G1予想・結果

有馬記念2026血統分析|過去10年の種牡馬・母父別成績と好走条件


有馬記念は、中山芝2500mを舞台に行われる年末のGⅠです。

本記事では2006~2025年の過去20回について、種牡馬・母父・血統系統別の成績と好走馬の共通点を調べました。

単に勝ち馬の父を見るだけではなく、出走頭数に対する勝率・複勝率も比較しています。

集計対象は20開催、延べ310頭です。

出走取消4頭は含めず、競走中止2頭は出走馬として集計しました。

着別度数の表記は「1着-2着-3着-その他」で、同じ馬が複数年に出走した場合はその都度1頭として数えています。

有馬記念2026血統分析のポイント

  • サンデーサイレンス系 過去20年で15勝
  • ステイゴールド産駒 最多4勝、複勝率30.4%
  • 母父メジロマックイーン 最多4勝、複勝率60.0%
  • 父ステイゴールド×母父メジロマックイーン【4-0-2-3】複勝率66.7%
  • ロベルト系:【2-1-4-16】複勝率30.4%
  • キングカメハメハ系:【1-4-4-38】複勝率19.1%
  • 近年の傾向 直近10年はサンデーサイレンス系以外からも4頭の勝ち馬

過去20年の有馬記念では、サンデーサイレンス系が15勝を挙げ、血統面でも中心的な存在となっています。

なかでもステイゴールド産駒は最多の4勝を記録。
父ステイゴールド×母父メジロマックイーンの組み合わせは【4-0-2-3】、複勝率66.7%と優秀な成績を残しています。

一方、近年はサンデーサイレンス系以外からも勝ち馬が出ており、ロベルト系やキングカメハメハ系などにも注目したいところです。

中山芝2500mでは、スタミナに加えてコーナーでの機動力や長く脚を使える持続力も重要になります。

2026年はステイゴールドの血を引く馬をはじめ、ロベルト系やキングカメハメハ系の血統にも注目。
過去20年の好走実績と各馬のコース適性を照らし合わせながら、今年の有力血統を詳しく分析していきます。

有馬記念2026の血統傾向と中山芝2500mの特徴

中山芝2500mで求められる血統適性

中山芝2500mは内回りを中心に使用するコースで、最後の直線は310mと短く、ゴール前に急坂があります。

複数のコーナーを通過するため、直線だけで一気に加速する力よりも、道中で脚をためながら早めに動ける持続力が重要になると考えられます。

血統を見る際も、瞬発力だけに偏らず、スタミナや機動力を補える組み合わせに注目したいところです。

スピード・スタミナ・持続力と血統の関係

過去20年の勝ち馬は、父ステイゴールドのオルフェーヴルやゴールドシップのような持久力型だけではありません。

父ディープインパクトのジェンティルドンナ、父ブラックタイドのキタサンブラック、父リオンディーズのミュージアムマイルなど、勝ち方も血統背景もさまざまです。

特定の父系だけで絞るより、父と母父の組み合わせ、過去の位置取り、距離適性を併せて確認することが大切だと思います。

有馬記念の過去20年の好走馬と血統一覧

2016~2025年の1~3着馬・種牡馬・母父一覧

年 着順 馬名(人気) 種牡馬・母父
2025 1 ミュージアムマイル(3番人気) 父:リオンディーズ
母父:ハーツクライ
2025 2 コスモキュランダ(12番人気) 父:アルアイン
母父:Southern Image
2025 3 ダノンデサイル(2番人気) 父:エピファネイア
母父:Congrats
2024 1 レガレイラ(5番人気) 父:スワーヴリチャード
母父:ハービンジャー
2024 2 シャフリヤール(10番人気) 父:ディープインパクト
母父:Essence of Dubai
2024 3 ダノンデサイル(2番人気) 父:エピファネイア
母父:Congrats
2023 1 ドウデュース(2番人気) 父:ハーツクライ
母父:Vindication
2023 2 スターズオンアース(7番人気) 父:ドゥラメンテ
母父:Smart Strike
2023 3 タイトルホルダー(6番人気) 父:ドゥラメンテ
母父:Motivator
2022 1 イクイノックス(1番人気) 父:キタサンブラック
母父:キングヘイロー
2022 2 ボルドグフーシュ(6番人気) 父:スクリーンヒーロー
母父:Layman
2022 3 ジェラルディーナ(3番人気) 父:モーリス
母父:ディープインパクト
2021 1 エフフォーリア(1番人気) 父:エピファネイア
母父:ハーツクライ
2021 2 ディープボンド(5番人気) 父:キズナ
母父:キングヘイロー
2021 3 クロノジェネシス(2番人気) 父:バゴ
母父:クロフネ
2020 1 クロノジェネシス(1番人気) 父:バゴ
母父:クロフネ
2020 2 サラキア(11番人気) 父:ディープインパクト
母父:Lomitas
2020 3 フィエールマン(2番人気) 父:ディープインパクト
母父:Green Tune
2019 1 リスグラシュー(2番人気) 父:ハーツクライ
母父:American Post
2019 2 サートゥルナーリア(3番人気) 父:ロードカナロア
母父:スペシャルウィーク
2019 3 ワールドプレミア(4番人気) 父:ディープインパクト
母父:Acatenango
2018 1 ブラストワンピース(3番人気) 父:ハービンジャー
母父:キングカメハメハ
2018 2 レイデオロ(1番人気) 父:キングカメハメハ
母父:シンボリクリスエス
2018 3 シュヴァルグラン(9番人気) 父:ハーツクライ
母父:Machiavellian
2017 1 キタサンブラック(1番人気) 父:ブラックタイド
母父:サクラバクシンオー
2017 2 クイーンズリング(8番人気) 父:マンハッタンカフェ
母父:Anabaa
2017 3 シュヴァルグラン(3番人気) 父:ハーツクライ
母父:Machiavellian
2016 1 サトノダイヤモンド(1番人気) 父:ディープインパクト
母父:Orpen
2016 2 キタサンブラック(2番人気) 父:ブラックタイド
母父:サクラバクシンオー
2016 3 ゴールドアクター(3番人気) 父:スクリーンヒーロー
母父:キョウワアリシバ

2006~2015年の1~3着馬・種牡馬・母父一覧

年 着順 馬名(人気) 種牡馬・母父
2015 1 ゴールドアクター(8番人気) 父:スクリーンヒーロー
母父:キョウワアリシバ
2015 2 サウンズオブアース(5番人気) 父:ネオユニヴァース
母父:Dixieland Band
2015 3 キタサンブラック(4番人気) 父:ブラックタイド
母父:サクラバクシンオー
2014 1 ジェンティルドンナ(4番人気) 父:ディープインパクト
母父:Bertolini
2014 2 トゥザワールド(9番人気) 父:キングカメハメハ
母父:サンデーサイレンス
2014 3 ゴールドシップ(1番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2013 1 オルフェーヴル(1番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2013 2 ウインバリアシオン(4番人気) 父:ハーツクライ
母父:Storm Bird
2013 3 ゴールドシップ(2番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2012 1 ゴールドシップ(1番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2012 2 オーシャンブルー(10番人気) 父:ステイゴールド
母父:Dashing Blade
2012 3 ルーラーシップ(2番人気) 父:キングカメハメハ
母父:トニービン
2011 1 オルフェーヴル(1番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2011 2 エイシンフラッシュ(7番人気) 父:King's Best
母父:Platini
2011 3 トゥザグローリー(9番人気) 父:キングカメハメハ
母父:サンデーサイレンス
2010 1 ヴィクトワールピサ(2番人気) 父:ネオユニヴァース
母父:Machiavellian
2010 2 ブエナビスタ(1番人気) 父:スペシャルウィーク
母父:Caerleon
2010 3 トゥザグローリー(14番人気) 父:キングカメハメハ
母父:サンデーサイレンス
2009 1 ドリームジャーニー(2番人気) 父:ステイゴールド
母父:メジロマックイーン
2009 2 ブエナビスタ(1番人気) 父:スペシャルウィーク
母父:Caerleon
2009 3 エアシェイディ(11番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:ノーザンテースト
2008 1 ダイワスカーレット(1番人気) 父:アグネスタキオン
母父:ノーザンテースト
2008 2 アドマイヤモナーク(14番人気) 父:ドリームウェル
母父:トニービン
2008 3 エアシェイディ(10番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:ノーザンテースト
2007 1 マツリダゴッホ(9番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:Bel Bolide
2007 2 ダイワスカーレット(5番人気) 父:アグネスタキオン
母父:ノーザンテースト
2007 3 ダイワメジャー(6番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:ノーザンテースト
2006 1 ディープインパクト(1番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:Alzao
2006 2 ポップロック(6番人気) 父:エリシオ
母父:サンデーサイレンス
2006 3 ダイワメジャー(3番人気) 父:サンデーサイレンス
母父:ノーザンテースト

歴代優勝馬の血統に見られる共通点

20頭の優勝馬のうち、サンデーサイレンス系の父を持つ馬が15頭でした。

一方で、2015年ゴールドアクター(父スクリーンヒーロー)、2018年ブラストワンピース(父ハービンジャー)、2020年クロノジェネシス(父バゴ)、2021年エフフォーリア(父エピファネイア)、2025年ミュージアムマイル(父リオンディーズ)も勝利しています。

父系の主流は明確ですが、勝ち馬が一系統に限られているわけではありません。

2006~2015年と2016~2025年の勝ち馬の血統変化

期間 勝ち馬の父系 勝利数 対象レース数
2006~2015 サンデーサイレンス系 9 10
2006~2015 ロベルト系 1 10
2016~2025 サンデーサイレンス系 6 10
2016~2025 ロベルト系 1 10
2016~2025 キングカメハメハ系 1 10
2016~2025 ノーザンダンサー系 1 10
2016~2025 ナスルーラ系 1 10

前半10年はサンデーサイレンス系が9勝と大きな割合を占めました。

後半10年は同系統が6勝となり、ロベルト系、キングカメハメハ系、ノーザンダンサー系、ナスルーラ系にも勝ち馬が出ています。

こうした変化を踏まえ、過去20年の実績に加えて直近10年の傾向も確認します。

有馬記念の過去20年の種牡馬別成績

種牡馬別の勝率・複勝率一覧

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ステイゴールド 4-1-2-16 17.4% 30.4%
ディープインパクト 2-2-2-32 5.3% 15.8%
サンデーサイレンス 2-0-4-7 15.4% 46.2%
ハーツクライ 2-1-2-15 10.0% 25.0%
キングカメハメハ 0-2-3-25 0.0% 16.7%
エピファネイア 1-0-2-5 12.5% 37.5%
スクリーンヒーロー 1-1-1-1 25.0% 75.0%
ブラックタイド 1-1-1-1 25.0% 75.0%
ネオユニヴァース 1-1-0-6 12.5% 25.0%
アグネスタキオン 1-1-0-1 33.3% 66.7%
バゴ 1-0-1-1 33.3% 66.7%
スペシャルウィーク 0-2-0-4 0.0% 33.3%
ドゥラメンテ 0-1-1-3 0.0% 40.0%
ハービンジャー 1-0-0-5 16.7% 16.7%
スワーヴリチャード 1-0-0-2 33.3% 33.3%
キタサンブラック 1-0-0-1 50.0% 50.0%
リオンディーズ 1-0-0-0 100.0% 100.0%
マンハッタンカフェ 0-1-0-7 0.0% 12.5%
キズナ 0-1-0-6 0.0% 14.3%
ロードカナロア 0-1-0-4 0.0% 20.0%
King's Best 0-1-0-2 0.0% 33.3%
ジャングルポケット 0-0-0-9 0.0% 0.0%
ダンスインザダーク 0-0-0-7 0.0% 0.0%
オルフェーヴル 0-0-0-6 0.0% 0.0%
ゼンノロブロイ 0-0-0-5 0.0% 0.0%
アドマイヤドン 0-0-0-4 0.0% 0.0%
オペラハウス 0-0-0-4 0.0% 0.0%
グラスワンダー 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ゴールドシップ 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ザグレブ 0-0-0-4 0.0% 0.0%
フジキセキ 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ルーラーシップ 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ディープブリランテ 0-0-0-3 0.0% 0.0%
マーベラスサンデー 0-0-0-3 0.0% 0.0%
その他(49頭) 0-3-1-45 0.0% 8.2%

種牡馬ごとの勝率・複勝率は、同じ期間に有馬記念へ出走した産駒の延べ頭数を分母として計算しています。

「その他」には出走2頭以下で優勝実績がない種牡馬をまとめています。

好走実績の多い種牡馬

ステイゴールド産駒【4-1-2-16】/勝率17.4%・複勝率30.4%。

主な優勝馬はドリームジャーニー, オルフェーヴル, ゴールドシップです。

ディープインパクト産駒【2-2-2-32】/勝率5.3%・複勝率15.8%。

主な優勝馬はジェンティルドンナ, サトノダイヤモンドです。

ハーツクライ産駒【2-1-2-15】/勝率10.0%・複勝率25.0%。

主な優勝馬はリスグラシュー, ドウデュースです。

サンデーサイレンス産駒【2-0-4-7】/勝率15.4%・複勝率46.2%。

主な優勝馬はディープインパクト, マツリダゴッホです。

スクリーンヒーロー産駒【1-1-1-1】/勝率25.0%・複勝率75.0%。

主な優勝馬はゴールドアクターです。

エピファネイア産駒【1-0-2-5】/勝率12.5%・複勝率37.5%。

主な優勝馬はエフフォーリアです。

ステイゴールド産駒の4勝はいずれも2009~2013年に集中しています。

時期や出走馬の顔ぶれにも偏りがあるため、20年間の高い成績がそのまま2026年の有利さを示すわけではありません。

苦戦傾向が見られる種牡馬

種牡馬 着別度数 勝率 複勝率
ジャングルポケット 0-0-0-9 0.0% 0.0%
ダンスインザダーク 0-0-0-7 0.0% 0.0%
オルフェーヴル 0-0-0-6 0.0% 0.0%
ゼンノロブロイ 0-0-0-5 0.0% 0.0%

上の表は出走5頭以上で3着以内がなかった種牡馬です。

例えばオルフェーヴルは自身が有馬記念を2勝していますが、今回の集計期間における産駒成績は別の数字になります。

出走頭数が多くないため、血統だけを理由に機械的に消す材料にはしません。

有馬記念の過去20年の母父別成績

母父別の勝率・複勝率一覧

母父馬 着別度数 勝率 複勝率
メジロマックイーン 4-0-2-4 40.0% 60.0%
ノーザンテースト 1-1-4-6 8.3% 50.0%
サンデーサイレンス 0-2-2-21 0.0% 16.0%
Machiavellian 1-0-2-5 12.5% 37.5%
サクラバクシンオー 1-1-1-0 33.3% 100.0%
ハーツクライ 2-0-0-3 40.0% 40.0%
クロフネ 1-0-1-6 12.5% 25.0%
キングヘイロー 1-1-0-4 16.7% 33.3%
キョウワアリシバ 1-0-1-0 50.0% 100.0%
トニービン 0-1-1-12 0.0% 14.3%
Caerleon 0-2-0-4 0.0% 33.3%
キングカメハメハ 1-0-0-7 12.5% 12.5%
ハービンジャー 1-0-0-3 25.0% 25.0%
Bel Bolide 1-0-0-2 33.3% 33.3%
Orpen 1-0-0-1 50.0% 50.0%
Alzao 1-0-0-0 100.0% 100.0%
American Post 1-0-0-0 100.0% 100.0%
Bertolini 1-0-0-0 100.0% 100.0%
Vindication 1-0-0-0 100.0% 100.0%
ディープインパクト 0-0-1-10 0.0% 9.1%
Dixieland Band 0-1-0-5 0.0% 16.7%
シンボリクリスエス 0-1-0-5 0.0% 16.7%
Motivator 0-0-1-4 0.0% 20.0%
ダンスインザダーク 0-0-0-7 0.0% 0.0%
Royal Anthem 0-0-0-5 0.0% 0.0%
トウシヨウボーイ 0-0-0-5 0.0% 0.0%
Sadler's Wells 0-0-0-4 0.0% 0.0%
エルコンドルパサー 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ダンシングブレーヴ 0-0-0-4 0.0% 0.0%
ブライアンズタイム 0-0-0-4 0.0% 0.0%
その他(129頭) 0-10-4-115 0.0% 10.9%

母父別の表は、出走4頭以上の母父と、少数の出走でも勝ち馬が出た母父を掲載しています。

出走3頭以下で優勝実績がない母父は「その他」にまとめました。

好走実績の多い母父

母父メジロマックイーン【4-0-2-4】/複勝率60.0%。

母父ハーツクライ【2-0-0-3】/複勝率40.0%。

母父ノーザンテースト【1-1-4-6】/複勝率50.0%。

母父サクラバクシンオー【1-1-1-0】/複勝率100.0%。

母父キングヘイロー【1-1-0-4】/複勝率33.3%。

最多の4勝は母父メジロマックイーンで、ドリームジャーニー、オルフェーヴル、ゴールドシップが勝っています(オルフェーヴルは2勝)。

母父ハーツクライはエフフォーリアとミュージアムマイルの2勝で、近年の優勝馬にも実績があります。

苦戦傾向が見られる母父

母父 着別度数 勝率 複勝率
ダンスインザダーク 0-0-0-7 0.0% 0.0%
Royal Anthem 0-0-0-5 0.0% 0.0%
トウシヨウボーイ 0-0-0-5 0.0% 0.0%

該当する母父は3種類です。

ただし、母父の特徴だけでは各馬の能力や中山適性まで判断できません。

産駒の実績、出走年のペース、相手関係も合わせて考えたいところです。

有馬記念の過去20年の血統系統別成績

サンデーサイレンス系の成績

種牡馬の父系 着別度数 勝率 複勝率
サンデーサイレンス系 15-12-11-143 8.3% 21.0%
キングカメハメハ系 1-4-4-38 2.1% 19.1%
ロベルト系 2-1-4-16 8.7% 30.4%
ノーザンダンサー系 1-2-0-27 3.3% 10.0%
ナスルーラ系 1-0-1-12 7.1% 14.3%
その他ミスタープロスペクター系 0-1-0-12 0.0% 7.7%
その他 0-0-0-2 0.0% 0.0%

サンデーサイレンス系は、父系別に集計した際の勝利数が最も多いグループです。

ただし出走頭数も多いため、勝利数だけでなく勝率・複勝率を併せて見ます。

キングカメハメハ系・ミスタープロスペクター系の成績

キングカメハメハ系は【1-4-4-38】で、勝率2.1%・複勝率19.1%です。

キングカメハメハ自身の産駒に加え、ロードカナロア、ドゥラメンテ、ルーラーシップ、リオンディーズ、レイデオロの産駒をまとめています。

2025年にはリオンディーズ産駒ミュージアムマイルが優勝しました。

その他のミスタープロスペクター系は【0-1-0-12】でした。

両者は父系の大きなくくりでは同じですが、キングカメハメハ系とそれ以外を分けて比較しています。

ロベルト系・欧州型血統の成績

ロベルト系は【2-1-4-16】で、勝率8.7%・複勝率30.4%でした。

ノーザンダンサー系は【1-2-0-27】で、勝率3.3%・複勝率10.0%でした。

ナスルーラ系は【1-0-1-12】で、勝率7.1%・複勝率14.3%でした。

その他は【0-0-0-2】で、勝率0.0%・複勝率0.0%でした。

ロベルト系からは2015年ゴールドアクター(父スクリーンヒーロー)と2021年エフフォーリア(父エピファネイア)が優勝しています。

ノーザンダンサー系では2018年ブラストワンピース(父ハービンジャー)、ナスルーラ系では2020年クロノジェネシス(父バゴ)が勝利しました。

なお、「欧州型」は適性の説明で使われる広い表現であり、父系分類そのものと同じ意味ではありません。

※父系は主な父方の系譜に沿って整理した独自分類です。

母父の系統とは別に数えており、各馬はいずれか1系統のみに計上しています。

有馬記念で好走する血統の共通点

父と母父の組み合わせ別成績

父 × 母父 着別度数 勝率 複勝率
ステイゴールド
× メジロマックイーン
4-0-2-3 44.4% 66.7%
サンデーサイレンス
× ノーザンテースト
0-0-4-0 0.0% 100.0%
ブラックタイド
× サクラバクシンオー
1-1-1-0 33.3% 100.0%
キングカメハメハ
× サンデーサイレンス
0-1-2-7 0.0% 30.0%
アグネスタキオン
× ノーザンテースト
1-1-0-0 50.0% 100.0%
スクリーンヒーロー
× キョウワアリシバ
1-0-1-0 50.0% 100.0%
バゴ
× クロフネ
1-0-1-0 50.0% 100.0%
ハーツクライ
× Machiavellian
0-0-2-2 0.0% 50.0%
スペシャルウィーク
× Caerleon
0-2-0-1 0.0% 66.7%
エピファネイア
× Congrats
0-0-2-0 0.0% 100.0%
ハービンジャー
× キングカメハメハ
1-0-0-3 25.0% 25.0%
サンデーサイレンス
× Bel Bolide
1-0-0-2 33.3% 33.3%
スワーヴリチャード
× ハービンジャー
1-0-0-2 33.3% 33.3%
エピファネイア
× ハーツクライ
1-0-0-1 50.0% 50.0%
ディープインパクト
× Orpen
1-0-0-1 50.0% 50.0%
ネオユニヴァース
× Machiavellian
1-0-0-1 50.0% 50.0%
キズナ
× キングヘイロー
0-1-0-3 0.0% 25.0%
ネオユニヴァース
× Dixieland Band
0-1-0-3 0.0% 25.0%
King's Best
× Platini
0-1-0-2 0.0% 33.3%
キングカメハメハ
× トニービン
0-0-1-2 0.0% 33.3%
ステイゴールド
× Dashing Blade
0-1-0-2 0.0% 33.3%
ディープインパクト
× Essence of Dubai
0-1-0-2 0.0% 33.3%
ドゥラメンテ
× Motivator
0-0-1-2 0.0% 33.3%
エリシオ
× サンデーサイレンス
0-1-0-1 0.0% 50.0%

特に目立つのはステイゴールド×メジロマックイーン【4-0-2-3】です。

延べ9頭が出走して4勝、3着以内6回を記録しました。

ただしオルフェーヴルなど複数回出走した馬の実績が重複している点に注意が必要です。

父と母父の組み合わせは種類が多く、一度しか出走していない配合も多数あります。

この表は出走2頭以上で3着以内がある組み合わせを中心に掲載し、少数例の複勝率100%を過大評価しないようにしています。

人気薄で好走した馬の血統

年 着順・人気 馬名 父 × 母父
2025年 2着・12番人気 コスモキュランダ アルアイン
× Southern Image
2024年 2着・10番人気 シャフリヤール ディープインパクト
× Essence of Dubai
2023年 2着・7番人気 スターズオンアース ドゥラメンテ
× Smart Strike
2023年 3着・6番人気 タイトルホルダー ドゥラメンテ
× Motivator
2022年 2着・6番人気 ボルドグフーシュ スクリーンヒーロー
× Layman
2020年 2着・11番人気 サラキア ディープインパクト
× Lomitas
2018年 3着・9番人気 シュヴァルグラン ハーツクライ
× Machiavellian
2017年 2着・8番人気 クイーンズリング マンハッタンカフェ
× Anabaa
2015年 1着・8番人気 ゴールドアクター スクリーンヒーロー
× キョウワアリシバ
2014年 2着・9番人気 トゥザワールド キングカメハメハ
× サンデーサイレンス
2012年 2着・10番人気 オーシャンブルー ステイゴールド
× Dashing Blade
2011年 2着・7番人気 エイシンフラッシュ King's Best
× Platini
2011年 3着・9番人気 トゥザグローリー キングカメハメハ
× サンデーサイレンス
2010年 3着・14番人気 トゥザグローリー キングカメハメハ
× サンデーサイレンス
2009年 3着・11番人気 エアシェイディ サンデーサイレンス
× ノーザンテースト
2008年 2着・14番人気 アドマイヤモナーク ドリームウェル
× トニービン
2008年 3着・10番人気 エアシェイディ サンデーサイレンス
× ノーザンテースト
2007年 1着・9番人気 マツリダゴッホ サンデーサイレンス
× Bel Bolide
2007年 3着・6番人気 ダイワメジャー サンデーサイレンス
× ノーザンテースト
2006年 2着・6番人気 ポップロック エリシオ
× サンデーサイレンス

単勝6番人気以下で3着以内に入った馬は、20年間で延べ20頭でした。

この中には2015年8番人気のゴールドアクター、2007年9番人気のマツリダゴッホという優勝馬も含まれます。

人気薄の好走馬にもサンデーサイレンス系がいる一方、父系だけで穴馬を特定するのは難しいと考えられます。

好走血統と脚質・位置取りの関係

種牡馬の父系 3着以内 4角5番手以内 上がり最速
サンデーサイレンス系 38 25 10
キングカメハメハ系 9 3 2
ロベルト系 7 4 2
ノーザンダンサー系 3 2 1
ナスルーラ系 2 1 0
その他ミスタープロスペクター系 1 1 0
その他 0 0 0

20年間の優勝馬のうち、4コーナー5番手以内だった馬は15頭、上がり3Fが最速だった馬は10頭でした。

有馬記念では前で運ぶ形も、途中から押し上げる形も見られます。

血統系統と脚質の表は好走馬だけを対象にした内訳であり、各系統全体の脚質別好走率ではありません。

過去20年の血統データから見る好走条件

  • 父サンデーサイレンス系:20勝中15勝。ただし出走頭数が多い点も考慮します。
  • 父ステイゴールド×母父メジロマックイーン:延べ9頭出走で4勝、3着以内6回。過去の有力配合です。
  • 母父ハーツクライ:2021年エフフォーリア、2025年ミュージアムマイルが優勝。
  • 父系の多様化:近10年はロベルト系・キングカメハメハ系・ノーザンダンサー系・ナスルーラ系にも勝ち馬が出現。
  • 位置取り:優勝馬20頭のうち4角5番手以内は15頭。血統だけでなく立ち回りも確認したいところです。

これらはあくまで過去の好走馬に見られた特徴で、単独で的中を保証する条件ではありません。

実際の予想では、出走馬の戦歴・中山芝2500mへの適性と照らして評価します。

有馬記念2026の出走予定馬を血統から分析

出走予定馬の種牡馬・母父一覧

今回の資料は2025年までのレース結果で、2026年の出走予定馬・確定出馬表は収録されていません。

そのため、2026年の馬名と血統を推測で追加することは避けます。

出走予定馬の情報が揃った段階で、馬名・種牡馬・母父を一覧表に整理します。

過去20年の好走条件に該当する馬

出走予定馬の父系が過去20年のどのグループに入るか、父と母父の組み合わせに過去の実績があるかを確認します。

加えて、同じ馬の過去の中山成績、距離実績、4コーナーの位置取りまで照合する方針です。

血統面から注目したい有力馬・穴馬

具体的な注目馬は出馬表が確定してから評価します。

血統の好走例があるだけで推奨馬にするのではなく、出走回数が少ない配合の複勝率には慎重に向き合います。

人気薄の候補についても、血統と展開の両面から可能性を判断します。

有馬記念2026の血統分析まとめ

2006~2025年の有馬記念では、サンデーサイレンス系の優勝馬が15頭と多数を占めました。

種牡馬単位ではステイゴールドが4勝、母父ではメジロマックイーンが4勝で、ともに過去20年で目立つ数字です。

一方、2016~2025年はロベルト系やキングカメハメハ系などにも勝ち馬が出ており、特定の父系だけを絶対条件にするのは難しいと考えられます。

2026年の予想では、血統の実績を一つの判断材料とし、実際の走りや展開と合わせて比較することが重要です。

出走馬が判明した後は、父と母父の組み合わせを中心に、過去20年の好走例との共通点を確認していきます。

集計範囲:2006~2025年の有馬記念20回。出走取消は除外、競走中止は出走に含む。レース結果・父系の参照:JRA 有馬記念過去GⅠ成績。2026年の出走馬・着順・人気は対象外。