新潟競馬場

新潟芝1600m特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


新潟芝1600mの特徴や傾向を、過去のデータから分析しました。
枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績に加え、平均タイムやハロン別ラップ、ペース別傾向を紹介します。

新潟芝1600mの予想ポイント

  1. 8枠は11勝、7枠は10勝で外枠の勝利数が目立つ
  2. 逃げ馬は勝率14.0%・複率38.0%、差し馬も18勝
  3. 上がり3F1位は11勝、複率51.7%
  4. 1番人気は17勝、複率70.0%
  5. 良馬場の平均勝ち時計は1分33.1秒、後半3Fが前半より速い

新潟芝1600mでは、外枠からの勝利が目立っています。
8枠が11勝、7枠が10勝。合わせて21勝しているのが特徴です。

ただ、枠順だけで決めるのは早そうです。
差し馬は18勝、先行馬も17勝と接戦。長い直線でどんな脚を使えるかも、予想では大切にしたいですね。

新潟芝1600mコース解説

新潟芝1600mは、左回りの外回りコースです。
スタート地点は向正面の2コーナー寄りで、最初の3コーナーまでは約550m(Aコース時)あります。

スタートからすぐに曲がるコースではないため、序盤は馬群が落ち着きやすい形です。
向正面の後半に緩やかな上りがあり、3~4コーナーではスパイラルカーブを下っていきます。

最大の特徴は、ゴールまで658.7mもある長い直線です。
日本のJRA競馬場では最も長い芝の直線で、最後に長くいい脚を使える馬が力を発揮しやすい舞台となっています。

今回の良馬場データでも、前半3Fより後半3Fが速いラップが出ています。
直線に入ってからの末脚比べに注目したいコースですね。

新潟芝1600mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
関屋記念 G3
谷川岳ステークス リステッド・オープン
長岡ステークス 3勝クラス
五頭連峰特別 2勝クラス
豊栄特別 2勝クラス
月岡温泉特別 2勝クラス
寺泊特別 2勝クラス
柏崎特別 2勝クラス

新潟芝1600mは、重賞の関屋記念をはじめ、オープン特別や条件戦など幅広く使われているコースです。

代表的なレースには関屋記念や長岡ステークス、五頭連峰特別などがあります。

※レースの開催場所や距離は年度によって変更される場合があります。最新の開催情報はJRA公式サイトをご確認ください。

新潟芝1600mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着数 勝率 複率
1枠 6-7-7-52 8.3% 27.8%
2枠 4-2-1-71 5.1% 9.0%
3枠 4-10-7-66 4.6% 24.1%
4枠 5-4-5-74 5.7% 15.9%
5枠 3-8-6-73 3.3% 18.9%
6枠 7-7-6-76 7.3% 20.8%
7枠 10-8-9-81 9.3% 25.0%
8枠 11-5-8-88 9.8% 21.4%

データからわかること

勝利数で目立つのは外の2つの枠です。
8枠が11勝、7枠が10勝と、この2枠だけで全50勝のうち21勝を占めています。

ただし複率のトップは1枠の27.8%。
外枠は勝ち切る馬が多い一方、内枠にも3着以内に入るチャンスがあります。

2枠は複率9.0%で、ほかの枠と比べると苦戦気味。
外枠の勝利数と1枠の安定感、どちらも覚えておきたい数字です。

脚質別成績

脚質 着数 勝率 複率
逃げ 7-7-5-31 14.0% 38.0%
先行 17-15-16-125 9.8% 27.7%
差し 18-22-19-244 5.9% 19.5%
追い込み 8-7-9-181 3.9% 11.7%

データからわかること

差し馬が18勝で勝利数トップ。先行馬も17勝と、ほとんど差がありません。

ここで面白いのは逃げ馬です。
勝利数は7勝ですが、複率は38.0%と脚質別で最も高くなっています。

一方、追い込み馬は8勝・複率11.7%。
長い直線だからといって、最後方からの競馬が必ず有利になるわけではありません。

上がり3F順位別成績

上がり3F 着数 勝率 複率
1位 11-10-9-28 19.0% 51.7%
2位 11-9-6-41 16.4% 38.8%
3位 6-4-6-31 12.8% 34.0%
4位 6-5-4-34 12.2% 30.6%
5位 5-10-6-46 7.5% 31.3%
6位以下 11-13-18-401 2.5% 9.5%

データからわかること

上がり3F1位は11勝、複率51.7%。2位も11勝しており、速い末脚を使える馬が結果を残しています。

ところが6位以下からも11勝。
上がり最速だけを狙えばいいというわけではないのが面白いところです。

道中で先に抜け出せるか、直線で差し切れるか。
上がり順位だけでなく、位置取りや展開も合わせて確認したいですね。

単勝人気別成績

人気 着数 勝率 複率
1番人気 17-9-9-15 34.0% 70.0%
2番人気 6-9-3-32 12.0% 36.0%
3番人気 7-5-7-31 14.0% 38.0%
4番人気 10-6-7-27 20.0% 46.0%
5番人気 2-7-2-39 4.0% 22.0%
6番人気 0-4-4-42 0.0% 16.0%
7番人気 3-2-4-41 6.0% 18.0%
8番人気 2-4-4-40 4.0% 20.0%
9番人気 0-1-3-44 0.0% 8.3%
10番人気 0-2-4-41 0.0% 12.8%
11番人気 1-0-1-43 2.2% 4.4%
12番人気 1-1-0-38 2.5% 5.0%
13番人気 0-0-0-38 0.0% 0.0%
14番人気 1-0-0-35 2.8% 2.8%
15番人気 0-0-0-29 0.0% 0.0%
16番人気 0-1-1-20 0.0% 9.1%
17番人気 0-0-0-16 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-10 0.0% 0.0%

データからわかること

1番人気は17勝、複率70.0%とかなり安定しています。
50レース中35回が3着以内で、軸馬としての信頼度が高い数字です。

一方、4番人気が10勝。
2番人気の6勝、3番人気の7勝を上回っているのは見逃せません。

勝ち馬には11番人気・12番人気・14番人気もいます。
上位人気を中心に考えながらも、展開の合う人気薄にはチャンスがあります。

馬体重別成績

馬体重 着数 勝率 複率
419kg以下 0-0-0-8 0.0% 0.0%
420~439kg 7-3-2-29 17.1% 29.3%
440~459kg 9-5-3-94 8.1% 15.3%
460~479kg 10-22-10-157 5.0% 21.1%
480~499kg 13-9-17-171 6.2% 18.6%
500~519kg 8-9-10-83 7.3% 24.5%
520~539kg 2-3-5-31 4.9% 24.4%
540kg以上 1-0-2-8 9.1% 27.3%

データからわかること

勝利数は480~499kgが13勝で最多。
460~479kgも10勝しており、合わせて23勝しています。

ただ、複率で見ると420~439kgが29.3%と最も高い数字です。
こちらは41頭の成績なので、勝利数だけでなく分母も見ておきたいですね。

500~519kgも複率24.5%とまずまず。
馬体重だけで優劣をつけるより、脚質や末脚と合わせて判断したいところです。

新潟芝1600mの騎手別成績

騎手 着数 勝率 複率
菅原明良 4-2-0-14 20.0% 30.0%
三浦皇成 4-1-0-19 16.7% 20.8%
戸崎圭太 3-3-5-14 12.0% 44.0%
坂井瑠星 3-1-0-5 33.3% 44.4%
吉田隼人 3-0-0-7 30.0% 30.0%
杉原誠人 3-0-0-6 33.3% 33.3%
田辺裕信 2-3-3-17 8.0% 32.0%
ルメール 2-2-0-3 28.6% 57.1%
北村宏司 2-1-2-12 11.8% 29.4%
荻野極 2-1-0-10 15.4% 23.1%
川田将雅 2-0-2-2 33.3% 66.7%
松山弘平 2-0-0-3 40.0% 40.0%

データからわかること

勝利数では菅原明良騎手と三浦皇成騎手が4勝ずつで並んでいます。

ここで注目したいのが戸崎圭太騎手。
3勝に加えて2着3回、3着5回と、25回の騎乗で11回が3着以内です。

坂井瑠星騎手は9回の騎乗で3勝、複率44.4%。
勝ち切る力と馬券圏内への安定感、それぞれの数字を見比べたいですね。

新潟芝1600mの調教師別成績

調教師 着数 勝率 複率
池江泰寿 3-4-1-8 18.8% 50.0%
木村哲也 3-0-1-14 16.7% 22.2%
鹿戸雄一 3-0-0-11 21.4% 21.4%
友道康夫 2-4-2-10 11.1% 44.4%
畠山吉宏 2-1-0-3 33.3% 50.0%
西園正都 1-3-0-4 12.5% 50.0%
斎藤誠 1-2-1-13 5.9% 23.5%
杉山晴紀 1-2-0-5 12.5% 37.5%
矢作芳人 1-2-0-15 5.6% 16.7%
藤岡健一 1-1-2-8 8.3% 33.3%

データからわかること

池江泰寿・木村哲也・鹿戸雄一の3厩舎が、3勝ずつで並んでいます。

この中で3着以内の回数が多いのは池江泰寿厩舎です。
16頭で3勝・2着4回・3着1回、複率50.0%を記録しています。

友道康夫厩舎も18頭中8頭が3着以内。
勝利数だけでは見えてこない安定感があるのは面白いですね。

新潟芝1600mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着数 勝率 複率
ディープインパクト 7-7-6-73 7.5% 21.5%
ハーツクライ 6-2-6-32 13.0% 30.4%
ロードカナロア 3-5-4-25 8.1% 32.4%
スクリーンヒーロー 3-1-0-12 18.8% 25.0%
ダイワメジャー 2-2-2-25 6.5% 19.4%
ディープブリランテ 2-0-0-11 15.4% 15.4%
ドゥラメンテ 2-0-0-5 28.6% 28.6%
キングカメハメハ 1-2-4-21 3.6% 25.0%
ステイゴールド 1-2-2-10 6.7% 33.3%
ハービンジャー 1-1-2-19 4.3% 17.4%

データからわかること

ディープインパクト産駒が7勝で勝利数トップ。
ハーツクライ産駒も6勝しており、この2頭の産駒が目立っています。

ただし複率ではロードカナロア産駒が32.4%、ハーツクライ産駒が30.4%。
勝ち数の多さと馬券圏内への入りやすさでは、少し見方が変わります。

スクリーンヒーロー産駒は16頭で3勝、勝率18.8%。
出走数の違いにも気をつけながら、直線の長いコースに合う血統を探したいですね。

母父別成績

母父 着数 勝率 複率
ディープインパクト 3-2-1-26 9.4% 18.8%
マイネルラヴ 3-0-0-3 50.0% 50.0%
Giant's Causeway 2-1-0-3 33.3% 50.0%
エンドスウィープ 2-1-0-3 33.3% 50.0%
Tapit 2-0-0-4 33.3% 33.3%
クロフネ 1-3-1-8 7.7% 38.5%
サンデーサイレンス 1-3-1-26 3.2% 16.1%
キングカメハメハ 1-2-4-17 4.2% 29.2%
アグネスタキオン 1-2-1-12 6.2% 25.0%
マンハッタンカフェ 1-2-0-4 14.3% 42.9%

データからわかること

母父ではディープインパクトとマイネルラヴが3勝ずつで並んでいます。

ただ、出走数はディープインパクトが32頭、マイネルラヴが6頭。
同じ3勝でも、勝率に大きな差があるのが興味深いところです。

母父クロフネは13頭で2着3回・3着1回、複率38.5%。
勝利数だけでなく、2・3着に残る血統にも目を向けたいですね。

新潟芝1600mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 1:33.1 35.3秒 34.1秒
稍重 1:34.6 36.4秒 34.1秒
重 1:35.8 35.6秒 35.8秒
不良 1:32.4 34.0秒 34.3秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1分33.1秒。
前半3F35.3秒に対して、後半3Fは34.1秒と速くなっています。

ここは新潟の外回りらしい数字です。
序盤に余力を残し、長い直線で速い脚を使う流れが目立っています。

稍重は4レース、重は3レース、不良は1レースです。
特に不良馬場は1レースのみなので、平均値を一般的な傾向として見るのは避けたいですね。

良馬場のラップ傾向

良馬場では前半3F35.3秒、後半3F34.1秒。
後半の方が1.3秒速く、最後の直線に向けて加速する形が目立っています。

ラスト400m付近で速いラップが出やすいのも特徴です。
直線の長さを生かして、最後まで速い脚を使える馬を評価したいですね。

稍重馬場のラップ傾向

稍重馬場の前半3Fは36.4秒、後半3Fは34.1秒。
後半が2.3秒速く、良馬場以上に後半へ重心が寄っています。

ただし対象は4レースです。
馬場状態だけで決めつけず、各レースの展開も合わせて見ておきたいですね。

重馬場のラップ傾向

重馬場は前半3F35.6秒、後半3F35.8秒。
前後半はほぼ同じ速さとなっています。

良馬場ほど後半に速い脚を使う流れではありません。
もっとも、3レースの集計なので参考値として扱いたいところです。

不良馬場のラップ傾向

不良馬場は前半3F34.0秒、後半3F34.3秒。
この1レースでは後半の方が0.3秒遅いラップでした。

不良馬場は対象が1レースのみです。
ほかの馬場との優劣を判断する材料としては、慎重に見たいですね。

新潟芝1600mのハロン別平均ラップ

良馬場の平均ラップ

芝1600mは200mずつ8つのハロンに分けられます。
良馬場42レースの平均ラップを見てみましょう。

到達距離 ハロンラップ
200m 12.5秒
400m 11.1秒
600m 11.7秒
800m 12.0秒
1000m 11.8秒
1200m 11.2秒
1400m 11.0秒
1600m 11.8秒

データからわかること

最も速いのは1400m地点の11.0秒。
道中で一度ペースが落ち着き、後半に速いラップが出ています。

200m地点は平均12.5秒と、スタート直後は比較的ゆったり。
一方、1200m地点は11.2秒、1400m地点は11.0秒と、ゴールに近づいてから速くなっています。

長い直線でどれだけ速い脚を持続できるか。
このハロン別ラップにも、新潟芝1600mの特徴がよく表れていますね。

新潟芝1600mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
関屋記念 1:32.2 34.7秒 34.2秒
谷川岳ステークス 1:33.4 35.3秒 34.3秒
長岡ステークス 1:33.3 35.5秒 34.1秒
五頭連峰特別 1:34.2 35.9秒 34.1秒
豊栄特別 1:32.2 34.8秒 33.5秒
月岡温泉特別 1:32.8 35.1秒 33.8秒
寺泊特別 1:34.6 36.4秒 34.7秒

データからわかること

関屋記念などの上級レースでは、勝ち時計だけでなく後半のラップの速さも気になります。
長い直線で加速する展開が多く、終いの脚が勝負を分けています。

一方、条件戦の中には前半をゆっくり運ぶレースもあります。
同じ距離でも、レースの顔ぶれによって前後半の配分が変わるのが面白いところです。

時計を比べる際は、クラスや馬場状態も一緒に確認したいですね。

新潟芝1600mのペース別傾向

良馬場42レースの前半3Fを基準に、34.9秒以下をハイペース、34.9秒超~35.7秒以下をミドルペース、35.7秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれの前後半ラップを比較します。

スローペース

前半3F平均:36.3秒
後半3F平均:33.7秒

スローペースは前半3F36.3秒、後半3F33.7秒。
後半の方が2.6秒速く、直線での末脚勝負になりやすい流れです。

後方の馬にも届く余地がありますが、前で余力を残した馬も簡単には止まりません。
瞬発力と位置取りを合わせて考えたいですね。

ミドルペース

前半3F平均:35.3秒
後半3F平均:33.9秒

ミドルペースは前半3F35.3秒、後半3F33.9秒。
後半が1.4秒速く、最後に加速する形となっています。

前半にある程度の流れがあっても、直線で速い脚が求められるのが特徴です。
しっかり差せる馬にも注意したいところです。

ハイペース

前半3F平均:34.5秒
後半3F平均:34.5秒

ハイペースは前半3F34.5秒、後半3F34.5秒。
前後半はほぼ同じ時計となっています。

前半から速くなれば、スローペースとは違った脚の使い方になります。
差し馬だけでなく、速い流れでも粘れる先行馬にも注目したいですね。

新潟芝1600mのまとめ

新潟芝1600mは、左回りの外回りコースです。
3コーナーまでは約550m、最後の直線は658.7m。長い直線での末脚勝負が大きな特徴となっています。

枠順では8枠が11勝、7枠が10勝と外枠の勝利数が目立ちました。
ただ、複率は1枠が27.8%でトップ。外だけを買えばいいという単純な話ではありません。

脚質では差し馬が18勝、先行馬も17勝。さらに逃げ馬の複率は38.0%です。
最後方からの一気だけでなく、ある程度の位置で運べる馬にもチャンスがあります。

良馬場の平均勝ち時計は1分33.1秒。前半3F35.3秒に対して後半3F34.1秒です。
予想では枠順や脚質に加え、最後の直線で使える脚をしっかり比較したいですね。