の強さが目立っていますね。
先行馬は27勝を挙げ、逃げ馬も複勝率32.7%と好成績です。

その一方で、上がり3F1位の複勝率は77.3%と、かなり高い数字になっています。
長い直線で速い脚を使えるかどうかも、結果に大きく関係しているようです。

中京芝2200mコース解説

中京芝2200mは左回りで、ホームストレッチの4コーナー寄りからスタートします。
スタート後にゴール前の急坂を通過し、1~2コーナーを回って向正面へ向かうコースです。

向正面の途中までは緩やかな上り坂が続き、3コーナー手前から下り坂に変わります。
そのまま3~4コーナーを回り、412.5mの長い直線へ向かいます。

中京は最後の直線に急坂がありますが、2200mではこの坂を2回通ることになります。
距離も長いので、序盤から飛ばすより、道中でうまく脚を残せる馬が気になりますね。

ただ、今回のデータでは先行馬の勝利数が最も多くなっています。
後方から一気に差す競馬だけでなく、ある程度の位置から直線でもうひと脚を使える馬が強いコースです。

中京芝2200mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
ムーンライトハンデキャップ 3勝クラス
美濃ステークス 3勝クラス
三方ヶ原ステークス 3勝クラス
熊野特別 2勝クラス
尾張特別 2勝クラス
木曽川特別 2勝クラス
一宮特別 2勝クラス
長良川特別 2勝クラス

中京芝2200mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 7-1-8-45 11.5% 26.2%
2枠 9-8-5-41 14.3% 34.9%
3枠 4-8-7-47 6.1% 28.8%
4枠 9-6-5-50 12.9% 28.6%
5枠 8-4-7-58 10.4% 24.7%
6枠 5-10-8-61 6.0% 27.4%
7枠 6-7-7-75 6.3% 21.1%
8枠 7-11-8-77 6.8% 25.2%

データからわかること

枠順別では2枠の成績が目立っていますね。
2枠は9勝、勝率14.3%・複勝率34.9%で、どちらも8枠の中で最も高くなっています。

4枠も9勝しており、勝利数では2枠と並んでいます。
一方、7枠は複勝率21.1%と少し低めです。

内枠だけが勝っているわけではありませんが、今回の集計では2枠の安定感が際立っていますね。

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 5-8-5-37 9.1% 32.7%
先行 27-24-26-124 13.4% 38.3%
差し 19-14-14-136 10.4% 25.7%
追い込み 4-9-9-149 2.3% 12.9%
まくり 0-0-1-5 0.0% 16.7%

データからわかること

中京芝2200mは、思った以上に先行馬が強いですね。
先行馬は27勝、複勝率38.3%で、勝利数も好走割合も脚質別トップとなっています。

差し馬も19勝しているので、直線で差し切る馬も少なくありません。
ただ、追い込みは4勝、複勝率12.9%と成績が下がっています。

長い直線があるとはいえ、最後方からの追い込みは簡単ではなさそうですね。

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 28-15-8-15 42.4% 77.3%
2位 11-16-10-21 19.0% 63.8%
3位 9-9-14-31 14.3% 50.8%
4位 2-6-8-33 4.1% 32.7%
5位 3-5-5-50 4.8% 20.6%

データからわかること

これはかなりはっきりした数字が出ていますね。
上がり3F1位は28勝、複勝率77.3%と、出走した馬の約8割が3着以内に入っています。

2位も複勝率63.8%、3位は50.8%と、上がり上位の馬がよく走っています。
一方、5位になると複勝率20.6%まで下がっていますね。

先行馬が強いコースですが、最後の直線で速い脚を使えることも大きな武器になっています。

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 18-15-7-15 32.7% 72.7%
2番人気 14-15-4-22 25.5% 60.0%
3番人気 12-5-8-30 21.8% 45.5%
4番人気 2-5-7-41 3.6% 25.5%
5番人気 1-6-8-40 1.8% 27.3%
6番人気 2-3-6-44 3.6% 20.0%
7番人気 3-2-4-45 5.6% 16.7%
8番人気 1-0-5-46 1.9% 11.5%
9番人気 2-0-2-45 4.1% 8.2%
10番人気 0-3-0-36 0.0% 7.7%
11番人気 0-0-0-29 0.0% 0.0%
12番人気 0-0-2-19 0.0% 9.5%
13番人気 0-1-2-12 0.0% 20.0%
14番人気 0-0-0-11 0.0% 0.0%

データからわかること

このコースは上位人気馬がかなり強いですね。
1番人気は18勝、複勝率72.7%で、2番人気も14勝、複勝率60.0%となっています。

さらに、3番人気も12勝しており、1~3番人気だけで44勝です。
全55勝のうち44勝なので、勝ち馬の80.0%を占めています。

上位人気馬が勝ち切るケースが多いのは、なかなか特徴的な数字ですね。

馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 複勝率
419kg以下 1-0-0-5 16.7% 16.7%
420~439kg 1-2-3-33 2.6% 15.4%
440~459kg 8-10-11-74 7.8% 28.2%
460~479kg 16-10-14-106 11.0% 27.4%
480~499kg 17-12-13-121 10.4% 25.8%
500~519kg 5-18-10-82 4.3% 28.7%
520~539kg 7-2-3-25 18.9% 32.4%
540kg以上 0-1-1-7 0.0% 22.2%

データからわかること

勝利数では480~499kgが17勝で最も多く、460~479kgも16勝しています。
このあたりの馬体重の馬が多く勝っていますね。

一方、520~539kgは勝率18.9%・複勝率32.4%と、好走割合では最も高くなっています。

馬格のある馬も結果を残していますが、440kg台の馬も8勝しており、小柄な馬にもチャンスはありますね。

中京芝2200mの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 複勝率
川田将雅 5-4-3-5 29.4% 70.6%
松山弘平 4-2-3-14 17.4% 39.1%
西村淳也 4-4-0-7 26.7% 53.3%
岩田望来 3-3-2-9 17.6% 47.1%
吉田隼人 3-1-1-11 18.8% 31.3%
富田暁 2-0-0-14 12.5% 12.5%
団野大成 2-1-2-10 13.3% 33.3%
坂井瑠星 2-2-1-7 16.7% 41.7%

データからわかること

川田将雅騎手の成績がかなり目立っていますね。
川田将雅騎手は5勝、複勝率70.6%で、勝利数も好走割合も高い数字です。

松山弘平騎手と西村淳也騎手は4勝ずつしています。
その中でも西村淳也騎手は複勝率53.3%と、安定して上位に入っていますね。

中京芝2200mの調教師別成績

調教師 着別度数 勝率 複勝率
友道康夫 6-4-0-8 33.3% 55.6%
池江泰寿 4-3-4-10 19.0% 52.4%
矢作芳人 3-3-0-9 20.0% 40.0%
藤原英昭 3-4-2-4 23.1% 69.2%
堀宣行 2-3-1-9 13.3% 40.0%
寺島良 2-1-0-6 22.2% 33.3%
杉山晴紀 1-1-3-8 7.7% 38.5%
安田翔伍 1-0-2-6 11.1% 33.3%

データからわかること

勝利数では友道康夫厩舎が6勝でトップとなっています。
友道康夫厩舎は勝率33.3%・複勝率55.6%と、かなり高い数字ですね。

藤原英昭厩舎も3勝ながら複勝率69.2%と好成績です。
池江泰寿厩舎も4勝、複勝率52.4%となっています。

上位には、中長距離で実績のある厩舎が多く並んでいますね。

中京芝2200mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 8-4-7-42 13.1% 31.1%
ハーツクライ 6-6-4-28 13.6% 36.4%
ハービンジャー 4-0-4-18 15.4% 30.8%
キングカメハメハ 3-1-6-26 8.3% 27.8%
エピファネイア 3-0-4-13 15.0% 35.0%
スクリーンヒーロー 3-1-0-7 27.3% 36.4%
リアルスティール 3-0-0-2 60.0% 60.0%
ルーラーシップ 2-5-2-22 6.5% 29.0%
ステイゴールド 2-4-1-16 8.7% 30.4%
オルフェーヴル 2-3-3-12 10.0% 40.0%

データからわかること

ディープインパクト産駒が8勝でトップとなっています。
ハーツクライ産駒も6勝、複勝率36.4%と好成績ですね。

その中でも気になるのはリアルスティール産駒です。
リアルスティール産駒は5頭中3頭が勝利しており、勝率60.0%となっています。

まだ出走数は少ないものの、なかなか面白い数字です。

母父別成績TOP10

母父 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 7-4-4-22 18.9% 40.5%
シンボリクリスエス 5-3-1-9 27.8% 50.0%
キングカメハメハ 4-2-3-20 13.8% 31.0%
クロフネ 3-2-1-13 15.8% 31.6%
ハーツクライ 3-0-2-4 33.3% 55.6%
サンデーサイレンス 2-3-4-26 5.7% 25.7%
Galileo 2-0-0-3 40.0% 40.0%
ゼンノロブロイ 2-0-0-3 40.0% 40.0%
ダンスインザダーク 1-0-1-15 5.9% 11.8%
フレンチデピュティ 1-1-0-8 10.0% 20.0%

データからわかること

母父ディープインパクトが7勝でトップとなっています。
複勝率も40.5%と、なかなか安定していますね。

一方、母父シンボリクリスエスは5勝、複勝率50.0%と好成績です。
ハーツクライも9頭中5頭が3着以内に入っており、複勝率55.6%となっています。

中長距離でおなじみの血統が、母父でも結果を残しているのが分かりますね。

中京芝2200mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F 前半5F 後半5F
良 2:12.8 35.7秒 35.3秒 61.1秒 59.4秒
重 2:15.2 36.3秒 35.9秒 62.6秒 60.0秒
不良 2:19.8 36.9秒 39.6秒 63.3秒 64.2秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は2分12秒8で、前半5F61.1秒、後半5F59.4秒となっています。
前半より後半の方が速く、道中で脚をためて後半にペースが上がる形ですね。

重馬場になると平均勝ち時計は2分15秒2まで遅くなります。
不良馬場は2分19秒8とさらに時計がかかっています。

不良馬場は該当例が少ないため、参考値として見ています。

良馬場のラップ傾向

良馬場は前半3F35.7秒、後半3F35.3秒となっています。
前半から極端に緩むわけではありませんが、後半の方が少し速い流れですね。

特に残り600m付近から11秒台のラップが続き、最後の200mは12.0秒となっています。
長い直線と急坂を考えると、最後までスピードを持続できるかが気になります。

重馬場のラップ傾向

重馬場では前半3F36.3秒、後半3F35.9秒となっています。
良馬場より全体的に時計がかかっていますが、後半に速くなる傾向は残っていますね。

距離が2200mあるだけに、道中で脚を使いすぎず、最後の直線まで余力を残せる馬が気になります。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場の平均勝ち時計は2分19秒8で、後半3Fは39.6秒となっています。
良馬場と比べると、最後の脚に大きな違いが出ていますね。

ただ、不良馬場は該当例が限られます。
今回の結果は参考程度にしています。

中京芝2200mの200m平均ラップ

良馬場の平均ラップ

到達距離 区間ラップ
200m 12.7秒
400m 11.4秒
600m 11.6秒
800m 12.8秒
1000m 12.6秒
1200m 12.3秒
1400m 12.1秒
1600m 12.0秒
1800m 11.7秒
2000m 11.6秒
2200m 12.0秒

データからわかること

スタート後の400m地点は11.4秒と速いものの、800~1200m地点では12秒台に落ち着いています。
序盤に少し速くなったあと、道中で息が入る形ですね。

そこから徐々にペースが上がり、1800~2000mの200m区間は11.6秒となっています。
最後の200mは12.0秒で、急坂の影響も感じられるラップです。

中京芝2200mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
尾張特別 2:13.9 35.9秒 35.6秒
一宮特別 2:13.2 36.2秒 35.7秒
木曽川特別 2:12.2 35.9秒 35.1秒
長良川特別 2:11.9 34.5秒 35.7秒
美濃ステークス 2:13.4 36.4秒 35.1秒
ムーンライトハンデキャップ 2:13.0 35.3秒 34.8秒
三方ヶ原ステークス 2:10.8 34.8秒 35.2秒

データからわかること

木曽川特別は前半3F35.9秒、後半3F35.1秒と、後半の方が速い流れになっています。
美濃ステークスも前半3F36.4秒、後半3F35.1秒で、似たような傾向ですね。

一方、長良川特別は前半3F34.5秒、後半3F35.7秒と、前半の方が速くなっています。

同じ芝2200mでも、レースによって前後半のラップが違っているのが面白いですね。

中京芝2200mのペース別傾向

良馬場の前半3Fを基準に、35.2秒以下をハイペース、35.2秒超~36.1秒以下をミドルペース、36.1秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれの前後半ラップを比較していきます。

スローペース

前半3F平均:36.7秒
後半3F平均:34.7秒

スローペースでは、前半3F36.7秒に対して後半3F34.7秒となっています。
前半と後半で2.0秒の差があり、最後に速い脚を使う流れですね。

前の馬も余力を残しやすいですが、直線で速い上がりを使える馬にもチャンスがありそうです。

ミドルペース

前半3F平均:35.7秒
後半3F平均:35.6秒

ミドルペースでは前半3F35.7秒、後半3F35.6秒と、ほぼ同じ時計になっています。
前半からある程度流れながらも、最後までペースを維持する形ですね。

先行馬なら最後まで粘れるか、差し馬なら直線でどれだけ伸びるかが気になる流れです。

ハイペース

前半3F平均:34.6秒
後半3F平均:35.6秒

ハイペースでは前半3F34.6秒、後半3F35.6秒と、前半の方が1.0秒速くなっています。
2200mとしては序盤から速い流れになっていますね。

前半に脚を使う分、最後の直線では粘り切れるかが気になります。
こうした流れなら、差し馬が浮上する場面も考えられますね。

中京芝2200mのまとめ

中京芝2200mは、長い直線と急坂が特徴のコースです。
今回のデータでは先行馬が27勝、複勝率38.3%と、前で運べる馬の強さが目立ちました。

一方、上がり3F1位は28勝、複勝率77.3%と好成績です。
先行力だけでなく、最後の直線で速い脚を使えることも大きな武器になっていますね。

良馬場では道中でいったんペースが落ち着き、後半に速くなる流れが多くなっています。
ただ、前半から速くなるレースもあり、展開によって前残りにも差し決着にもなるコースです。

2200mという距離もあるので、道中でうまく脚を残しながら、最後までしっかり走れる馬が気になりますね。