福島競馬場

福島芝1800m特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


福島芝1800mの特徴や傾向として、脚質・枠順・血統・騎手などを過去データから分析、さらに福島芝1800mのラップ傾向も確認しながら、予想に役立つポイントを分かりやすくまとめました。

福島芝1800mの予想ポイント

  • 先行馬が最多の17勝:1コーナーまで約300mと短いため、無理なく好位を確保できる馬を評価
  • 中団からの差しも15勝:4コーナーまでに前との差を詰められる馬は、短い直線でも勝ち切っている
  • 後方一気には厳しい条件:後方脚質の勝利は3勝。直線だけに頼らず早めに進出できるかが鍵
  • 上がりと位置取りの両方が重要:上がり3F1位11勝、2位10勝、3位7勝。速い脚をどこで使うかを確認
  • 序盤だけでペースを決めつけない:良馬場の前半3F平均36.0秒、後半3F35.6秒。道中の緩急とコーナーからの加速にも注目

好位で折り合える馬が有力ですが、逃げ・先行馬の数が多ければ中団勢にもチャンスがあります。
前走の着順や上がり時計だけでなく、どの位置を走り、3~4コーナーでどれだけ動けたかまで確認したいコースです。

福島芝1800mコース解説

福島芝1800mは正面スタンド前からスタートし、右回りのコースを1周する形です。

最初の1コーナーまでは約300mと長くないため、序盤に外から先行しようとすると位置取りに苦労することもあります。

発走してすぐに上り坂があり、1~2コーナーから向正面にかけても起伏があり、3~4コーナーはスパイラルカーブで、下り坂を利用して徐々に加速していきます。

最後の直線はAコース292.0m、Bコース297.5m、Cコース299.7mと短く、ゴールに向かって再び上り坂がありますので、直線だけで大きな差を詰めるのは容易ではありません。

そのため、好位からロスなく運べる馬や、向正面から徐々に進出して4コーナーで射程圏に入れる馬を評価したいと思います。

逆に後方で脚をためるタイプは、前が止まる展開だけでなく、自分から動けるかもポイントです。

福島芝1800m主なレース

レース名 格付け・クラス 出走条件
福島牝馬ステークス GⅢ 4歳以上・牝馬
ラジオNIKKEI賞 GⅢ 3歳
阿武隈ステークス 3勝クラス 3歳以上
白河特別 2勝クラス 3歳以上
松島特別 2勝クラス 3歳以上
五色沼特別 2勝クラス 3歳以上・牝馬

福島芝1800m過去データ傾向分析

枠順別成績

枠順 着別度数 勝率 複勝率
1 5-7-3-39 9.3% 27.8%
2 5-5-5-44 8.5% 25.4%
3 7-7-2-45 11.5% 26.2%
4 4-8-4-48 6.2% 25%
5 4-3-6-53 6.1% 19.7%
6 4-3-5-57 5.8% 17.4%
7 7-4-5-55 9.9% 22.5%
8 2-2-7-61 2.8% 15.3%

脚質別成績

脚質 着別度数 勝率 複勝率
逃げ 3-6-5-27 7.3% 34.1%
先行 17-17-14-88 12.5% 35.3%
中団 15-13-9-144 8.3% 20.4%
後方 3-3-7-133 2.1% 8.9%
マクリ 0-0-2-3 0% 40%
不明 0-0-0-7 0% 0%

上がり3F順位別成績

上がり3F順位 着別度数 勝率 複勝率
1位 11-7-7-18 25.6% 58.1%
2位 10-8-2-26 21.7% 43.5%
3位 7-5-5-22 17.9% 43.6%
4~5位 5-6-9-54 6.8% 27%
6位以下 5-13-14-275 1.6% 10.4%
計測なし 0-0-0-7 0% 0%

単勝人気別成績

単勝人気 着別度数 勝率 複勝率
1番人気 15-5-4-14 39.5% 63.2%
2番人気 5-7-3-23 13.2% 39.5%
3番人気 5-5-5-23 13.2% 39.5%
4番人気 4-5-3-26 10.5% 31.6%
5番人気 3-1-5-29 7.9% 23.7%
6番人気 0-3-3-32 0% 15.8%
7番人気 2-1-4-31 5.3% 18.4%
8番人気 2-4-4-27 5.4% 27%
9番人気 1-2-2-30 2.9% 14.3%
10番人気 0-2-0-32 0% 5.9%
11番人気 1-0-2-27 3.3% 10%
12番人気 0-0-1-27 0% 3.6%
13番人気 0-2-0-24 0% 7.7%
14番人気 0-1-0-22 0% 4.3%
15番人気 0-1-1-19 0% 9.5%
16番人気 0-0-0-16 0% 0%

馬体重別成績

馬体重 着別度数 勝率 複勝率
419kg以下 1-1-1-15 5.6% 16.7%
420~439kg 1-5-3-46 1.8% 16.4%
440~459kg 11-11-13-90 8.8% 28%
460~479kg 10-8-2-115 7.4% 14.8%
480~499kg 9-10-13-80 8% 28.6%
500~519kg 3-3-4-41 5.9% 19.6%
520~539kg 2-0-1-12 13.3% 20%
540kg以上 1-1-0-3 20% 40%

福島芝1800m騎手別成績TOP10

騎手 着別度数 勝率 複勝率
戸崎圭太 8-1-0-14 34.8% 39.1%
津村明秀 2-4-0-15 9.5% 28.6%
石橋脩 2-1-2-10 13.3% 33.3%
松岡正海 2-1-1-7 18.2% 36.4%
田辺裕信 1-3-2-9 6.7% 40%
柴田大知 1-1-2-12 6.2% 25%
菅原明良 1-1-2-8 8.3% 33.3%
菊沢一樹 1-1-1-10 7.7% 23.1%
西村淳也 1-1-1-6 11.1% 33.3%
吉田隼人 1-1-1-5 12.5% 37.5%

福島芝1800m血統成績別データ

種牡馬別成績TOP10

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種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ディープインパクト 5-5-5-38 9.4% 28.3%
キズナ 4-0-3-15 18.2% 31.8%
メイショウサムソン 3-2-1-4 30% 60%
ゴールドシップ 3-1-2-11 17.6% 35.3%
ルーラーシップ 3-1-0-9 23.1% 30.8%
ステイゴールド 2-2-1-12 11.8% 29.4%
ドゥラメンテ 2-2-0-7 18.2% 36.4%
リオンディーズ 2-0-0-3 40% 40%
キタサンブラック 2-0-0-2 50% 50%
ハーツクライ 1-4-0-13 5.6% 27.8%

母父成績別TOP10

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母父 着別度数 勝率 複勝率
アグネスタキオン 3-1-0-15 15.8% 21.1%
ディープインパクト 2-2-0-12 12.5% 25%
ロージズインメイ 2-1-1-5 22.2% 44.4%
マンハッタンカフェ 2-0-0-6 25% 25%
サンデーサイレンス 1-3-0-18 4.5% 18.2%
クロフネ 1-3-0-6 10% 40%
Storm Cat 1-3-0-2 16.7% 66.7%
ウォーエンブレム 1-2-1-4 12.5% 50%
シンボリクリスエス 1-1-1-12 6.7% 20%
Giant's Causeway 1-1-1-0 33.3% 100%

福島芝1800mのタイムとレース展開の傾向

馬場状態別の平均タイム

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馬場 件数 平均時計 前半3F 後半3F 前半4F 後半4F
良 33 1:47.8 36.0秒 35.6秒 48.4秒 47.4秒
重 1 1:48.3 36.5秒 35.1秒 49.1秒 46.9秒
不良 0 対象データなし ― ― ― ―

※平均時計は勝ち時計の平均です。稍重4レースは上表から省略しています。

良馬場のレース展開

良馬場33レースの平均時計は1分47秒8で
前半3F36.0秒、後半3F35.6秒です。

前後半の差は小さいものの
道中のペースが緩む場合もあり
勝負どころでの加速力が重要になります。

福島芝1800mは4つのコーナーを回り
最後の直線も短いため
後方からの追い込みは簡単ではありません。

ただし、先行争いが激しくなれば
中団から早めに進出する馬にもチャンスがあります。

予想では、好位で折り合える馬や
3~4コーナーから長く脚を使える馬を重視したいと思います。

上がり3Fの速さだけでなく
どの位置から加速できるかも重要です←けっこう重要かなって。上がり3F重視のコースではないので、このあたりは、脚質と、スタートからの行き足がどの程度ある馬なのか?もチェックが必要ですね。

重馬場のレース展開

重馬場の勝ち時計は1分48秒3で、前半3F36.5秒、後半3F35.1秒でした。
前半より後半が1.4秒速く、序盤にある程度余力を残しながら進み、終盤に加速する流れです。

重馬場というと終始時計がかかる印象がありますが
実際のラップは前半を抑えて後半に速い脚を使う形になっています。

福島芝1800mでは、1コーナーに入る前に無理に位置を取りにいくと、起伏やコーナーで余計に脚を使う可能性があります。

中盤で折り合い、3~4コーナーの下りからスムーズに加速できれば、馬場が重くても最後までスピードを維持する余地があります。

ただし、水分を含んだ芝への得意不得意は馬ごとに異なり、単純に先行馬か差し馬かだけで判断するのは難しいところです。

予想では、道悪での走りに加えて、前走でコーナーから加速した場面や、直線の坂でも脚を残した内容を確認したいと思います。

後半が速くなる想定なら、スタミナだけでなく反応の速さと持続力も重要です。

レース別の平均ラップ一覧(良馬場)

レース名 平均時計 前半3F 後半3F
いわき特別 1:48.4 37.0秒 35.2秒
五色沼特別 1:49.0 36.3秒 35.5秒
松島特別 1:46.8 35.4秒 35.6秒
白河特別 1:48.4 36.4秒 36.0秒
福島テレビオープン 1:47.7 36.0秒 36.0秒
福島牝馬ステークス 1:46.9 35.5秒 35.4秒
阿武隈ステークス 1:47.9 36.2秒 35.8秒

福島牝馬ステークスの平均ラップ(良馬場)

通過距離 平均ラップ
200m 12.4秒
400m 11.2秒
600m 11.9秒
800m 12.2秒
1000m 12.0秒
1200m 11.7秒
1400m 11.9秒
1600m 11.7秒
1800m 11.8秒

良馬場9レースの平均時計は1分46秒9で、前半3F35.5秒、後半3F35.4秒です。200mごとの平均を見ると、600~1000mで12秒前後に落ち着いた後、1000~1200mで11.7秒へ加速しています。
道中で息が入っても早い段階から再びペースが上がるため、直線まで待つより、3~4コーナーで前との差を詰めながら長く脚を使える馬が合いそうです。

阿武隈ステークスの平均ラップ(良馬場)

通過距離 平均ラップ
200m 12.7秒
400m 11.3秒
600m 12.2秒
800m 12.3秒
1000m 11.9秒
1200m 11.6秒
1400m 11.8秒
1600m 11.8秒
1800m 12.3秒

良馬場6レースの平均時計は1分47秒9で、前半3F36.2秒、後半3F35.8秒です。1000~1600m付近では11秒台後半が続き、最後の200mで12.3秒まで落ちています。
勝負どころから早めに脚を使う流れになりやすく、直線だけの鋭さよりも、コーナーからスピードを維持する力とゴール前の粘りが大切になります。

五色沼特別の平均ラップ(良馬場)

通過距離 平均ラップ
200m 12.6秒
400m 11.6秒
600m 12.1秒
800m 12.7秒
1000m 12.3秒
1200m 12.1秒
1400m 12.0秒
1600m 11.7秒
1800m 11.8秒

良馬場5レースの平均時計は1分49秒0、前半3F36.3秒、後半3F35.5秒です。600~800mの平均12.7秒が最も遅く、前半の位置取りが決まった後に息の入る場面があります。
そこから終盤へ向けて徐々に加速するため、道中で折り合い、3コーナーから仕掛けに反応できる馬を重視したいです。

白河特別の平均ラップ(良馬場)

通過距離 平均ラップ
200m 12.8秒
400m 11.6秒
600m 12.0秒
800m 12.3秒
1000m 12.0秒
1200m 11.7秒
1400m 11.9秒
1600m 12.0秒
1800m 12.0秒

良馬場5レースの平均時計は1分48秒4で、前半3F36.4秒、後半3F36.0秒です。1000~1200mの平均11.7秒で一度ペースが速まり、その後のラスト400mは12.0秒が続いています。
一瞬の切れ味だけではなく、早めに動いてスピードを保てるかがポイントです。前走でコーナーから位置を上げて粘った馬は、適性を評価しやすいと思います。

松島特別の平均ラップ(良馬場)

通過距離 平均ラップ
200m 12.5秒
400m 10.9秒
600m 12.0秒
800m 12.2秒
1000m 11.9秒
1200m 11.7秒
1400m 11.7秒
1600m 11.6秒
1800m 12.3秒

良馬場3レースの平均時計は1分46秒8で、前半3F35.4秒、後半3F35.6秒です。2F目の平均10.9秒が速く、序盤から位置を取りにいく負荷がかかりやすい形です。
後半も11秒台が続いた後、最後の200mは12.3秒まで落ちています。前に行くだけでなく、序盤の速さに対応しながら最後まで余力を残せる馬を狙いたいです。

福島芝1800m|実際のラップから考えるペース別の狙い方

良馬場33レースを前半3Fで3つに分け、勝負どころの位置取りを比較します。1800m戦では前半だけでなく中盤の緩急や仕掛けどころも重要なので、ペースの分類は序盤の入り方を表す目安として用います。

ラップ分析の結果

ペース 前半3Fの基準 対象レース数
スロー 36.6秒以上 11
ミドル 35.4秒超~36.6秒未満 10
ハイ 35.4秒以下 12

ペース別に見た好走馬の位置取り

ペース 4角4番手以内 好走馬の割合
スロー 27/33頭 81.8%
ミドル 14/30頭 46.7%
ハイ 14/36頭 38.9%

※好走馬の割合は、3着以内馬のうち4角4番手以内だった馬の構成比であり、複勝率ではありません。

スローペースで狙いたい馬のタイプ

スローペース

前半3Fの目安:36.6秒以上

注目したい馬のタイプ:好位で折り合い、勝負どころで素早く動ける馬

序盤に無理な先行争いが起きないと、好位の馬はコーナーを回る間も余力を温存できます。後方で構えた馬は短い直線まで待つと差が詰まりにくいため、早めに動けるかが大切です。
2026年の白河特別は前半3F37.2秒、後半3F35.1秒で、勝ち馬ベストミーエヴァーは4角2番手。先行集団の後ろで折り合い、仕掛けに合わせて加速できる馬が狙いになります。

ミドルペースで狙いたい馬のタイプ

ミドルペース

前半3Fの目安:35.4秒超~36.6秒未満

注目したい馬のタイプ:先行集団を見ながら長く脚を使える馬

極端に速い入りではなくても、向正面からペースが上がると先行馬には脚を使う場面が増えます。追走に余裕のある中団馬なら、3~4コーナーで差を縮めて直線へ向けることも可能です。
2026年の福島牝馬ステークスは前半3F35.6秒、後半3F35.4秒。勝ち馬コガネノソラは4角7番手でした。速い上がりだけでなく、コーナーで進路を確保して加速できるかを見たいです。

ハイペースで狙いたい馬のタイプ

ハイペース

前半3Fの目安:35.4秒以下

注目したい馬のタイプ:前半に脚を使い過ぎず、3~4コーナーから進出できる馬

前半から脚を使う流れになると、先行馬は直線前に余力を失う可能性があります。中団で無理なく追走し、3~4コーナーから動けるタイプなら差し切る余地がありますが、後方すぎると届かないため位置取りにも注意が必要です。
2026年の阿武隈ステークスは前半3F34.9秒、後半3F36.6秒。勝ち馬ミラビリスマジックは4角7番手でした。前走で速い流れを経験しながら最後まで脚を残した内容を評価したいと思います。

福島芝1800mの予想ポイントまとめ

福島芝1800mは、最初のコーナーまでが短く、4つのコーナーと坂のある小回りコースです。先行馬は17勝と最多ですが、中団馬も15勝しており、前へ行けばよいという単純な条件ではありません。
前半に速いラップが続くのか、中盤で息が入るのかによって、勝負どころで求められる脚は変わります。スローペースでは好位で折り合って早めに動ける馬、序盤から流れる場合は脚をためて3~4コーナーで進出できる馬が狙いの中心になります。

予想では前走の4角位置だけでなく、そこへ至るまでの動きや、最後の200mでも脚を残せていたかを確認したいと思います。上がりの速さと小回りでの機動力を組み合わせて評価することが大切です。