新潟競馬場

新潟芝1800m特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


新潟芝1800mの特徴や傾向を、過去のデータから分析しました。
枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績に加え、平均タイムやハロン別ラップ、ペース別傾向を紹介します。

新潟芝1800mの予想ポイント

  1. 7枠が11勝で最多、3枠は複率32.9%
  2. 先行馬は22勝、先行馬の複率は28.5%
  3. 上がり3F1位は20勝、複率72.1%
  4. 1番人気は17勝、複率57.1%
  5. 良馬場の平均勝ち時計は1:46.3、後半3Fは平均34.0秒

新潟芝1800mは、最後の直線が658.7mもある外回りコースです。
今回のデータでは先行馬が22勝していますが、注目したいのは脚質だけではありません。

上がり3F1位の馬は20勝。
長い直線でしっかり脚を使えるかどうかも、馬を選ぶうえで大切になってきます。

新潟芝1800mのコース解説

新潟芝1800mは左回りの外回りコースを使用します。
スタートは向正面の入り口付近で、最初の3コーナーまでは約748m(Aコース時)あります。

スタートからコーナーまで十分な距離があるので、序盤の位置取りを落ち着いて決めやすい形です。
ただし、ペースの速さは出走馬の組み合わせによって変わります。

3~4コーナーにはスパイラルカーブがあり、緩やかな下りを通って最後の直線へ向かいます。
カーブを抜けたあとは、長い直線での追い比べです。

最後の直線は658.7m。JRAの芝コースで最も長い直線です。
前で運ぶ馬も、後ろで脚をためる馬も、ゴールまでしっかり走り切る力が必要になります。

新潟芝1800mは、道中に余力を残し、直線で速い上がりを使える馬が気になるコースです。
枠順や脚質の数字と合わせて、過去にどんな末脚を使ってきたかも見ておきたいですね。

新潟芝1800mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
福島牝馬ステークス G3(2021年の新潟開催例)
関越ステークス オープン
弥彦ステークス 3勝クラス
佐渡ステークス 3勝クラス
三面川特別 2勝クラス
胎内川特別 2勝クラス
赤倉特別 2勝クラス
村上特別 2勝クラス

新潟芝1800mは、関越ステークスなどのオープン競走から、弥彦ステークスや三面川特別などの条件戦まで幅広く使われています。
2021年には福島牝馬ステークスもこのコースで開催されました。

※開催年によってレースの施行競馬場や距離が変更される場合があります。最新の開催情報はJRA公式サイトをご確認ください。

新潟芝1800mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着数 勝率 複率
1枠 7-3-0-53 11.1% 15.9%
2枠 3-6-5-50 4.7% 21.9%
3枠 8-9-6-47 11.4% 32.9%
4枠 3-3-5-66 3.9% 14.3%
5枠 7-5-11-65 8.0% 26.1%
6枠 9-4-6-71 10.0% 21.1%
7枠 11-11-10-68 11.0% 32.0%
8枠 2-9-8-85 1.9% 18.3%

データからわかること

枠順別では7枠の11勝が最多です。
一方、複率が最も高いのは3枠の32.9%。勝ち数と馬券圏内の割合では、少し違いが出ています。

外回りはコーナーまでの距離が長いため、枠順だけで有利不利を決めつけるのは早そうです。
狙う馬の脚質や末脚も一緒に見ておきたいところです。

脚質別成績

脚質 着数 勝率 複率
逃げ 4-8-4-34 8.0% 32.0%
先行 22-14-13-123 12.8% 28.5%
差し 17-18-25-179 7.1% 25.1%
追い込み 7-10-9-169 3.6% 13.3%

データからわかること

先行馬は22勝しており、勝ち数では最も多くなっています。
ただ、先行馬は複率28.5%。勝ち数と安定感を分けて考えると、見方が変わります。

新潟の長い直線では後ろから伸びる馬にもチャンスがあります。
とはいえ、前で余力を残せる馬を無視せず、展開に合う脚質を見極めたいですね。

上がり3F順位別成績

上がり3F 着数 勝率 複率
1位 20-15-9-17 32.8% 72.1%
2位 5-8-10-27 10.0% 46.0%
3位 10-8-9-33 16.7% 45.0%
4位 3-6-7-39 5.5% 29.1%
5位 3-4-1-40 6.2% 16.7%
6位以下 9-9-15-349 2.4% 8.6%

データからわかること

ここが新潟外回りらしいところです。上がり3F1位は20勝、複率72.1%。
最後の直線で速い脚を使った馬が、しっかり結果につなげています。

ただし、上がり最速がそのまま勝利につながるとは限りません。
勝ち切る馬を探すのか、3着以内に入る馬を探すのかで、数字の使い方も少し変わってきます。

単勝人気別成績

人気 着数 勝率 複率
1番人気 17-6-5-21 34.7% 57.1%
2番人気 11-9-7-23 22.0% 54.0%
3番人気 8-10-5-27 16.0% 46.0%
4番人気 5-5-5-35 10.0% 30.0%
5番人気 3-5-3-38 6.1% 22.4%
6番人気 1-5-3-41 2.0% 18.0%
7番人気 3-3-4-40 6.0% 20.0%
8番人気 1-1-3-45 2.0% 10.0%
9番人気 0-1-8-39 0.0% 18.8%
10番人気 0-3-5-37 0.0% 17.8%
11番人気 1-1-0-39 2.4% 4.9%
12番人気 0-0-1-37 0.0% 2.6%
13番人気 0-0-1-28 0.0% 3.4%
14番人気 0-1-0-20 0.0% 4.8%
15番人気 0-0-0-15 0.0% 0.0%
16番人気 0-0-1-11 0.0% 8.3%
17番人気 0-0-0-5 0.0% 0.0%
18番人気 0-0-0-4 0.0% 0.0%

データからわかること

1番人気は17勝、複率57.1%。人気を集めた馬が堅実に結果を残しています。
ただ、6番人気以下からも6頭の勝ち馬が出ています。

人気上位を素直に評価する場面と、末脚のある人気薄を拾いたい場面がありそうです。
特に複勝を考えるなら、勝率だけでなく2着・3着の回数にも注目したいですね。

馬体重別成績

馬体重 着数 勝率 複率
419kg以下 1-1-0-9 9.1% 18.2%
420~439kg 4-2-6-43 7.3% 21.8%
440~459kg 10-10-11-95 7.9% 24.6%
460~479kg 13-15-13-148 6.9% 21.7%
480~499kg 13-13-9-128 8.0% 21.5%
500~519kg 6-6-9-63 7.1% 25.0%
520~539kg 3-2-3-14 13.6% 36.4%
540kg以上 0-1-0-5 0.0% 16.7%

データからわかること

馬体重別で勝ち数が多いのは460~479kgの13勝。
複率では520~539kgが36.4%で最も高くなっています。

馬体重が大きいほど有利、という単純な結果ではありません。
体格だけで評価するより、コースでの走り方や過去の上がりも合わせて確認したいところです。

新潟芝1800mの騎手別成績

騎手 着数 勝率 複率
津村明秀 6-0-1-20 22.2% 25.9%
M.デム 6-1-0-7 42.9% 50.0%
戸崎圭太 4-6-0-13 17.4% 43.5%
荻野極 4-0-2-13 21.1% 31.6%
川田将雅 3-1-1-6 27.3% 45.5%
岩田望来 2-3-2-7 14.3% 50.0%
吉田隼人 2-1-1-5 22.2% 44.4%
福永祐一 2-0-1-4 28.6% 42.9%
菅原明良 2-0-0-8 20.0% 20.0%
和田竜二 2-0-0-5 28.6% 28.6%

データからわかること

津村明秀は6勝で勝利数トップ。M.デムも6勝しています。
一方で、M.デムは複率50.0%と、3着以内の割合が高いのが特徴です。

勝利数だけでなく、何回騎乗・出走しているかを見るのがポイントです。
好成績でも出走数が少ない場合は、その点も踏まえて評価したいですね。

新潟芝1800mの調教師別成績

調教師 着数 勝率 複率
矢作芳人 4-0-2-4 40.0% 60.0%
木村哲也 3-2-1-4 30.0% 60.0%
杉山晴紀 3-0-0-5 37.5% 37.5%
鹿戸雄一 2-2-2-15 9.5% 28.6%
久保田貴 2-2-1-8 15.4% 38.5%
池上昌和 2-0-1-1 50.0% 75.0%
高柳瑞樹 2-0-0-3 40.0% 40.0%
藤原英昭 1-2-2-11 6.2% 31.2%
友道康夫 1-1-3-10 6.7% 33.3%
宮田敬介 1-0-3-6 10.0% 40.0%

データからわかること

矢作芳人は4勝で勝利数トップ。木村哲也も3勝しています。
一方で、池上昌和は複率75.0%と、3着以内の割合が高いのが特徴です。

勝利数だけでなく、何回騎乗・出走しているかを見るのがポイントです。
好成績でも出走数が少ない場合は、その点も踏まえて評価したいですね。

新潟芝1800mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着数 勝率 複率
ディープインパクト 9-10-7-63 10.1% 29.2%
ドゥラメンテ 4-3-1-3 36.4% 72.7%
ロードカナロア 4-2-1-11 22.2% 38.9%
オルフェーヴル 4-0-1-9 28.6% 35.7%
ステイゴールド 3-1-3-5 25.0% 58.3%
リオンディーズ 3-2-0-2 42.9% 71.4%
エピファネイア 2-2-2-25 6.5% 19.4%
ルーラーシップ 2-3-1-18 8.3% 25.0%
モーリス 2-2-0-13 11.8% 23.5%
サートゥルナーリア 2-1-0-1 50.0% 75.0%

データからわかること

種牡馬別の勝利数ではディープインパクト産駒が9勝でトップです。
一方、複率はサートゥルナーリア産駒が75.0%と高い数字。勝ち数だけで順位を決めると見逃してしまう部分です。

新潟外回りでは最後に速い脚を使えるかが重要です。
血統の傾向と実際のレースで見せた末脚を組み合わせて考えたいですね。

母父別成績

母父 着数 勝率 複率
クロフネ 3-2-3-14 13.6% 36.4%
ディープインパクト 2-5-0-20 7.4% 25.9%
キングカメハメハ 2-3-1-18 8.3% 25.0%
シンボリクリスエス 2-2-0-11 13.3% 26.7%
ジャングルポケット 2-1-1-10 14.3% 28.6%
Storm Cat 2-1-0-6 22.2% 33.3%
アグネスタキオン 2-0-0-22 8.3% 8.3%
High Chaparral 2-0-0-1 66.7% 66.7%

データからわかること

母父ではクロフネが3勝で最多。
複率で見るとHigh Chaparralが66.7%で、勝利数とは違う特徴も見えてきます。

父だけでなく母父にも注目すると、穴馬探しのヒントが増えます。
ただし出走頭数の違いがあるので、数字の大きさだけで判断しないようにしたいですね。

新潟芝1800mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 1:46.3 35.9秒 34.0秒
稍重 1:47.4 35.8秒 35.2秒
重 1:47.7 35.9秒 34.9秒

データからわかること

良馬場の平均勝ち時計は1:46.3。
前半3F35.9秒に対して後半3F34.0秒と、後半の方が1.9秒速くなっています。

長い直線で速い上がりを使う、新潟外回りらしい数字です。
重馬場は3レースと少ないため、平均値は参考として見ておきたいところです。

良馬場のラップ傾向

良馬場は前半3F35.9秒、後半3F34.0秒。
後半の方が速いラップとなっています。

直線の長いコースだけに、最後の3Fをどれだけ速く走れるかが気になります。
良馬場は40レースの集計なので、馬場状態による違いとレース展開の両方を意識して見たいですね。

稍重馬場のラップ傾向

稍重馬場は前半3F35.8秒、後半3F35.2秒。
後半の方が速いラップとなっています。

直線の長いコースだけに、最後の3Fをどれだけ速く走れるかが気になります。
稍重馬場は7レースの集計なので、馬場状態による違いとレース展開の両方を意識して見たいですね。

重馬場のラップ傾向

重馬場は前半3F35.9秒、後半3F34.9秒。
後半の方が速いラップとなっています。

直線の長いコースだけに、最後の3Fをどれだけ速く走れるかが気になります。
重馬場は3レースの集計なので、馬場状態による違いとレース展開の両方を意識して見たいですね。

新潟芝1800mのハロン別平均ラップ

良馬場の平均ラップ

芝1800mは200mずつ9ハロンに分けられます。
良馬場40レースの平均ラップを見ていきます。

到達距離 ハロンラップ
200m 12.7秒
400m 11.4秒
600m 11.8秒
800m 12.3秒
1000m 12.3秒
1200m 11.9秒
1400m 11.2秒
1600m 11.0秒
1800m 11.7秒

データからわかること

最も速いのは1600m地点までの200mで、平均11.0秒。
最後の200mは11.7秒となっています。

道中で脚をためて、直線で一気に加速する形が数字から見えてきます。
上がり3Fの速さだけでなく、どの地点でペースが上がるかにも注目したいですね。

新潟芝1800mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
関越ステークス 1:45.1 35.3秒 34.0秒
弥彦ステークス 1:47.4 36.0秒 34.4秒
佐渡ステークス 1:45.0 35.3秒 33.7秒
三面川特別 1:46.2 35.9秒 33.8秒
胎内川特別 1:47.4 36.4秒 34.5秒
赤倉特別 1:47.4 37.0秒 33.4秒
村上特別 1:47.0 36.1秒 34.1秒

データからわかること

今回の掲載レースでは佐渡ステークスの平均勝ち時計1:45.0が最も速くなっています。
一方、弥彦ステークスは1:47.4。同じ1800mでも、レースによって時計に差が出ています。

クラスや馬場状態、各年のメンバー構成によっても数字は変わります。
時計の速さだけで判断せず、前後半のラップも比べたいですね。

新潟芝1800mのペース別傾向

良馬場40レースの前半3Fを基準に、35.4秒以下をハイペース、35.4秒超~36.2秒以下をミドルペース、36.2秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれの前後半ラップを比較します。

スローペース

前半3F平均:37.0秒
後半3F平均:33.5秒

前半を37.0秒で入り、後半は33.5秒。
序盤で脚を温存した分、最後の直線で速い脚を使う展開が目立っています。

対象は12レース。前半のペースが変わると、直線で求められる脚も変わります。
逃げ・先行馬の余力と、差し馬の末脚を比べて予想したいですね。

ミドルペース

前半3F平均:35.9秒
後半3F平均:34.0秒

前半3F35.9秒に対し、後半は34.0秒。
ある程度の流れになっても、最後にもうひと脚使える馬が重要です。

対象は14レース。前半のペースが変わると、直線で求められる脚も変わります。
逃げ・先行馬の余力と、差し馬の末脚を比べて予想したいですね。

ハイペース

前半3F平均:34.9秒
後半3F平均:34.4秒

ハイペースでは前半が34.9秒まで速くなります。
後半は34.4秒で、前半との違いは0.4秒です。

対象は14レース。前半のペースが変わると、直線で求められる脚も変わります。
逃げ・先行馬の余力と、差し馬の末脚を比べて予想したいですね。

新潟芝1800mのまとめ

新潟芝1800mは左回りの外回りで、最後の直線は658.7m。
長い直線でどれだけ脚を使えるかが、大きな予想ポイントです。

枠順では7枠が11勝。
ただし、複率のトップは3枠の32.9%です。勝ち数と馬券圏内の数字を分けて見ておきたいですね。

脚質では先行馬が22勝で最多。
上がり3F1位も20勝、複率72.1%と、最後の脚が重要なことが分かります。

良馬場の平均勝ち時計は1:46.3、前半3F35.9秒に対し後半3Fは34.0秒。
道中で余力を残して直線で加速する形が、ラップからも見えています。

予想では脚質や枠順だけで決めず、過去に使った上がり3Fや、今回のメンバーでどんなペースになりそうかまで考えたいですね。