中京競馬場

中京芝1600mの特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


中京芝1600mのコース特徴と、枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績を紹介します。
さらに、馬場状態別のタイムやラップ傾向も分析しました。
過去のデータから見えてくる特徴を、一緒に見ていきます。

中京芝1600mの予想ポイント

  • 先行馬が30勝で最多、逃げ馬も14勝している
  • 1枠は15勝で、勝率16.7%とほかの枠を上回る
  • 上がり3F1位は24勝、複勝率57.4%
  • 1番人気は27勝、勝率37.5%・複勝率63.9%
  • ロードカナロア産駒は12勝、複勝率37.1%

中京は長い直線が特徴ですが、今回のデータでは先行馬が最も多く勝っています。
逃げ馬も14勝しているので、前に行ける馬が思った以上に頑張っていますね。

一方、上がり3F1位の複勝率は57.4%。
直線で速い脚を使える馬の成績もよく、先行力と末脚の両方が気になるコースです。

中京芝1600mコース解説

中京芝1600mは左回りで、1~2コーナーの間にある引き込み線からスタートします。
スタートして約200mで本線に合流し、2コーナーを回って向正面へ向かうコースです。

向正面の途中までは緩やかな上り坂ですが、3コーナー手前から下り坂に変わります。
そのまま3~4コーナーを下り、412.5mの長い直線へ向かいます。

やっぱり中京で気になるのは、直線にある急坂ですね。
高低差約2mの坂を上ったあともゴールまで距離が残っているので、最後まで脚を使い続ける力が必要になります。

それに、スタートから最初のカーブまでが短いのも特徴です。
枠順や出脚によって序盤の位置取りが変わりやすく、同じマイル戦でも展開によって違った決着になるのが面白いところですね。

中京芝1600mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
中京記念 GⅢ
京都金杯 GⅢ(中京開催時)
ポートアイランドステークス リステッド
納屋橋ステークス 3勝クラス
豊橋ステークス 3勝クラス
桑名ステークス 3勝クラス
有松特別 2勝クラス
長久手特別 2勝クラス(過去開催)

中京芝1600mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 15-2-7-66 16.7% 26.7%
2枠 8-9-10-64 8.8% 29.7%
3枠 8-13-5-72 8.2% 26.5%
4枠 8-12-11-78 7.3% 28.4%
5枠 9-6-13-89 7.7% 23.9%
6枠 8-12-7-99 6.3% 21.4%
7枠 10-6-10-108 7.5% 19.4%
8枠 6-12-9-110 4.4% 19.7%

データからわかること

これは少し意外でしたが、1枠は15勝、勝率16.7%と、ほかの枠を大きく上回っています。
2着は2回と少ないものの、勝ち切る馬が多いのは面白いですね。

複勝率では2枠が29.7%、4枠も28.4%と好成績です。
一方、7枠と8枠はどちらも20%を下回っており、今回の集計では内寄りの枠が優勢となっています。

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 14-10-4-51 17.7% 35.4%
先行 30-31-30-161 11.9% 36.1%
差し 20-23-23-235 6.6% 21.9%
追い込み 8-8-15-230 3.1% 11.9%
まくり 0-0-0-4 0.0% 0.0%

データからわかること

中京は直線が長いので差し馬のイメージもありますが、先行馬は30勝、複勝率36.1%とかなり優秀です。
逃げ馬も14勝しており、勝率17.7%は脚質別で最も高くなっています。

差し馬も20勝しているものの、追い込みは8勝、複勝率11.9%。
後ろから届く馬もいますが、前で運べる馬の安定感が目立ちますね。

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 24-13-17-40 25.5% 57.4%
2位 12-16-9-36 16.4% 50.7%
3位 10-11-9-43 13.7% 41.1%
4位 3-5-6-63 3.9% 18.2%
5位 4-3-8-57 5.6% 20.8%
6位以下 19-24-29-515 3.2% 12.3%

データからわかること

前に行ける馬が強い一方で、やっぱり最後の脚も大切ですね。
上がり3F1位は24勝、複勝率57.4%と、かなり高い数字を残しています。

2位も複勝率50.7%、3位は41.1%です。
上がり上位の馬がこれだけ結果を残していると、長い直線で脚を使える強みもよく分かりますね。

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 27-12-7-26 37.5% 63.9%
2番人気 11-16-14-31 15.3% 56.9%
3番人気 8-9-6-49 11.1% 31.9%
4番人気 5-12-11-44 6.9% 38.9%
5番人気 8-9-7-48 11.1% 33.3%
6番人気 2-4-9-57 2.8% 20.8%
7番人気 3-5-6-58 4.2% 19.4%
8番人気 2-2-5-62 2.8% 12.7%
9番人気 1-1-1-62 1.5% 4.6%
10番人気 1-0-1-60 1.6% 3.2%
11番人気 1-1-4-47 1.9% 11.3%
12番人気 3-1-0-41 6.7% 8.9%
13番人気 0-0-0-37 0.0% 0.0%
14番人気 0-0-1-24 0.0% 4.0%
15番人気 0-0-0-19 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-0-17 0.0% 0.0%

データからわかること

1番人気は27勝、勝率37.5%・複勝率63.9%と、かなり安定しています。
2番人気も複勝率56.9%なので、上位人気馬がしっかり結果を残しているコースですね。

その一方で、12番人気からも3頭の勝ち馬が出ています。
人気薄の勝利もあり、波乱の決着がまったくないわけではありません。

中京芝1600mの騎手別成績

騎手 着別度数 勝率 複勝率
松山弘平 9-7-2-27 20.0% 40.0%
川田将雅 6-8-5-12 19.4% 61.3%
岩田望来 5-4-1-20 16.7% 33.3%
M.デムーロ 3-5-3-10 14.3% 52.4%
C.ルメール 3-0-1-5 33.3% 44.4%
幸英明 2-3-2-30 5.4% 18.9%
藤岡佑介 2-3-2-10 11.8% 41.2%
北村友一 2-2-1-11 12.5% 31.3%
坂井瑠星 2-2-0-21 8.0% 16.0%

データからわかること

松山弘平騎手が9勝で、勝利数ではトップとなっています。
川田将雅騎手も6勝していますが、こちらは複勝率61.3%と抜群の安定感ですね。

岩田望来騎手も5勝しており、中京でおなじみの騎手たちが上位に並んでいます。

中京芝1600mの調教師別成績

調教師 着別度数 勝率 複勝率
池江泰寿 4-1-1-20 15.4% 23.1%
藤原英昭 4-1-4-13 18.2% 40.9%
友道康夫 3-3-3-16 12.0% 36.0%
堀宣行 3-1-1-6 27.3% 45.5%
長谷川浩大 3-1-2-7 23.1% 46.2%
矢作芳人 3-0-2-17 13.6% 22.7%
大竹正博 2-3-0-4 22.2% 55.6%
中内田充正 2-2-0-16 10.0% 20.0%
杉山佳明 2-2-2-2 25.0% 75.0%
杉山晴紀 2-1-2-7 16.7% 41.7%

データからわかること

池江泰寿厩舎と藤原英昭厩舎が4勝で並んでいます。
その中でも藤原英昭厩舎は複勝率40.9%と、好走割合が高いですね。

杉山佳明厩舎は8頭中6頭が3着以内に入っています。
複勝率75.0%という数字も目立ちますが、ほかの厩舎より出走数は少なくなっています。

中京芝1600mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ロードカナロア 12-6-5-39 19.4% 37.1%
ディープインパクト 5-8-15-59 5.7% 32.2%
キズナ 5-1-1-16 21.7% 30.4%
ハーツクライ 4-4-1-40 8.2% 18.4%
モーリス 3-7-4-18 9.4% 43.8%
エピファネイア 3-6-0-26 8.6% 25.7%
ダイワメジャー 3-3-1-23 10.0% 23.3%
ステイゴールド 3-1-0-12 18.8% 25.0%
キングカメハメハ 2-4-2-15 8.7% 34.8%
ミッキーアイル 2-1-0-4 28.6% 42.9%

データからわかること

これはロードカナロア産駒の強さが目立ちますね。
ロードカナロア産駒は12勝、勝率19.4%で、勝利数ではほかの種牡馬を大きく上回っています。

モーリス産駒は3勝ですが、複勝率43.8%と安定した成績です。
キズナ産駒も勝率21.7%と高く、こちらも面白い数字が出ています。

母父別成績TOP10

母父 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 10-6-6-42 15.6% 34.4%
キングカメハメハ 5-1-3-35 11.4% 20.5%
シンボリクリスエス 4-0-3-10 23.5% 41.2%
スペシャルウィーク 3-2-3-22 10.0% 26.7%
ブライアンズタイム 3-1-1-21 11.5% 19.2%
サンデーサイレンス 2-2-3-19 7.7% 26.9%
Monsun 2-1-1-4 25.0% 50.0%
Storm Cat 2-1-1-10 14.3% 28.6%
マンハッタンカフェ 2-1-2-10 13.3% 33.3%
Giant's Causeway 2-0-1-10 15.4% 23.1%

データからわかること

母父ディープインパクトは10勝で、母父別でも存在感がありますね。
キングカメハメハが5勝、シンボリクリスエスが4勝で続いています。

シンボリクリスエスは勝率23.5%・複勝率41.2%と、どちらも高い数字です。
Monsunも複勝率50.0%ですが、こちらは出走8頭と少なめです。

中京芝1600mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 1:33.5 35.5秒 34.6秒
重 1:35.7 35.9秒 35.5秒
不良 1:38.6 36.5秒 36.7秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1分33秒5で、前半3F35.5秒、後半3F34.6秒となっています。
前半より後半の方が速く、直線で加速するレースが多いことが分かりますね。

重馬場になると平均勝ち時計は1分35秒7まで遅くなります。
不良馬場では1分38秒6とさらに時計がかかっていますが、該当するレースが少ないため、参考値として見ています。

良馬場のラップ傾向

良馬場は前半3F35.5秒、後半3F34.6秒で、後半の方が速い流れになっています。
道中で少し落ち着き、直線に向かって加速するレースが多いですね。

特に1200~1400mの200m区間は平均11.3秒と速くなっています。
その後、最後の200mは11.8秒と少し時計がかかりますが、急坂を越えてからも脚を使う流れです。

重馬場のラップ傾向

重馬場では前半3F35.9秒、後半3F35.5秒となっています。
良馬場ほど速い上がりにはなりませんが、後半の方が少し速いラップです。

直線では急坂も待っているので、道悪でも加速できるかが気になりますね。
特に最後の200mは、良馬場と比べて時計がかかる傾向が見られます。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場の前半3Fは36.5秒、後半3Fは36.7秒で、前後半に大きな差はありません。
ただ、良馬場と比べると全体的に時計がかかっており、速い上がりを使うのも難しくなっています。

今回は該当レースが限られるため、馬場による違いを見るための参考データです。

中京芝1600mの200m平均ラップ

良馬場の平均ラップ

到達距離 区間ラップ
200m 12.6秒
400m 11.3秒
600m 11.6秒
800m 11.7秒
1000m 11.7秒
1200m 11.5秒
1400m 11.3秒
1600m 11.8秒

データからわかること

400m地点で11.3秒まで速くなりますが、その後は11秒台後半が続いています。
そして、1400m地点の200m区間は11.3秒と、直線で再び加速していますね。

最後の200mは11.8秒と少し落ちていますが、直線で速い脚を使う流れがはっきり出ています。

中京芝1600mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
中京記念 1:32.8 34.4秒 35.2秒
京都金杯 1:33.1 34.7秒 35.1秒
ポートアイランドS 1:32.9 34.9秒 34.6秒
納屋橋ステークス 1:33.6 35.8秒 34.0秒
豊橋ステークス 1:34.0 35.8秒 34.5秒
有松特別 1:33.2 35.6秒 34.5秒

データからわかること

中京記念は前半3F34.4秒、後半3F35.2秒と、前半から速い流れになっています。
一方、納屋橋ステークスは前半3F35.8秒、後半3F34.0秒で、後半の方がかなり速いですね。

同じ中京のマイル戦でも、レースの格やメンバーによってラップの形が大きく変わっています。

中京芝1600mのまとめ

中京芝1600mは、長い直線と急坂が特徴のマイルコースです。
今回のデータでは先行馬が30勝、逃げ馬が14勝しており、前に行ける馬の成績が目立ちました。

その一方で、上がり3F1位は24勝、複勝率57.4%と好成績です。
前で運べる馬にも差し馬にもチャンスがあり、レースのペースによって違った決着になるのが面白いところですね。