京都競馬場

京都芝1400m内回りの特徴や傾向|有利な脚質・枠順と予想ポイントを解説


京都競馬場で開催される京都芝1400m内回りの特徴や傾向、有利な脚質・枠順、予想ポイントを中心に解説します。
京都芝1400m内回りのコース解説や過去データ、ラップ傾向も確認しながら、どんな馬を狙うのがベストなのか?予想に役立つポイントを分かりやすくまとめました。

京都芝1400m(内)の予想ポイント

  • 先行馬を重視|複勝率35.6%
  • 4角前目が安定|1番手36.7%・5番手以内33.8%
  • 上がり1位が強い|複勝率64.0%
  • 3枠が好成績|複勝率28.3%
  • 追い込みは苦戦|複勝率3.1%

脚質別では先行馬の複勝率が35.6%と最も高く、逃げ33.3%、差し18.2%と続きます。
追い込みは3.1%にとどまっており、後方一辺倒の馬には厳しい数字。
過去の走りから好位を確保できそうな馬を評価したいコースです。

一方、上がり3F1位の複勝率は64.0%、2位も37.7%あります。
ただし、上がり順位はレース後に確定するため、予想時にそのまま使える指標ではありません。
過去のレースで好位から速い上がりを使えているか、という点を合わせて確認したいです。

京都芝1400m(内)の主な開催レース

レース名 格付け 出走条件
新馬戦 新馬 2歳
未勝利戦 未勝利 2歳・3歳

今回の集計対象は新馬戦と未勝利戦で、計961頭(新馬299頭、未勝利662頭)です。
このコースは主に若い馬の下級条件で使用されますが、過去を含めて新馬・未勝利だけに限定されるわけではありませんのでご注意を。
この記事の数値は、あくまで今回の2条件を対象としたものです。

新馬戦ではスタートや折り合い、コーナーでの反応に個体差が出やすくなります。
今回の良馬場の平均ラップでは、未勝利戦の方が新馬戦より前半3Fが0.9秒速くなっています。
同じ内回り1400mでも、レース条件を分けて考える必要があります。

京都芝1400m(内)の特徴とコース形状

京都芝1400m(内)のスタート地点とコース形状

京都芝1400mには内回りと外回りがあり、この記事では内回りを扱います。
スタート地点は向正面の2コーナー奥にあるポケットです。3コーナーまでにポジションを整えられる一方、3~4コーナーで外を回りすぎると距離のロスが生じます。
コーナーをスムーズに回り、直線へ向けて加速できるかがポイントです。

高低差と坂の特徴

京都芝の内回りは高低差3.1mで、向正面から3コーナーにかけて上り、4コーナーへ向けて下っていきます。
坂があるのは主に3コーナー付近で、それ以外はほぼ平坦です。
下りで自然にスピードが乗るため、ここで置かれずに直線へ入れるかがポイントになります。

コーナーと直線がレースに与える影響

Aコース使用時の直線は328.4mで、外回りの403.7mよりかなり短くなっています。
直線だけで前との差を詰める時間は限られるため、3~4コーナーである程度の位置まで押し上げておくことが大切です。
今回の4コーナー別成績を見ても、前の位置にいる馬ほど安定しており、コース形状と数字が一致しています。

京都芝1400m(内)のタイムとレース展開の傾向

馬場状態別の平均

← 表は左右にスクロールできます →

馬場 件数 平均時計 前半3F 後半3F 前半4F 後半4F
良馬場 48 1:21.8 34.8 35.2 46.6 47.0
重馬場 4 1:22.9 34.9 36.2 46.7 48.1
不良馬場 1 1:23.6 34.8 36.5 47.1 48.8

良馬場48レースの平均走破時計は1分21秒8、重馬場4レースは1分22秒9、不良馬場1レースは1分23秒6です。
この表に稍重の集計は含まれていません。枠順別成績の勝利数合計は60である一方、表示した馬場別の対象は53レースのため、差の7レースについて元データとの照合が必要です。
重・不良はレース数が少ないため、良馬場を中心に傾向を確認します。

良馬場のレース展開

良馬場48レースでは、前半3Fの平均が34.8秒、後半3Fが35.2秒でした。
前半4F46.6秒、後半4F47.0秒と大きな差はありませんが、新馬戦と未勝利戦では前半の流れが異なります。
平均値だけで判断せず、レース条件も確認したいところです。

重馬場のレース展開

重馬場4レースの平均走破時計は1分22秒9。前半3F34.9秒に対して後半3Fは36.2秒となっています。
良馬場より後半の時計がかかっていますが、対象は4レースしかありません。
馬場状態だけで決めつけず、それぞれの馬の道悪実績と合わせて見たいです。

不良馬場のレース展開

不良馬場は今回1レースのみで、走破時計は1分23秒6でした。前半3F34.8秒に対し、後半3Fは36.5秒です。
1レースの結果をコース全体の傾向とすることはできません。
不良馬場では個々の道悪実績を優先し、この数値は参考として扱います。

レース別の平均ラップ一覧(良馬場)

条件 レース数 平均時計 前半3F/後半3F
新馬戦 16 1:22.4 35.4秒/35.1秒
未勝利戦 32 1:21.5 34.5秒/35.3秒
区間 新馬戦 未勝利戦
0~200m 12.5秒 12.2秒
200~400m 11.1秒 10.8秒
400~600m 11.8秒 11.5秒
600~800m 11.9秒 11.7秒
800~1000m 11.8秒 11.7秒
1000~1200m 11.6秒 11.7秒
1200~1400m 11.7秒 11.9秒

良馬場の新馬戦16レースでは、前半3F35.4秒、後半3F35.1秒と後半がわずかに速い平均でした。
一方、未勝利戦32レースでは前半3F34.5秒、後半3F35.3秒で、前半の方が速くなっています。
新馬戦では折り合いと終いの脚、未勝利戦では速めの前半に対応できるかを確認したいです。

京都芝1400m(内)で有利な脚質

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 4-10-6-40 6.7% 33.3%
先行 28-28-22-141 12.8% 35.6%
差し 27-18-30-337 6.6% 18.2%
追い込み 1-4-3-253 0.4% 3.1%

先行馬は複勝率35.6%、逃げ馬も33.3%と、前で運ぶ馬が安定しています。
差しは18.2%、追い込みは3.1%にとどまり、後方一気には厳しい数字です。
前走までの位置取りに再現性があるかを見て、好位で運べる馬を中心に考えたいです。

4コーナーの位置取りから見る好走傾向

4角位置 着別度数 勝率 複勝率
4角1番手 7-9-6-38 11.7% 36.7%
2番手以内 18-22-12-95 12.2% 35.4%
3番手以内 27-31-19-141 12.4% 35.3%
4番手以内 32-38-28-181 11.5% 35.1%
5番手以内 37-45-36-231 10.6% 33.8%
7番手以内 46-51-46-316 10.0% 31.2%
10番手以内 55-56-58-473 8.6% 26.3%

4コーナー1番手の複勝率は36.7%、5番手以内では33.8%です。
7番手以内でも31.2%あるため、差し馬でもコーナーまでに前との差を詰められるタイプは評価できます。
なお「2番手以内」「3番手以内」などは対象が重複する累積集計で、各行を足し合わせることはできません。

京都芝1400m(内)の枠順別成績

京都芝1400m(内)の枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1枠 6-7-3-85 5.9% 15.8%
2枠 3-5-10-84 2.9% 17.6%
3枠 11-11-8-76 10.4% 28.3%
4枠 4-11-6-89 3.6% 19.1%
5枠 10-8-8-90 8.6% 22.4%
6枠 5-4-9-100 4.2% 15.3%
7枠 15-5-8-122 10.0% 18.7%
8枠 6-9-9-134 3.8% 15.2%

3枠の複勝率は28.3%で最も高く、5枠が22.4%で続きます。
一方、1枠15.8%、6枠15.3%、8枠15.2%と、枠によって差も見られます。
ただし枠順だけで評価を決めず、スタート後に好位へ収まれるかも重視したいです。

京都芝1400m(内)の騎手別成績

騎手別成績は出走7回以上の騎手を対象とした掲載データです。
引退騎手を含めた全体の順位は、元データの再集計が必要です。掲載する場合は名前に「(引退)」を付けて区別します。
騎手の数字は馬質や騎乗数の影響も受けるため、予想では位置取りなどの騎乗内容と合わせて判断します。

京都芝1400m(内)が得意な騎手

騎手 着別度数 勝率 複勝率
岩田望来 5-2-7-20 14.7% 41.2%
坂井瑠星 4-3-1-13 19.0% 38.1%
池添謙一 4-1-1-15 19.0% 28.6%
高杉吏麒 4-0-0-16 20.0% 20.0%
鮫島克駿 3-3-2-16 12.5% 33.3%
武豊 3-2-2-15 13.6% 31.8%
松山弘平 3-4-1-33 7.3% 19.5%
ルメール 2-1-1-3 28.6% 57.1%
西村淳也 2-3-5-14 8.3% 41.7%
川田将雅 2-3-2-16 8.7% 30.4%

京都芝1400m(内)が苦手な騎手

騎手 着別度数 勝率 複勝率
松若風馬 0-3-0-27 0.0% 10.0%
北村友一 0-0-5-23 0.0% 17.9%
団野大成 0-2-0-26 0.0% 7.1%
酒井学 0-1-1-21 0.0% 8.7%
国分優作 0-1-1-16 0.0% 11.1%
岩田康誠 0-1-1-13 0.0% 13.3%
菱田裕二 0-0-1-14 0.0% 6.7%
川須栄彦 0-0-0-15 0.0% 0.0%
M.デム 0-1-1-12 0.0% 14.3%
古川吉洋 0-2-0-10 0.0% 16.7%

京都芝1400m(内)の血統傾向

種牡馬別成績も出走7回以上を対象に掲載しています。
短い直線だけで速い脚を使う力ではなく、コーナーでの立ち回りや持続力も見ておきたいコースです。
ただし種牡馬ごとの出走数には差があるため、勝率と複勝率を着別度数と合わせて確認します。

京都芝1400m(内)が得意な種牡馬

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
キズナ 4-1-5-22 12.5% 31.2%
モーリス 3-0-1-16 15.0% 20.0%
ロードカナロア 3-2-5-42 5.8% 19.2%
タワーオブロンドン 2-3-2-13 10.0% 35.0%
リオンディーズ 2-3-1-14 10.0% 30.0%
リアルスティール 2-0-1-10 15.4% 23.1%
シルバーステート 2-1-2-20 8.0% 20.0%
エピファネイア 2-1-3-28 5.9% 17.6%
ビッグアーサー 2-1-0-19 9.1% 13.6%
アメリカンペイトリオット 1-2-1-6 10.0% 40.0%

京都芝1400m(内)が苦手な種牡馬

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
スワーヴリチャード 0-0-1-11 0.0% 8.3%
ドレフォン 0-1-1-9 0.0% 18.2%
キタサンブラック 0-1-1-8 0.0% 20.0%
ミスターメロディ 0-1-1-8 0.0% 20.0%
サトノクラウン 0-1-0-9 0.0% 10.0%
フォーウィールドライブ 0-0-1-8 0.0% 11.1%
エイシンフラッシュ 0-0-0-8 0.0% 0.0%
ニューイヤーズデイ 0-1-1-5 0.0% 28.6%
アドマイヤムーン 0-0-1-6 0.0% 14.3%
カレンブラックヒル 0-1-0-6 0.0% 14.3%

上がり3F順位から見る好走傾向

上がり順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 28-13-7-27 37.3% 64.0%
2位 10-3-10-38 16.4% 37.7%
3位 7-11-6-51 9.3% 32.0%
4~5位 9-11-15-76 8.1% 31.5%
6位以下 6-22-23-579 1.0% 8.1%

上がり3F1位は複勝率64.0%、勝率37.3%と高い数字です。2位は複勝率37.7%、3位は32.0%でした。
ただし、上がり順位はレース後の結果であり、予想段階で確定しているものではありません。
過去のレースで好位から速い上がりを記録した経験があるかを判断材料にしたいです。なお、脚質別・上がり別の集計はともに952頭で、枠順別の961頭と9頭の差があります。分類対象の条件は元データで要確認です。

京都芝1400m(内)の特徴・傾向まとめ

京都芝1400mの内回りは、先行馬の複勝率35.6%、4コーナー1番手36.7%と、前で運べる馬の好走率が高いコースです。
追い込みは複勝率3.1%にとどまるため、後方一辺倒の馬には厳しい傾向が見られます。
一方で、上がり3F1位の複勝率は64.0%。予想では結果としての上がり順位を当てはめるのではなく、これまでの位置取りや末脚の使い方を確認したいところです。
また、今回は新馬戦と未勝利戦のデータを対象としており、両者のラップの違いにも注意が必要です。