新潟競馬場

新潟芝1400m特徴や傾向|枠順や脚質・血統とラップ解析を紹介


新潟芝1400mの特徴や傾向を、過去のデータから分析しました。
枠順・脚質・上がり3F・騎手・血統別の成績に加え、平均タイムやハロン別ラップ、ペース別傾向を紹介します。

新潟芝1400mの予想ポイント

  1. 6枠は12勝、勝率13.8%・複率31.0%
  2. 逃げ馬は12勝、勝率26.7%・複率44.4%
  3. 差し馬は19勝で、脚質別の勝利数トップ
  4. 上がり3F1位は複率49.1%
  5. 良馬場の平均勝ち時計は1:20.5、前半3F33.9秒

新潟芝1400mのデータで面白いのは、逃げ馬と差し馬の両方が結果を残していることです。
逃げ馬は12勝で勝率26.7%。一方、差し馬は19勝と勝利数では最も多くなっています。

逃げ馬の押し切りには注意したいところですが、差し馬の出番も少なくありません。
先手を取れる馬と、最後にしっかり伸びる馬。どちらも展開に合わせて評価したいですね。

新潟芝1400mコース解説

新潟芝1400mは、左回りの内回りコースを使用します。
スタート地点は2コーナー奥のポケットで、3コーナーまで約648m(Aコース時)の長い直線があります。

序盤は長く直線を走るため、各馬のスピードや位置取りが展開を左右します。
3~4コーナーはスパイラルカーブになっており、緩やかな下りを通って最後の直線へ向かいます。

最後の直線は358.7mで、芝の内回りとしては十分な長さがあります。
外回りの658.7mとは大きく異なり、内回りの高低差は0.8m。大きな急坂のない平坦なコースです。

逃げ切りも決まる一方、直線で差し切る馬も出てくるのが新潟芝1400mの面白いところです。
前半の流れによって有利な脚質が変わるため、ラップと合わせて考えたいですね。

新潟芝1400mの主な開催レース

レース名 格付け・クラス
朱鷺ステークス リステッド・オープン
信越ステークス リステッド・オープン
谷川岳ステークス リステッド
新潟日報賞 3勝クラス
佐渡ステークス 3勝クラス
豊栄特別 2勝クラス
新発田城特別 2勝クラス
飯豊特別 2勝クラス

新潟芝1400mは、リステッド競走から条件戦まで幅広く使用されています。
朱鷺ステークスや信越ステークスに加え、新潟日報賞や飯豊特別などが代表的なレースです。

※開催年ごとにレース開催場所が移動することがあります。最新のレース情報は、JRA公式を参考にしてください。

新潟芝1400mの過去データ傾向

枠順別成績

枠順 着数 勝率 複率
1枠 5-8-5-56 6.8% 24.3%
2枠 3-2-5-65 4.0% 13.3%
3枠 5-3-7-67 6.1% 18.3%
4枠 3-4-3-74 3.6% 11.9%
5枠 5-5-4-73 5.7% 16.1%
6枠 12-6-9-60 13.8% 31.0%
7枠 6-6-4-91 5.6% 15.0%
8枠 7-10-9-89 6.1% 22.6%

データからわかること

枠順でまず目立つのは6枠です。
6枠は12勝、勝率13.8%・複率31.0%と、いずれも8枠の中でトップとなっています。

一方、1枠も複率24.3%と悪くありません。
外枠一辺倒ではなく、内側の枠からも好走馬が出ています。

4枠は3勝で複率11.9%。
同じ真ん中の枠でも、6枠とはかなり差があるのが興味深いですね。

脚質別成績

脚質 着数 勝率 複率
逃げ 12-6-2-25 26.7% 44.4%
先行 11-14-11-130 6.6% 21.7%
差し 19-19-21-241 6.3% 19.7%
追い込み 4-5-12-179 2.0% 10.5%

データからわかること

逃げ馬は12勝、勝率26.7%・複率44.4%。
前に行った馬がそのまま押し切るケースは、やはり多いですね。

ところが、勝利数で上回るのは差し馬の19勝です。
先行馬の11勝と比べても、差し切りがしっかり決まっています。

追い込みは4勝・複率10.5%にとどまります。
差し馬を評価する場合も、極端に後ろからの競馬になる馬には注意したいところです。

上がり3F順位別成績

上がり3F 着数 勝率 複率
1位 7-10-10-28 12.7% 49.1%
2位 7-6-4-27 15.9% 38.6%
3位 7-2-6-41 12.5% 26.8%
4位 5-0-3-38 10.9% 17.4%
5位 3-4-1-32 7.5% 20.0%
6位以下 17-22-22-409 3.6% 13.0%

データからわかること

上がり3F1位は複率49.1%。
55頭のうち27頭が3着以内に入っています。

ただ、上がり6位以下からも17勝しています。
速い上がりを使った馬だけが勝つわけではないんですね。

逃げ馬が粘り込むレースもあるので、上がり順位と道中の位置取りを一緒に確認したいところです。

単勝人気別成績

人気 着数 勝率 複率
1番人気 13-4-7-21 28.9% 53.3%
2番人気 4-3-5-33 8.9% 26.7%
3番人気 4-8-3-30 8.9% 33.3%
4番人気 8-6-5-26 17.8% 42.2%
5番人気 4-3-2-36 8.9% 20.0%
6番人気 5-0-6-34 11.1% 24.4%
7番人気 3-4-2-36 6.7% 20.0%
8番人気 0-5-2-37 0.0% 15.9%
9番人気 1-1-5-37 2.3% 15.9%
10番人気 1-4-0-39 2.3% 11.4%
11番人気 2-1-2-37 4.8% 11.9%
12番人気 1-2-1-38 2.4% 9.5%
13番人気 0-0-2-39 0.0% 4.9%
14番人気 0-1-2-33 0.0% 8.3%
15番人気 0-1-0-29 0.0% 3.3%
16番人気 0-0-2-27 0.0% 6.9%
17番人気 0-1-0-25 0.0% 3.8%
18番人気 0-0-0-18 0.0% 0.0%

データからわかること

1番人気は13勝、勝率28.9%・複率53.3%。
軸としての安定感はありますが、圧倒的な数字というほどではありません。

面白いのは4番人気が8勝していることです。
2番人気と3番人気はそれぞれ4勝なので、人気順だけでは結果を読み切れません。

11番人気も2勝しており、人気薄が勝ち切る例もあります。
オッズと展開の組み合わせで、狙い方が変わってきますね。

馬体重別成績

馬体重 着数 勝率 複率
419kg以下 0-2-0-6 0.0% 25.0%
420~439kg 5-3-3-43 9.3% 20.4%
440~459kg 11-9-4-114 8.0% 17.4%
460~479kg 12-13-17-172 5.6% 19.6%
480~499kg 10-8-14-144 5.7% 18.2%
500~519kg 6-6-6-72 6.7% 20.0%
520~539kg 2-2-2-20 7.7% 23.1%
540kg以上 0-1-0-4 0.0% 20.0%

データからわかること

勝利数で最も多いのは460~479kgの12勝です。
440~459kgも11勝しており、この2つの範囲に勝ち馬が集まっています。

ただ、複率では520~539kgが23.1%と比較的高い数字です。
こちらは26頭の成績なので、出走頭数の違いも意識したいところです。

馬体重だけで評価するより、脚質やレースの流れと合わせて見たいですね。

新潟芝1400mの騎手別成績

騎手 着数 勝率 複率
岩田望来 4-1-0-5 40.0% 50.0%
津村明秀 3-3-3-17 11.5% 34.6%
北村宏司 3-2-0-12 17.6% 29.4%
石川裕紀 3-0-1-14 16.7% 22.2%
石橋脩 3-2-0-24 10.3% 17.2%
大野拓弥 2-4-0-7 15.4% 46.2%
田辺裕信 2-4-1-9 12.5% 43.8%
戸崎圭太 2-2-3-12 10.5% 36.8%
杉原誠人 2-0-1-13 12.5% 18.8%
荻野極 2-1-0-14 11.8% 17.6%
丸山元気 2-0-0-15 11.8% 11.8%

データからわかること

勝利数でトップは岩田望来騎手。10回の騎乗で4勝、勝率40.0%を記録しています。

一方、津村明秀騎手は26回の騎乗で3勝、3着以内は9回です。
複率34.6%で、好走の積み重ねが目立ちます。

田辺裕信騎手も16回の騎乗で複率43.8%。
勝利数だけでなく、3着以内に入る割合にも注目したいですね。

新潟芝1400mの調教師別成績

調教師 着数 勝率 複率
斎藤誠 4-1-1-12 22.2% 33.3%
池江泰寿 3-1-1-11 18.8% 31.2%
鈴木伸尋 2-2-0-2 33.3% 66.7%
高柳大輔 2-1-0-2 40.0% 60.0%
北出成人 2-0-2-5 22.2% 44.4%
藤原英昭 2-1-1-5 22.2% 44.4%
千田輝彦 2-0-2-6 20.0% 40.0%
高野友和 2-0-1-5 25.0% 37.5%
池添学 2-0-0-4 33.3% 33.3%

データからわかること

斎藤誠厩舎は4勝、勝率22.2%で勝利数トップ。
池江泰寿厩舎も3勝しており、上位に続いています。

鈴木伸尋厩舎は6頭中4頭が3着以内で、複率66.7%。
高柳大輔厩舎も5頭中3頭が3着以内と好成績です。

どちらも出走数は多くないため、数字の高さだけでなく、出走馬の適性と合わせて見ておきたいですね。

新潟芝1400mの血統別成績

種牡馬別成績TOP10

種牡馬 着数 勝率 複率
ロードカナロア 6-4-5-33 12.5% 31.2%
ディープインパクト 5-3-1-53 8.1% 14.5%
エピファネイア 4-2-2-14 18.2% 36.4%
アドマイヤムーン 4-1-1-11 23.5% 35.3%
キズナ 2-1-2-8 15.4% 38.5%
ジャスタウェイ 2-0-2-9 15.4% 30.8%
ダイワメジャー 2-4-3-25 5.9% 26.5%
モーリス 2-2-1-15 10.0% 25.0%
ハーツクライ 2-0-2-16 10.0% 20.0%
キタサンブラック 2-0-0-3 40.0% 40.0%

データからわかること

ロードカナロア産駒が6勝、複率31.2%で勝利数トップ。
ディープインパクト産駒も5勝しています。

ここで気になるのがアドマイヤムーン産駒です。
17頭で4勝、勝率23.5%。ロードカナロア産駒より出走数は少ないものの、勝率では上回っています。

エピファネイア産駒も4勝、複率36.4%と好成績。
スピードに加えて、最後の直線で脚を使える血統にも注目したいですね。

母父別成績

母父 着数 勝率 複率
ディープインパクト 3-3-2-26 8.8% 23.5%
タニノギムレット 2-2-0-2 33.3% 66.7%
サンデーサイレンス 2-1-2-25 6.7% 16.7%
フレンチデピュティ 2-1-5-14 9.1% 36.4%
シンボリクリスエス 2-1-0-5 25.0% 37.5%
Closing Argument 2-0-0-9 18.2% 18.2%
ヘクタープロテクター 2-0-1-1 50.0% 75.0%
Saint Liam 2-0-0-1 66.7% 66.7%
Tapit 2-0-0-1 66.7% 66.7%

データからわかること

母父ではディープインパクトが3勝で最多。
34頭の出走があり、2着3回・3着2回と好走数も積み重ねています。

一方、母父タニノギムレットは6頭で2勝、2着も2回。
複率66.7%ですが、出走数はまだ少なめです。

フレンチデピュティは22頭の出走で複率36.4%。
少数精鋭の高い率と、ある程度の出走実績がある血統は分けて見たいですね。

新潟芝1400mのタイムとレース展開

馬場状態別の平均タイム

馬場 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
良 1:20.5 33.9秒 35.1秒
稍重 1:20.9 33.9秒 35.4秒
重 1:21.8 33.5秒 36.5秒

データからわかること

良馬場は平均勝ち時計が1分20秒5。
前半3F33.9秒に対して、後半3Fは35.1秒と1秒以上時計がかかっています。

稍重では平均1分20秒9、後半3Fは35.4秒。
序盤は良馬場とほぼ同じ速さですが、終盤はさらに時計がかかっています。

重馬場は1レースのみで、平均1分21秒8です。
この数字は少数の結果なので、参考程度に見ておきたいですね。

良馬場のラップ傾向

良馬場の前半3Fは平均33.9秒、後半3Fは35.1秒。
前半の方が約1.2秒速く、序盤からしっかり流れるレースが多くなっています。

2ハロン目が10秒台前半と速く、最後の200mは11秒台後半です。
前半で脚を使う分、最後の粘りや差し脚が勝負を分ける流れですね。

稍重馬場のラップ傾向

稍重馬場では前半3F33.9秒、後半3F35.4秒です。
前後半の差は1.5秒と、良馬場より少し大きくなっています。

序盤のスピードが速い一方、後半は時計がかかる傾向です。
前だけでなく、直線で伸びる馬も考えたいところです。

重馬場のラップ傾向

重馬場では前半3F33.5秒、後半3F36.5秒でした。
後半の方が3.0秒も遅い前傾ラップです。

ただし対象は1レースだけなので、馬場そのものの傾向と決めつけるのは避けたいですね。
展開の影響を受けた数字として見ておきます。

新潟芝1400mのハロン別平均ラップ

良馬場の平均ラップ

芝1400mは200mずつ7つのハロンに分けられます。
良馬場の各ハロン平均ラップは次のとおりです。

到達距離 ハロンラップ
200m 12.3秒
400m 10.5秒
600m 11.1秒
800m 11.6秒
1000m 11.8秒
1200m 11.4秒
1400m 11.8秒

データからわかること

最も速いのは2ハロン目の平均10.5秒です。
スタート直後からスピードが上がり、序盤が速くなりやすいのが分かります。

その後は11秒台のラップが続き、最後の200mは平均11.8秒。
直線で粘り込む馬もいますが、速いペースが続けば差し馬の出番も増えてきます。

新潟芝1400mのレース別平均ラップ

レース名 平均勝ち時計 前半3F 後半3F
朱鷺ステークス 1:20.8 33.9秒 35.3秒
信越ステークス 1:20.7 33.7秒 35.3秒
新潟日報賞 1:19.9 33.8秒 34.8秒
飯豊特別 1:20.9 34.4秒 34.7秒
豊栄特別 1:20.5 33.9秒 35.1秒
新発田城特別 1:20.6 33.9秒 35.0秒

データからわかること

新潟日報賞は前半3Fが速めで、後半もレースによって差があります。
一方、飯豊特別は前半3Fが34秒台前半と、比較的落ち着いた数字です。

同じ芝1400mでも、レースによって前半の流れが変わっています。
平均勝ち時計だけでなく、前後半のラップを一緒に確認すると特徴がつかみやすいですね。

新潟芝1400mのペース別傾向

良馬場38レースの前半3Fを基準に、33.5秒以下をハイペース、33.5秒超~34.2秒以下をミドルペース、34.2秒超をスローペースとして分類しました。
それぞれの前後半ラップを比較します。

スローペース

前半3F平均:34.6秒
後半3F平均:34.4秒

スローペースでは、前半3F34.6秒、後半3F34.4秒です。
後半の方がわずかに速く、最後までスピードが落ちにくい流れになっています。

前で余力を残せる馬だけでなく、直線で脚を使える馬にも注目したいですね。

ミドルペース

前半3F平均:33.9秒
後半3F平均:35.1秒

ミドルペースは前半3F33.9秒に対して後半3F35.1秒。
後半は約1.2秒遅く、終盤に少し時計がかかっています。

先行馬が粘る展開もありますが、直線で差を詰める馬にもチャンスがある流れです。

ハイペース

前半3F平均:33.1秒
後半3F平均:35.7秒

ハイペースでは前半3F33.1秒、後半3F35.7秒。
前後半の差は2.6秒と大きく、終盤で時計がかかるレースが目立ちます。

こうなると、序盤から飛ばす馬には厳しい流れです。
直線で最後まで伸びる差し馬も評価したいですね。

新潟芝1400mのまとめ

新潟芝1400mは、2コーナー奥のポケットからスタートする内回りコースです。
最初のコーナーまで約648mあり、最後の直線は358.7m。平坦でスピードが求められる舞台です。

データでは逃げ馬が12勝、勝率26.7%・複率44.4%と好成績。
ただし差し馬は19勝しており、後ろから差し切る競馬も十分に決まっています。

枠順は6枠が12勝、複率31.0%で目立っています。
良馬場の平均勝ち時計は1分20秒5で、前半3F33.9秒、後半3F35.1秒です。

序盤から速い流れになりやすいだけに、逃げ・先行馬のスピードと、差し馬の終いの脚をどう評価するかがポイントになります。
枠順だけで決めず、各馬の位置取りとペースも合わせて見ていきたいですね。