タイムやラップ分析

みやこステークス2026タイムやラップ分析|過去10回の展開傾向と有利な脚質


11月8日のみやこステークスは、京都ダート1800mで行われます。

過去のレースを振り返ると、年によってペースや最後のラップに違いがあります。
勝ち馬の位置取りや人気薄が好走した年も気になるので、時計とラップを合わせて見てみました。

今年の予想を考える際に、ぜひ参考にしてください。

1. みやこステークスの過去10回のタイム分析

過去10回の平均勝ち時計は1:49.4です。
最も速かったのは2025年の1:47.5、最も遅かったのは2023年の1:50.9でした。
同じ京都ダート1800mでも、これだけ時計が違うのは気になるところです。

年 馬場 勝ち時計 勝ち馬
2012 良 1:49.6 ローマンレジェンド
2013 良 1:49.2 ブライトライン
2014 良 1:50.2 インカンテーション
2015 不良 1:47.8 ロワジャルダン
2016 良 1:50.1 アポロケンタッキー
2017 良 1:50.1 テイエムジンソク
2019 良 1:49.1 ヴェンジェンス
2023 良 1:50.9 セラフィックコール
2024 重 1:49.7 サンライズジパング
2025 不良 1:47.5 ダブルハートボンド

良馬場の平均は1:49.9、不良馬場は1:47.7でした。
不良馬場の2回は、どちらも速い時計で決着しています。

2019年は前半3F34.9秒の速い流れから1:49.1で決着。
2023年は前半36.3秒と落ち着き、勝ち時計も1:50.9でした。
前半の入り方でレースの雰囲気がガラッと変わっています。

2. 過去10回の前半・後半タイムとペース比較

前半3Fの平均は35.7秒、後半3Fは37.1秒でした。
後半の方が時計がかかっていて、最後まで踏ん張れるかが大きなポイントになりそうです。

年 前半3F 後半3F ペース 勝ち馬の4角
2012 35.6秒 37.5秒 ミドル 5番手
2013 35.3秒 36.8秒 ハイ 1番手
2014 36.2秒 36.7秒 スロー 8番手
2015 35.5秒 36.7秒 ミドル 8番手
2016 36.2秒 36.8秒 スロー 4番手
2017 35.5秒 37.4秒 ミドル 1番手
2019 34.9秒 37.6秒 ハイ 3番手
2023 36.3秒 37.4秒 スロー 11番手
2024 36.0秒 37.5秒 ミドル 3番手
2025 35.1秒 36.2秒 ハイ 1番手

前半3Fが35.4秒以下ならハイ、35.5~36.0秒ならミドル、36.1秒以上ならスローとしました。
過去10回を比べやすくするための区分です。

2019年は前半34.9秒、後半37.6秒と、終盤はかなり苦しくなる流れでした。
2025年は前半35.1秒、後半36.2秒で、最後までしっかりした時計が出ています。
前半が速くても、後半の流れはずいぶん違いますね。

3. みやこステークスの年度別ラップタイム

過去10回の200mラップを年度別に並べました。
表の「200m」「400m」などは到達地点で、数字はその直前200mにかかったタイムです。

年・馬場 勝ち時計 200・400・600m 800・1000・1200m 1400・1600・1800m 前半/後半3F
2012年
(良)
1:49.6 12.2 ・ 11.0 ・ 12.4 12.2 ・ 12.1 ・ 12.2 12.5 ・ 12.5 ・ 12.5 35.6秒
/
37.5秒
2013年
(良)
1:49.2 12.1 ・ 11.1 ・ 12.1 12.0 ・ 12.4 ・ 12.7 12.2 ・ 12.3 ・ 12.3 35.3秒
/
36.8秒
2014年
(良)
1:50.2 11.9 ・ 11.1 ・ 13.2 12.7 ・ 12.4 ・ 12.2 11.9 ・ 12.2 ・ 12.6 36.2秒
/
36.7秒
2015年
(不良)
1:47.8 12.0 ・ 11.3 ・ 12.2 12.1 ・ 11.9 ・ 11.6 11.9 ・ 12.4 ・ 12.4 35.5秒
/
36.7秒
2016年
(良)
1:50.1 12.4 ・ 11.2 ・ 12.6 12.5 ・ 12.3 ・ 12.3 12.0 ・ 12.3 ・ 12.5 36.2秒
/
36.8秒
2017年
(良)
1:50.1 12.0 ・ 11.2 ・ 12.3 12.3 ・ 12.3 ・ 12.6 12.1 ・ 12.4 ・ 12.9 35.5秒
/
37.4秒
2019年
(良)
1:49.1 12.1 ・ 11.2 ・ 11.6 11.7 ・ 12.4 ・ 12.5 12.4 ・ 12.2 ・ 13.0 34.9秒
/
37.6秒
2023年
(良)
1:50.9 12.1 ・ 11.3 ・ 12.9 12.5 ・ 12.4 ・ 12.3 12.1 ・ 12.6 ・ 12.7 36.3秒
/
37.4秒
2024年
(重)
1:49.7 12.2 ・ 11.3 ・ 12.5 12.0 ・ 12.3 ・ 11.9 12.2 ・ 12.4 ・ 12.9 36.0秒
/
37.5秒
2025年
(不良)
1:47.5 12.1 ・ 11.0 ・ 12.0 11.9 ・ 12.3 ・ 12.0 12.0 ・ 12.0 ・ 12.2 35.1秒
/
36.2秒

2019年は400~600mが11.6秒、600~800mも11.7秒と、序盤から速い流れが続きました。
勝ったヴェンジェンスは3角11番手から4角3番手へ。早めに動いて勝ち切ったのが印象的です。

2014年は600m地点が13.2秒まで緩み、1400m地点では11.9秒に加速しています。
2019年とは違い、途中で息を入れてから動く流れでした。

4. 過去10回の200m平均ラップを分析

4.1. 馬場状態別の平均タイム

馬場 開催数 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 7 1:49.9 35.7秒 37.2秒
重 1 1:49.7 36.0秒 37.5秒
不良 2 1:47.7 35.3秒 36.5秒
全体 10 1:49.4 35.7秒 37.1秒

不良馬場の2回はどちらも1分47秒台の決着でした。
良馬場の平均1:49.9と比べると、時計の違いがはっきり出ています。

4.2. 馬場状態別・全体の200m平均ラップ

距離 良馬場 道悪(重・不良) 全体平均
200m 12.1 12.1 12.1
400m 11.2 11.2 11.2
600m 12.4 12.2 12.4
800m 12.3 12.0 12.2
1000m 12.3 12.2 12.3
1200m 12.4 11.8 12.2
1400m 12.2 12.0 12.1
1600m 12.4 12.3 12.3
1800m 12.6 12.5 12.6

道悪の平均には重馬場1回と不良馬場2回を含めています。
特に1200m地点では、良馬場の12.4秒に対して道悪が11.8秒と、ラップに差が出ました。

4.3. 良馬場のラップの特徴

良馬場では400m地点の平均11.2秒が最も速く、その後は12秒台を刻む流れです。
最後の200mは平均12.6秒まで落ちるので、ここで踏ん張れるかが気になります。

2017年はテイエムジンソクが4角先頭から押し切りました。
2019年のヴェンジェンスは3角11番手から4角3番手まで一気に進出。
同じ勝利でも、競馬の形はまったく違いますね。

4.4. 道悪のラップの特徴

道悪3回の平均勝ち時計は1:48.3でした。
2024年の重馬場は1:49.7、2025年の不良馬場は1:47.5と、年によって時計に差があります。

2025年は前半1000m59.3秒で、ダブルハートボンドが4角先頭からそのまま押し切りました。
2015年の不良馬場ではロワジャルダンが4角8番手から差し切り、こちらは差しが決まっています。

4.5. 全体平均から見える勝負どころ

平均ラップで一番速いのは400m地点の11.2秒です。
最後の200mは12.6秒まで落ちるので、直線でどれだけ粘れるかが勝負になりそうです。

差し馬なら、2019年のヴェンジェンスのようにコーナーで前へ進出できる脚が魅力です。
2023年はセラフィックコールが4角11番手から差し切っていて、後方勢にも出番がありました。

5. 勝ち馬の4コーナー位置と穴馬の特徴

過去10回の勝ち馬は、4角4番手以内が6頭、8番手以内が9頭でした。
後ろから勝った代表例は2023年のセラフィックコールで、4角11番手から差し切っています。

年 勝ち馬 4角位置 前半3F
2012 ローマンレジェンド 5番手 35.6秒
2013 ブライトライン 1番手 35.3秒
2014 インカンテーション 8番手 36.2秒
2015 ロワジャルダン 8番手 35.5秒
2016 アポロケンタッキー 4番手 36.2秒
2017 テイエムジンソク 1番手 35.5秒
2019 ヴェンジェンス 3番手 34.9秒
2023 セラフィックコール 11番手 36.3秒
2024 サンライズジパング 3番手 36.0秒
2025 ダブルハートボンド 1番手 35.1秒

3着以内の30頭では、4角4番手以内が18頭(60.0%)、8番手以内が25頭(83.3%)でした。
4角で前の方にいる馬の好走が多いですね。

5.1. 6番人気以下の好走馬の4角位置

年 馬名 人気 着順 4角 ペース
2013 インカンテーション 7番人気 2着 3番手 ハイ
2014 ランウェイワルツ 9番人気 2着 8番手 スロー
2015 ロワジャルダン 7番人気 1着 8番手 ミドル
2015 カゼノコ 6番人気 2着 10番手 ミドル
2016 ロワジャルダン 7番人気 3着 8番手 スロー
2017 ルールソヴァール 9番人気 2着 2番手 ミドル
2019 ヴェンジェンス 7番人気 1着 3番手 ハイ
2019 キングズガード 10番人気 2着 11番手 ハイ
2019 ウェスタールンド 6番人気 3着 3番手 ハイ
2023 メイクアリープ 6番人気 2着 2番手 スロー
2024 アウトレンジ 11番人気 2着 1番手 ミドル
2024 ロードアヴニール 9番人気 3着 6番手 ミドル
2025 サイモンザナドゥ 7番人気 2着 4番手 ハイ

6番人気以下で3着以内に入った馬は13頭でした。
2019年は7番人気のヴェンジェンスが勝利し、10番人気のキングズガードも2着に好走しています。

2024年は11番人気のアウトレンジが4角先頭から2着に粘り、9番人気のロードアヴニールも6番手から3着に入りました。
穴馬を探すときも、先行力は見逃せません。

6. みやこステークス2026の予想に生かすラップ適性

過去のラップを見ると、最初の600mでしっかり流れ、最後の200mは時計がかかりやすいレースです。
前半のスピードだけでなく、直線まで脚が残っている馬を狙いたいですね。

先行馬なら、速い流れでも簡単に止まらないタイプが気になります。
差し馬なら、2019年のヴェンジェンスのように3~4コーナーで動ける馬をチェックしたいです。

2023年にはセラフィックコールが4角11番手から差し切っています。
先行馬がそろって流れが厳しくなりそうなら、後方から長く脚を使える馬も面白そうです。

7. ペース別に見るみやこステークスの好走傾向

前半3Fを基準に、35.4秒以下をハイ、35.5~36.0秒をミドル、36.1秒以上をスローとしました。
それぞれの好走馬が4角でどこにいたのかも見ていきます。

スローペースの傾向

スローペース前半3F平均:36.2秒
後半3F平均:37.0秒
4コーナー4番手以内:4頭/9頭(44.4%)
4コーナー8番手以内:8頭/9頭(88.9%)

該当は2014・2016・2023年の3回です。
2023年はセラフィックコールが4角11番手から差し切り、メイクアリープは2番手から2着。
ゆったりした入りでも、前後の両方から好走馬が出ています。

ミドルペースの傾向

ミドルペース前半3F平均:35.7秒
後半3F平均:37.3秒
4コーナー4番手以内:7頭/12頭(58.3%)
4コーナー8番手以内:10頭/12頭(83.3%)

該当は2012・2015・2017・2024年の4回です。
2017年はテイエムジンソクが逃げ切り、2015年はロワジャルダンが8番手から差し切りました。
前で粘る馬も、差してくる馬も気になる流れです。

ハイペースの傾向

ハイペース前半3F平均:35.1秒
後半3F平均:36.9秒
4コーナー4番手以内:7頭/9頭(77.8%)
4コーナー8番手以内:7頭/9頭(77.8%)

該当は2013・2019・2025年の3回です。
2019年はヴェンジェンスが早めに動いて勝ち、2025年はダブルハートボンドが逃げ切り。
速い流れでも前の馬が踏ん張っていますね。

8. みやこステークス2026のタイム・ラップ分析まとめ

過去10回は前半3F平均35.7秒、後半3F平均37.1秒と、前半の方が速い流れでした。
最後の200mは時計がかかりやすく、勝ち馬10頭のうち9頭が4角8番手以内。
道中からいい位置を取れる馬に注目したくなります。

今年も、序盤の流れに乗りながら直線まで脚を残せる馬が気になります。
逃げ・先行馬が多くなりそうなら、早めに動ける差し馬にも目を向けたいですね。