歴代優勝馬一覧まとめ

有馬記念の歴代優勝馬一覧|高配当やレコード・名勝負や伝説のレースを紹介


有馬記念は、1956年の第1回「中山グランプリ」から続く年末の大一番です。
歴代優勝馬にはシンボリルドルフ、オグリキャップ、ディープインパクト、オルフェーヴルなど、競馬史に名を残す馬が並んでいます。

この記事では、1956~2025年の歴代優勝馬70回分を一覧にし、高配当ランキングやレコード、語り継がれる名勝負・伝説のレースを紹介します。
さらに、1996~2025年の30開催について、上がり3F・1~3着馬・人気・レースラップ・前走成績なども比較しました。

※1956~1965年は芝2600m、1966年以降は芝2500mです。歴代の勝ち時計ランキングは同距離の1966年以降で比較し、馬場状態の違いにも注意しています。

有馬記念の歴代優勝馬一覧【1956~2025年】

まずは70回の優勝馬を振り返ります。
優勝馬名の横に性別・年齢を添え、勝ち時計と優勝馬自身の上がり3Fをまとめました。

2016~2025年の歴代優勝馬

年 優勝馬(性齢) 時計 上がり
2025 ミュージアムマイル(牡3) 2:31.5 34.6
2024 レガレイラ(牝3) 2:31.8 34.9
2023 ドウデュース(牡4) 2:30.9 34.3
2022 イクイノックス(牡3) 2:32.4 35.4
2021 エフフォーリア(牡3) 2:32.0 35.9
2020 クロノジェネシス(牝4) 2:35.0 36.2
2019 リスグラシュー(牝5) 2:30.5 34.7
2018 ブラストワンピース(牡3) 2:32.2 35.7
2017 キタサンブラック(牡5) 2:33.6 35.2
2016 サトノダイヤモンド(牡3) 2:32.6 35.5

2006~2015年の歴代優勝馬

年 優勝馬(性齢) 時計 上がり
2015 ゴールドアクター(牡4) 2:33.0 34.8
2014 ジェンティルドンナ(牝5) 2:35.3 34.1
2013 オルフェーヴル(牡5) 2:32.3 36.0
2012 ゴールドシップ(牡3) 2:31.9 34.9
2011 オルフェーヴル(牡3) 2:36.0 33.3
2010 ヴィクトワールピサ(牡3) 2:32.6 34.6
2009 ドリームジャーニー(牡5) 2:30.0 35.2
2008 ダイワスカーレット(牝4) 2:31.5 36.4
2007 マツリダゴッホ(牡4) 2:33.6 36.3
2006 ディープインパクト(牡4) 2:31.9 33.8

1996~2005年の歴代優勝馬

年 優勝馬(性齢) 時計 上がり
2005 ハーツクライ(牡4) 2:31.9 35.0
2004 ゼンノロブロイ(牡4) 2:29.5 35.3
2003 シンボリクリスエス(牡4) 2:30.5 35.3
2002 シンボリクリスエス(牡3) 2:32.6 34.6
2001 マンハッタンカフェ(牡3) 2:33.1 33.9
2000 テイエムオペラオー(牡4) 2:34.1 36.4
1999 グラスワンダー(牡4) 2:37.2 34.6
1998 グラスワンダー(牡3) 2:32.1 35.3
1997 シルクジャスティス(牡3) 2:34.8 37.0
1996 サクラローレル(牡5) 2:33.8 36.5

1976~1995年の歴代優勝馬

年 優勝馬(性齢) 時計 上がり
1995 マヤノトップガン(牡3) 2:33.6 —
1994 ナリタブライアン(牡3) 2:32.2 —
1993 トウカイテイオー(牡5) 2:30.9 —
1992 メジロパーマー(牡5) 2:33.5 —
1991 ダイユウサク(牡6) 2:30.6 —
1990 オグリキャップ(牡5) 2:34.2 —
1989 イナリワン(牡5) 2:31.7 —
1988 オグリキャップ(牡3) 2:33.9 —
1987 メジロデュレン(牡4) 2:33.9 —
1986 ダイナガリバー(牡3) 2:34.0 —
1985 シンボリルドルフ(牡4) 2:33.1 —
1984 シンボリルドルフ(牡3) 2:32.8 —
1983 リードホーユー(牡3) 2:34.0 —
1982 ヒカリデユール(牡5) 2:36.7 —
1981 アンバーシャダイ(牡4) 2:35.5 —
1980 ホウヨウボーイ(牡5) 2:33.7 —
1979 グリーングラス(牡6) 2:35.4 —
1978 カネミノブ(牡4) 2:33.4 —
1977 テンポイント(牡4) 2:35.4 —
1976 トウショウボーイ(牡3) 2:34.0 —

1956~1975年の歴代優勝馬

年 優勝馬(性齢) 時計 上がり
1975 イシノアラシ(牡3) 2:38.1 —
1974 タニノチカラ(牡5) 2:35.9 —
1973 ストロングエイト(牡4) 2:36.4 —
1972 イシノヒカル(牡3) 2:38.5 —
1971 トウメイ(牝5) 2:36.0 —
1970 スピードシンボリ(牡7) 2:35.7 —
1969 スピードシンボリ(牡6) 2:35.1 —
1968 リュウズキ(牡4) 2:46.2 —
1967 カブトシロー(牡5) 2:39.7 —
1966 コレヒデ(牡4) 2:37.0 —
1965 シンザン(牡4) 2:47.2 —
1964 ヤマトキヨウダイ(牡4) 2:45.1 —
1963 リユウフオーレル(牡4) 2:42.5 —
1962 オンスロート(牡5) 2:44.4 —
1961 ホマレボシ(牡4) 2:40.8 —
1960 スターロツチ(牝3) 2:44.5 —
1959 ガーネツト(牝4) 2:50.9 —
1958 オンワードゼア(牡4) 2:49.2 —
1957 ハクチカラ(牡4) 2:49.0 —
1956 メイヂヒカリ(牡4) 2:43.2 —

※1995年以前の「上がり」は、今回確認できた公的資料に優勝馬個別の上がり3Fがそろっていないため「—」としました。レース全体の上がり3Fを代入していません。年齢は満年齢(現行表記)に統一しています。

1956年のメイヂヒカリから2025年のミュージアムマイルまで、優勝馬のタイプは幅広くなっています。
スピードシンボリやオグリキャップのように複数回制した馬もいれば、ダイユウサクのように伏兵として勝利した馬もいます。

有馬記念の歴代高配当ランキング

払い戻しは100円あたりの金額です。
馬券種によって発売開始時期が異なるため、記録がある年だけを対象にランキングを作成しています。

単勝の高配当ランキングTOP10

順位 年 優勝馬 払戻金
1 2007 マツリダゴッホ 5,230円
2 2005 ハーツクライ 1,710円
3 2015 ゴールドアクター 1,700円
4 1998 グラスワンダー 1,450円
5 2024 レガレイラ 1,090円
6 2018 ブラストワンピース 890円
7 2014 ジェンティルドンナ 870円
8 2010 ヴィクトワールピサ 840円
9 1997 シルクジャスティス 810円
10 2001 マンハッタンカフェ 710円

馬連の高配当ランキングTOP10

順位 年 優勝馬 払戻金
1 2001 マンハッタンカフェ 48,650円
2 2008 ダイワスカーレット 29,490円
3 2025 ミュージアムマイル 22,520円
4 2007 マツリダゴッホ 22,190円
5 2024 レガレイラ 20,470円
6 2002 シンボリクリスエス 14,830円
7 2014 ジェンティルドンナ 12,350円
8 2020 クロノジェネシス 10,330円
9 2015 ゴールドアクター 6,840円
10 1998 グラスワンダー 4,430円

馬単の高配当ランキングTOP10

順位 年 優勝馬 払戻金
1 2007 マツリダゴッホ 69,020円
2 2008 ダイワスカーレット 33,490円
3 2024 レガレイラ 33,100円
4 2025 ミュージアムマイル 29,210円
5 2014 ジェンティルドンナ 21,190円
6 2002 シンボリクリスエス 20,630円
7 2015 ゴールドアクター 13,780円
8 2020 クロノジェネシス 11,360円
9 2019 リスグラシュー 6,130円
10 2012 ゴールドシップ 5,200円

3連複の高配当ランキングTOP10

順位 年 優勝馬 払戻金
1 2008 ダイワスカーレット 192,500円
2 2007 マツリダゴッホ 73,320円
3 2002 シンボリクリスエス 40,570円
4 2011 オルフェーヴル 24,290円
5 2024 レガレイラ 20,850円
6 2015 ゴールドアクター 20,360円
7 2025 ミュージアムマイル 16,580円
8 2014 ジェンティルドンナ 15,250円
9 2010 ヴィクトワールピサ 11,610円
10 2019 リスグラシュー 10,750円

3連単の高配当ランキングTOP10

順位 年 優勝馬 払戻金
1 2008 ダイワスカーレット 985,580円
2 2007 マツリダゴッホ 800,880円
3 2024 レガレイラ 196,520円
4 2025 ミュージアムマイル 131,710円
5 2015 ゴールドアクター 125,870円
6 2014 ジェンティルドンナ 109,590円
7 2011 オルフェーヴル 78,260円
8 2010 ヴィクトワールピサ 60,770円
9 2019 リスグラシュー 57,860円
10 2020 クロノジェネシス 50,150円

3連単の最高配当は2008年の98万5,580円です。
勝ち馬は1番人気ダイワスカーレットでしたが、2・3着に人気薄が入ったことで高配当となりました。

※集計期間は1996~2025年。未発売・未収録の馬券種は除外しました。3連単などを過去30年すべてに発売されたものとして比較していません。

歴代の大波乱を振り返る

人気薄から優勝した馬

年 優勝馬 当日人気 単勝配当
2007 マツリダゴッホ 9番人気 5,230円
2015 ゴールドアクター 8番人気 1,700円
2024 レガレイラ 5番人気 1,090円

高配当の年でも必ずしも人気薄が優勝したとは限りません。
勝ち馬の人気に加え、2・3着馬の人気を確認すると波乱の構図がわかりやすくなります。

1991・1992年に起きた歴史的な大波乱

年 優勝馬 単勝人気 勝ち時計
1991 ダイユウサク 14番人気 2:30.6
1992 メジロパーマー 15番人気 2:33.5

歴代の大波乱として忘れられないのが、1991年のダイユウサクと1992年のメジロパーマーです。
ダイユウサクは14番人気で勝ち、翌年のメジロパーマーは15番人気で優勝しました。
1996年以降のCSVだけでは見落とす記録ですが、70回の歴史を振り返るうえでは欠かせません。

2着・3着に好走した人気薄の馬

年 馬名 着順 当日人気
2010 トゥザグローリー 3着 14番人気
2008 アドマイヤモナーク 2着 14番人気
1996 マイネルブリッジ 3着 14番人気
2002 タップダンスシチー 2着 13番人気
2001 アメリカンボス 2着 13番人気
2000 ダイワテキサス 3着 13番人気
2025 コスモキュランダ 2着 12番人気
2020 サラキア 2着 11番人気
2009 エアシェイディ 3着 11番人気
1998 ステイゴールド 3着 11番人気
2024 シャフリヤール 2着 10番人気
2012 オーシャンブルー 2着 10番人気
2008 エアシェイディ 3着 10番人気

1~3着馬の人気合計が大きかった年

年 上位3頭の人気 合計 優勝馬
2008 1番人気・14番人気・10番人気 25 ダイワスカーレット
2002 2番人気・13番人気・8番人気 23 シンボリクリスエス
2001 3番人気・13番人気・6番人気 22 マンハッタンカフェ
2007 9番人気・5番人気・6番人気 20 マツリダゴッホ
1998 4番人気・3番人気・11番人気 18 グラスワンダー
1996 1番人気・3番人気・14番人気 18 サクラローレル
2024 5番人気・10番人気・2番人気 17 レガレイラ
2015 8番人気・5番人気・4番人気 17 ゴールドアクター
2011 1番人気・7番人気・9番人気 17 オルフェーヴル
2025 3番人気・12番人気・2番人気 17 ミュージアムマイル

※「人気合計」は上位3頭の単勝人気順位を単純に足した独自の比較指標であり、配当金の大小そのものを表すものではありません。

有馬記念のレコード・歴代優勝馬ランキング

歴代勝ち時計ランキングTOP10【芝2500m】

順位 年 優勝馬 勝ち時計
1 2004 ゼンノロブロイ 2:29.5
2 2009 ドリームジャーニー 2:30.0
3 2019 リスグラシュー 2:30.5
4 2003 シンボリクリスエス 2:30.5
5 1991 ダイユウサク 2:30.6
6 2023 ドウデュース 2:30.9
7 1993 トウカイテイオー 2:30.9
8 2025 ミュージアムマイル 2:31.5
9 2008 ダイワスカーレット 2:31.5
10 1989 イナリワン 2:31.7

芝2500mとなった1966年以降の最速は、2004年ゼンノロブロイの2:29.5です。
時計は馬場状態やペースによって変わるため、速い順番がそのまま名馬の強さを示すわけではありません。

優勝馬の上がり3FランキングTOP10【1996~2025年】

順位 年 優勝馬 上がり3F
1 2011 オルフェーヴル 33.3秒
2 2006 ディープインパクト 33.8秒
3 2001 マンハッタンカフェ 33.9秒
4 2014 ジェンティルドンナ 34.1秒
5 2023 ドウデュース 34.3秒
6 2025 ミュージアムマイル 34.6秒
7 2010 ヴィクトワールピサ 34.6秒
8 2002 シンボリクリスエス 34.6秒
9 1999 グラスワンダー 34.6秒
10 2019 リスグラシュー 34.7秒

過去30回で最も速い上がり3Fを記録した優勝馬は、2011年のオルフェーヴル(33.3秒)です。
上がり3Fは最後の600mのタイムを指し、直線だけの速さではありません。

2着馬との着差ランキングTOP10【1996~2025年】

順位 年 優勝馬 2着とのタイム差
1 2003 シンボリクリスエス 1.5秒
2 2013 オルフェーヴル 1.3秒
3 2019 リスグラシュー 0.8秒
4 2006 ディープインパクト 0.5秒
5 2022 イクイノックス 0.4秒
6 1996 サクラローレル 0.4秒
7 2008 ダイワスカーレット 0.3秒
8 2017 キタサンブラック 0.2秒
9 2012 ゴールドシップ 0.2秒
10 2007 マツリダゴッホ 0.2秒

着差が大きかった年には、2003年のシンボリクリスエスや2013年のオルフェーヴルが挙げられます。
大きな差をつける勝利と、最後の一完歩で決する接戦では、同じ優勝でも印象が大きく異なります。

歴代の接戦ランキング【同タイム決着】

年 優勝馬 2着馬 時計差
2024 レガレイラ シャフリヤール 0.0秒
2020 クロノジェネシス サラキア 0.0秒
2018 ブラストワンピース レイデオロ 0.0秒
2016 サトノダイヤモンド キタサンブラック 0.0秒
2015 ゴールドアクター サウンズオブアース 0.0秒
2010 ヴィクトワールピサ ブエナビスタ 0.0秒
2000 テイエムオペラオー メイショウドトウ 0.0秒
1999 グラスワンダー スペシャルウィーク 0.0秒
1997 シルクジャスティス マーベラスサンデー 0.0秒

※「0.0秒」は公式タイム表示上の同タイムであり、同着を意味するものではありません。鼻差・頭差などは同タイムになる場合があります。

1996~2025年では、公式タイム表示上の同タイム決着が9回ありました。
わずかな着差でも勝敗を分けてきたことがわかります。

単勝オッズが高かった優勝馬TOP10

順位 年 優勝馬 単勝人気・オッズ
1 2007 マツリダゴッホ 9番人気・52.3倍
2 2005 ハーツクライ 4番人気・17.1倍
3 2015 ゴールドアクター 8番人気・17.0倍
4 1998 グラスワンダー 4番人気・14.5倍
5 2024 レガレイラ 5番人気・10.9倍
6 2018 ブラストワンピース 3番人気・8.9倍
7 2014 ジェンティルドンナ 4番人気・8.7倍
8 2010 ヴィクトワールピサ 2番人気・8.4倍
9 1997 シルクジャスティス 4番人気・8.1倍
10 2001 マンハッタンカフェ 3番人気・7.1倍

2007年のマツリダゴッホは9番人気、単勝52.3倍で優勝しています。
人気薄の勝利が起こり得る点も、有馬記念の特徴の一つです。

歴代優勝馬の勝ち時計と馬場状態を比較

30年間の勝ち時計一覧

年 優勝馬 勝ち時計 馬場
2025 ミュージアムマイル 2:31.5 良
2024 レガレイラ 2:31.8 良
2023 ドウデュース 2:30.9 良
2022 イクイノックス 2:32.4 良
2021 エフフォーリア 2:32.0 良
2020 クロノジェネシス 2:35.0 良
2019 リスグラシュー 2:30.5 良
2018 ブラストワンピース 2:32.2 稍
2017 キタサンブラック 2:33.6 良
2016 サトノダイヤモンド 2:32.6 良
2015 ゴールドアクター 2:33.0 良
2014 ジェンティルドンナ 2:35.3 良
2013 オルフェーヴル 2:32.3 良
2012 ゴールドシップ 2:31.9 良
2011 オルフェーヴル 2:36.0 良
2010 ヴィクトワールピサ 2:32.6 良
2009 ドリームジャーニー 2:30.0 良
2008 ダイワスカーレット 2:31.5 良
2007 マツリダゴッホ 2:33.6 稍
2006 ディープインパクト 2:31.9 良
2005 ハーツクライ 2:31.9 良
2004 ゼンノロブロイ 2:29.5 良
2003 シンボリクリスエス 2:30.5 良
2002 シンボリクリスエス 2:32.6 稍
2001 マンハッタンカフェ 2:33.1 良
2000 テイエムオペラオー 2:34.1 良
1999 グラスワンダー 2:37.2 良
1998 グラスワンダー 2:32.1 良
1997 シルクジャスティス 2:34.8 良
1996 サクラローレル 2:33.8 良

10年単位で比較した勝ち時計

期間 開催数 平均勝ち時計 前半1000m平均 後半1000m平均
1996~2005年 10 2:33.0 61.6秒 59.9秒
2006~2015年 10 2:32.8 61.0秒 59.6秒
2016~2025年 10 2:32.2 60.7秒 60.1秒

3つの期間で比較すると、前半の流れや後半のラップに違いがあることがわかります。
ただし、その年ごとの馬場や出走馬の組み合わせが異なるため、年代の違いだけで時計の水準を判断することは避けたいところです。

馬場状態別の平均勝ち時計

馬場 開催数 平均勝ち時計 最速 最遅
稍 3 2:32.8 2:32.2 2:33.6
良 27 2:32.7 2:29.5 2:37.2

馬場状態によって時計の出方は異なります。
良馬場以外はサンプルが少ない場合もあるため、個別年の前後半ラップとあわせて見たいところです。

有馬記念の名勝負・伝説のレース

有馬記念には、勝ち時計や配当だけでは語り尽くせない一戦があります。
ここでは復活劇と僅差の決着を中心に、記憶に残るレースを振り返ります。

1990年|オグリキャップ、引退レースで復活

オグリキャップは1988年と1990年に有馬記念を勝ちました。
1988年は3歳で2分33秒9、1990年は5歳で2分34秒2を記録しています。
とくに1990年は引退レースで4番人気から優勝。
勝ち時計だけでは伝わらない有馬記念の魅力を象徴する存在です。

年 優勝馬(性齢) 単勝人気 勝ち時計
1988 オグリキャップ(牡3) 2番人気 2:33.9
1990 オグリキャップ(牡5) 4番人気 2:34.2

1993年|奇跡の復活を果たしたトウカイテイオー

1993年の有馬記念は、トウカイテイオーが4番人気で制した一戦です。
勝ち時計は2分30秒9で、1番人気ビワハヤヒデを2着に退けました。
長期休養を経て戻ってきた名馬が、年末の舞台で再び主役になったレースとして語り継がれています。

年 優勝馬 当日人気 勝ち時計
1993 トウカイテイオー 4番人気 2:30.9

1999年|グラスワンダーとスペシャルウィークの大接戦

1999年は1番人気のグラスワンダーが優勝し、2番人気のスペシャルウィークが2着に入りました。
両馬の走破時計はともに2分37秒2で、タイム差は0.0秒。
記録上は同タイムという、非常に接近した決着でした。

年 優勝馬(人気) 2着馬(人気) タイム差
1999 グラスワンダー(1番人気) スペシャルウィーク(2番人気) 0.0秒

2005年|ハーツクライがディープインパクトを破る

2005年は4番人気のハーツクライが優勝し、1番人気のディープインパクトが2着に入りました。
勝ち時計は2分31秒9で、ディープインパクトとのタイム差は0.1秒。
実績馬同士の対決で人気順とは異なる結果となった一戦です。

年 優勝馬(人気) 2着馬(人気) タイム差
2005 ハーツクライ(4番人気) ディープインパクト(1番人気) 0.1秒

有馬記念を複数回制した名馬

2勝を挙げた歴代の名馬6頭

優勝馬 優勝年 優勝回数
スピードシンボリ 1969・1970 2勝
シンボリルドルフ 1984・1985 2勝
オグリキャップ 1988・1990 2勝
グラスワンダー 1998・1999 2勝
シンボリクリスエス 2002・2003 2勝
オルフェーヴル 2011・2013 2勝

70回の歴史で2度優勝した馬は6頭です。
同じ有馬記念を勝ち切るだけでも難しいなか、異なる年のレース展開や相手関係で結果を残しました。

連覇した馬と隔年で制した馬

区分 優勝馬 優勝年
連覇 スピードシンボリ 1969・1970
連覇 シンボリルドルフ 1984・1985
連覇 シンボリクリスエス 2002・2003
連覇 グラスワンダー 1998・1999
隔年の2勝 オグリキャップ 1988・1990
隔年の2勝 オルフェーヴル 2011・2013

シンボリルドルフ、スピードシンボリ、グラスワンダー、シンボリクリスエスは連覇を達成しました。
オグリキャップとオルフェーヴルは間を空けて2勝しています。

シンボリクリスエスとオルフェーヴルの圧勝劇

年 優勝馬 勝ち時計 2着とのタイム差
2003 シンボリクリスエス 2:30.5 1.5秒
2013 オルフェーヴル 2:32.3 1.3秒

2003年のシンボリクリスエスは1.5秒、2013年のオルフェーヴルは1.3秒の差で勝利しました。
30回の比較でも突出した着差で、力強い勝ち方として記録に残っています。

有馬記念を親子で制した名馬

キタサンブラックとイクイノックス

馬名 関係 優勝年
キタサンブラック 父 2017
イクイノックス 子 2022

キタサンブラックは2017年に逃げ切り勝ち。
産駒イクイノックスは2022年に優勝し、親子でグランプリを制しました。
勝ち方の違いにも注目できます。

ハーツクライとドウデュース

馬名 関係 優勝年
ハーツクライ 父 2005
ドウデュース 子 2023

2005年のハーツクライは1番人気ディープインパクトを破って優勝。
2023年には息子のドウデュースが勝ち、親子で有馬記念の歴史に名を刻みました。

ディープインパクトとその産駒

馬名 関係 優勝年
ディープインパクト 父 2006
ジェンティルドンナ 子 2014
サトノダイヤモンド 子 2016

ディープインパクト自身は2006年に優勝しています。
その後、ジェンティルドンナとサトノダイヤモンドも有馬記念を制しており、血統面からたどる楽しさもあります。

歴代の名馬を勝ち時計・上がり3Fから比較

ドウデュース・レガレイラ・ミュージアムマイルの比較

年 優勝馬 時計 上がり3F 前半1000m 4角
2023 ドウデュース 2:30.9 34.3 60.3 3番手
2024 レガレイラ 2:31.8 34.9 62.8 3番手
2025 ミュージアムマイル 2:31.5 34.6 60.3 11番手

2023年のドウデュースは4コーナー3番手まで進出して勝利。
2024年のレガレイラも3番手から接戦を制し、2025年のミュージアムマイルは11番手から追い込みました。
近年3年間だけでも勝ち方に違いがあります。

ディープインパクト・オルフェーヴル・イクイノックスの比較

年 優勝馬 勝ち時計 上がり3F 4角位置 2着との差
2006 ディープインパクト 2:31.9 33.8 10番手 0.5秒
2011 オルフェーヴル 2:36.0 33.3 5番手 0.1秒
2013 オルフェーヴル 2:32.3 36.0 2番手 1.3秒
2022 イクイノックス 2:32.4 35.4 3番手 0.4秒

2006年ディープインパクトは上がり33.8秒、2011年オルフェーヴルは33.3秒を記録しました。
2022年イクイノックスは4角3番手から押し切り、求められた脚の使い方には違いがありました。

リスグラシューとダイワスカーレットの勝ち方

2019年のリスグラシューは中団から競馬を進め、4角9番手、上がり34.7秒で優勝しました。
2着馬との差は0.8秒です。

2008年のダイワスカーレットは逃げから競馬を進め、4角1番手、上がり36.4秒で優勝しました。
2着馬との差は0.3秒です。

有馬記念の歴代1~3着馬一覧【1996~2025年】

過去30開催の1~3着馬をまとめました。
馬名の括弧内は「性別・年齢・当日単勝人気」です。
人気を集めた馬だけでなく、2・3着に入った伏兵の存在も確認できます。

2016~2025年の1~3着馬

年 1着 2着 3着
2025 ミュージアムマイル(牡3・3番人気) コスモキュランダ(牡4・12番人気) ダノンデサイル(牡4・2番人気)
2024 レガレイラ(牝3・5番人気) シャフリヤール(牡6・10番人気) ダノンデサイル(牡3・2番人気)
2023 ドウデュース(牡4・2番人気) スターズオンアース(牝4・7番人気) タイトルホルダー(牡5・6番人気)
2022 イクイノックス(牡3・1番人気) ボルドグフーシュ(牡3・6番人気) ジェラルディーナ(牝4・3番人気)
2021 エフフォーリア(牡3・1番人気) ディープボンド(牡4・5番人気) クロノジェネシス(牝5・2番人気)
2020 クロノジェネシス(牝4・1番人気) サラキア(牝5・11番人気) フィエールマン(牡5・2番人気)
2019 リスグラシュー(牝5・2番人気) サートゥルナーリア(牡3・3番人気) ワールドプレミア(牡3・4番人気)
2018 ブラストワンピース(牡3・3番人気) レイデオロ(牡4・1番人気) シュヴァルグラン(牡6・9番人気)
2017 キタサンブラック(牡5・1番人気) クイーンズリング(牝5・8番人気) シュヴァルグラン(牡5・3番人気)
2016 サトノダイヤモンド(牡3・1番人気) キタサンブラック(牡4・2番人気) ゴールドアクター(牡5・3番人気)

2006~2015年の1~3着馬

年 1着 2着 3着
2015 ゴールドアクター(牡4・8番人気) サウンズオブアース(牡4・5番人気) キタサンブラック(牡3・4番人気)
2014 ジェンティルドンナ(牝5・4番人気) トゥザワールド(牡3・9番人気) ゴールドシップ(牡5・1番人気)
2013 オルフェーヴル(牡5・1番人気) ウインバリアシオン(牡5・4番人気) ゴールドシップ(牡4・2番人気)
2012 ゴールドシップ(牡3・1番人気) オーシャンブルー(牡4・10番人気) ルーラーシップ(牡5・2番人気)
2011 オルフェーヴル(牡3・1番人気) エイシンフラッシュ(牡4・7番人気) トゥザグローリー(牡4・9番人気)
2010 ヴィクトワールピサ(牡3・2番人気) ブエナビスタ(牝4・1番人気) トゥザグローリー(牡3・14番人気)
2009 ドリームジャーニー(牡5・2番人気) ブエナビスタ(牝3・1番人気) エアシェイディ(牡8・11番人気)
2008 ダイワスカーレット(牝4・1番人気) アドマイヤモナーク(牡7・14番人気) エアシェイディ(牡7・10番人気)
2007 マツリダゴッホ(牡4・9番人気) ダイワスカーレット(牝3・5番人気) ダイワメジャー(牡6・6番人気)
2006 ディープインパクト(牡4・1番人気) ポップロック(牡5・6番人気) ダイワメジャー(牡5・3番人気)

1996~2005年の1~3着馬

年 1着 2着 3着
2005 ハーツクライ(牡4・4番人気) ディープインパクト(牡3・1番人気) リンカーン(牡5・6番人気)
2004 ゼンノロブロイ(牡4・1番人気) タップダンスシチー(牡7・3番人気) シルクフェイマス(牡5・9番人気)
2003 シンボリクリスエス(牡4・1番人気) リンカーン(牡3・4番人気) ゼンノロブロイ(牡3・3番人気)
2002 シンボリクリスエス(牡3・2番人気) タップダンスシチー(牡5・13番人気) コイントス(牡4・8番人気)
2001 マンハッタンカフェ(牡3・3番人気) アメリカンボス(牡6・13番人気) トゥザヴィクトリー(牝5・6番人気)
2000 テイエムオペラオー(牡4・1番人気) メイショウドトウ(牡4・2番人気) ダイワテキサス(牡7・13番人気)
1999 グラスワンダー(牡4・1番人気) スペシャルウィーク(牡4・2番人気) テイエムオペラオー(牡3・5番人気)
1998 グラスワンダー(牡3・4番人気) メジロブライト(牡4・3番人気) ステイゴールド(牡4・11番人気)
1997 シルクジャスティス(牡3・4番人気) マーベラスサンデー(牡5・1番人気) エアグルーヴ(牝4・2番人気)
1996 サクラローレル(牡5・1番人気) マーベラスサンデー(牡4・3番人気) マイネルブリッジ(牡4・14番人気)

優勝馬の人気と2・3着馬の人気を並べると、同じ有馬記念でも堅い決着と波乱の年があることがわかります。
特に上位馬の人気が割れた年は、勝ち馬だけの記録では見えない特徴が表れています。

有馬記念で惜敗した名馬を比較

2着馬の一覧【1996~2025年】

年 2着馬(性齢) 人気 優勝馬
2025 コスモキュランダ(牡4) 12番人気 ミュージアムマイル
2024 シャフリヤール(牡6) 10番人気 レガレイラ
2023 スターズオンアース(牝4) 7番人気 ドウデュース
2022 ボルドグフーシュ(牡3) 6番人気 イクイノックス
2021 ディープボンド(牡4) 5番人気 エフフォーリア
2020 サラキア(牝5) 11番人気 クロノジェネシス
2019 サートゥルナーリア(牡3) 3番人気 リスグラシュー
2018 レイデオロ(牡4) 1番人気 ブラストワンピース
2017 クイーンズリング(牝5) 8番人気 キタサンブラック
2016 キタサンブラック(牡4) 2番人気 サトノダイヤモンド
2015 サウンズオブアース(牡4) 5番人気 ゴールドアクター
2014 トゥザワールド(牡3) 9番人気 ジェンティルドンナ
2013 ウインバリアシオン(牡5) 4番人気 オルフェーヴル
2012 オーシャンブルー(牡4) 10番人気 ゴールドシップ
2011 エイシンフラッシュ(牡4) 7番人気 オルフェーヴル
2010 ブエナビスタ(牝4) 1番人気 ヴィクトワールピサ
2009 ブエナビスタ(牝3) 1番人気 ドリームジャーニー
2008 アドマイヤモナーク(牡7) 14番人気 ダイワスカーレット
2007 ダイワスカーレット(牝3) 5番人気 マツリダゴッホ
2006 ポップロック(牡5) 6番人気 ディープインパクト
2005 ディープインパクト(牡3) 1番人気 ハーツクライ
2004 タップダンスシチー(牡7) 3番人気 ゼンノロブロイ
2003 リンカーン(牡3) 4番人気 シンボリクリスエス
2002 タップダンスシチー(牡5) 13番人気 シンボリクリスエス
2001 アメリカンボス(牡6) 13番人気 マンハッタンカフェ
2000 メイショウドトウ(牡4) 2番人気 テイエムオペラオー
1999 スペシャルウィーク(牡4) 2番人気 グラスワンダー
1998 メジロブライト(牡4) 3番人気 グラスワンダー
1997 マーベラスサンデー(牡5) 1番人気 シルクジャスティス
1996 マーベラスサンデー(牡4) 3番人気 サクラローレル

3着馬の一覧【1996~2025年】

年 3着馬(性齢) 人気 優勝馬
2025 ダノンデサイル(牡4) 2番人気 ミュージアムマイル
2024 ダノンデサイル(牡3) 2番人気 レガレイラ
2023 タイトルホルダー(牡5) 6番人気 ドウデュース
2022 ジェラルディーナ(牝4) 3番人気 イクイノックス
2021 クロノジェネシス(牝5) 2番人気 エフフォーリア
2020 フィエールマン(牡5) 2番人気 クロノジェネシス
2019 ワールドプレミア(牡3) 4番人気 リスグラシュー
2018 シュヴァルグラン(牡6) 9番人気 ブラストワンピース
2017 シュヴァルグラン(牡5) 3番人気 キタサンブラック
2016 ゴールドアクター(牡5) 3番人気 サトノダイヤモンド
2015 キタサンブラック(牡3) 4番人気 ゴールドアクター
2014 ゴールドシップ(牡5) 1番人気 ジェンティルドンナ
2013 ゴールドシップ(牡4) 2番人気 オルフェーヴル
2012 ルーラーシップ(牡5) 2番人気 ゴールドシップ
2011 トゥザグローリー(牡4) 9番人気 オルフェーヴル
2010 トゥザグローリー(牡3) 14番人気 ヴィクトワールピサ
2009 エアシェイディ(牡8) 11番人気 ドリームジャーニー
2008 エアシェイディ(牡7) 10番人気 ダイワスカーレット
2007 ダイワメジャー(牡6) 6番人気 マツリダゴッホ
2006 ダイワメジャー(牡5) 3番人気 ディープインパクト
2005 リンカーン(牡5) 6番人気 ハーツクライ
2004 シルクフェイマス(牡5) 9番人気 ゼンノロブロイ
2003 ゼンノロブロイ(牡3) 3番人気 シンボリクリスエス
2002 コイントス(牡4) 8番人気 シンボリクリスエス
2001 トゥザヴィクトリー(牝5) 6番人気 マンハッタンカフェ
2000 ダイワテキサス(牡7) 13番人気 テイエムオペラオー
1999 テイエムオペラオー(牡3) 5番人気 グラスワンダー
1998 ステイゴールド(牡4) 11番人気 グラスワンダー
1997 エアグルーヴ(牝4) 2番人気 シルクジャスティス
1996 マイネルブリッジ(牡4) 14番人気 サクラローレル

1番人気で惜敗した名馬

年 馬名 着順 優勝馬
2018 レイデオロ 2着 ブラストワンピース
2014 ゴールドシップ 3着 ジェンティルドンナ
2010 ブエナビスタ 2着 ヴィクトワールピサ
2009 ブエナビスタ 2着 ドリームジャーニー
2005 ディープインパクト 2着 ハーツクライ
1997 マーベラスサンデー 2着 シルクジャスティス

2005年のディープインパクトや2010年のブエナビスタなど、1番人気ながら優勝を逃した馬もいます。
負けた年の着順だけで、それまでの実績や能力を否定することはできません。

1番人気馬の歴代成績【1996~2025年】

1番人気馬30頭の着順と複勝率

項目 成績 勝率 複勝率
1番人気馬 [15-5-1-9] 50.0% 70.0%

1番人気馬は30回中15勝、3着以内は21回です。
一方、3着以内に入れなかった年も9回ありました。

1番人気馬の年別成績

年 1番人気馬 着順 優勝馬
2025 レガレイラ 4着 ミュージアムマイル
2024 アーバンシック 6着 レガレイラ
2023 ジャスティンパレス 4着 ドウデュース
2022 イクイノックス 1着 イクイノックス
2021 エフフォーリア 1着 エフフォーリア
2020 クロノジェネシス 1着 クロノジェネシス
2019 アーモンドアイ 9着 リスグラシュー
2018 レイデオロ 2着 ブラストワンピース
2017 キタサンブラック 1着 キタサンブラック
2016 サトノダイヤモンド 1着 サトノダイヤモンド
2015 ゴールドシップ 8着 ゴールドアクター
2014 ゴールドシップ 3着 ジェンティルドンナ
2013 オルフェーヴル 1着 オルフェーヴル
2012 ゴールドシップ 1着 ゴールドシップ
2011 オルフェーヴル 1着 オルフェーヴル
2010 ブエナビスタ 2着 ヴィクトワールピサ
2009 ブエナビスタ 2着 ドリームジャーニー
2008 ダイワスカーレット 1着 ダイワスカーレット
2007 メイショウサムソン 8着 マツリダゴッホ
2006 ディープインパクト 1着 ディープインパクト
2005 ディープインパクト 2着 ハーツクライ
2004 ゼンノロブロイ 1着 ゼンノロブロイ
2003 シンボリクリスエス 1着 シンボリクリスエス
2002 ファインモーション 5着 シンボリクリスエス
2001 テイエムオペラオー 5着 マンハッタンカフェ
2000 テイエムオペラオー 1着 テイエムオペラオー
1999 グラスワンダー 1着 グラスワンダー
1998 セイウンスカイ 4着 グラスワンダー
1997 マーベラスサンデー 2着 シルクジャスティス
1996 サクラローレル 1着 サクラローレル

1番人気馬が敗れた年の勝ち馬

年 1番人気馬・着順 優勝馬・人気 勝ち時計
2025 レガレイラ・4着 ミュージアムマイル・3番人気 2:31.5
2024 アーバンシック・6着 レガレイラ・5番人気 2:31.8
2023 ジャスティンパレス・4着 ドウデュース・2番人気 2:30.9
2019 アーモンドアイ・9着 リスグラシュー・2番人気 2:30.5
2018 レイデオロ・2着 ブラストワンピース・3番人気 2:32.2
2015 ゴールドシップ・8着 ゴールドアクター・8番人気 2:33.0
2014 ゴールドシップ・3着 ジェンティルドンナ・4番人気 2:35.3
2010 ブエナビスタ・2着 ヴィクトワールピサ・2番人気 2:32.6
2009 ブエナビスタ・2着 ドリームジャーニー・2番人気 2:30.0
2007 メイショウサムソン・8着 マツリダゴッホ・9番人気 2:33.6
2005 ディープインパクト・2着 ハーツクライ・4番人気 2:31.9
2002 ファインモーション・5着 シンボリクリスエス・2番人気 2:32.6
2001 テイエムオペラオー・5着 マンハッタンカフェ・3番人気 2:33.1
1998 セイウンスカイ・4着 グラスワンダー・4番人気 2:32.1
1997 マーベラスサンデー・2着 シルクジャスティス・4番人気 2:34.8

1番人気の敗戦には、2着まで迫った例と大きく順位を落とした例の両方があります。
敗因を人気だけに求めず、その年のペースや相手関係を確認することが重要です。

有馬記念の歴代ラップ分析と勝ち方

前半1000m・中盤500m・後半1000mの比較

年 優勝馬 前半1000m 中盤500m 後半1000m
2025 ミュージアムマイル 60.3 30.7 60.5
2024 レガレイラ 62.8 31.1 57.9
2023 ドウデュース 60.3 30.5 60.1
2022 イクイノックス 61.2 31.6 59.6
2021 エフフォーリア 59.4 31.1 61.5
2020 クロノジェネシス 62.2 32.1 60.7
2019 リスグラシュー 58.4 30.5 61.6
2018 ブラストワンピース 60.7 31.2 60.3
2017 キタサンブラック 61.4 32.7 59.5
2016 サトノダイヤモンド 60.8 32.4 59.4
2015 ゴールドアクター 62.5 31.6 58.9
2014 ジェンティルドンナ 63.0 33.0 59.3
2013 オルフェーヴル 60.7 30.8 60.8
2012 ゴールドシップ 60.5 31.4 60.0
2011 オルフェーヴル 63.6 34.5 57.9
2010 ヴィクトワールピサ 62.0 32.5 58.1
2009 ドリームジャーニー 58.4 31.0 60.6
2008 ダイワスカーレット 59.6 32.1 59.8
2007 マツリダゴッホ 60.5 32.4 60.7
2006 ディープインパクト 59.5 32.0 60.4
2005 ハーツクライ 61.6 30.5 59.8
2004 ゼンノロブロイ 60.3 29.9 59.3
2003 シンボリクリスエス 58.4 31.6 60.5
2002 シンボリクリスエス 62.1 31.4 59.1
2001 マンハッタンカフェ 62.6 32.6 57.9
2000 テイエムオペラオー 62.7 31.1 60.3
1999 グラスワンダー 65.2 32.3 59.7
1998 グラスワンダー 60.9 31.0 60.2
1997 シルクジャスティス 60.5 32.5 61.8
1996 サクラローレル 61.6 31.5 60.7

※前半・後半1000mは基本データの「前5F通過」「後5F上り」を使用。中盤500mは、勝ち時計から前後半1000mの合計を差し引いた値です。

芝2500mはスタートからゴールまで長く走るため、前半の位置取りだけでなく、中盤で脚を温存できたかどうかも結果に影響すると考えられます。
後半1000mが速い年ほど、最後まで長く脚を使う能力が問われた可能性があります。

後半1000mが速かったレースTOP10

順位 年 優勝馬 後半1000m
1 2024 レガレイラ 57.9秒
2 2011 オルフェーヴル 57.9秒
3 2001 マンハッタンカフェ 57.9秒
4 2010 ヴィクトワールピサ 58.1秒
5 2015 ゴールドアクター 58.9秒
6 2002 シンボリクリスエス 59.1秒
7 2014 ジェンティルドンナ 59.3秒
8 2004 ゼンノロブロイ 59.3秒
9 2016 サトノダイヤモンド 59.4秒
10 2017 キタサンブラック 59.5秒

前半1000mが速かったレースTOP10

順位 年 優勝馬 前半1000m
1 2019 リスグラシュー 58.4秒
2 2009 ドリームジャーニー 58.4秒
3 2003 シンボリクリスエス 58.4秒
4 2021 エフフォーリア 59.4秒
5 2006 ディープインパクト 59.5秒
6 2008 ダイワスカーレット 59.6秒
7 2025 ミュージアムマイル 60.3秒
8 2023 ドウデュース 60.3秒
9 2004 ゼンノロブロイ 60.3秒
10 2012 ゴールドシップ 60.5秒

近年5年間のラップ・上がり3Fを比較

年 優勝馬 前半1000m 後半1000m レース上がり3F 優勝馬の上がり3F
2025 ミュージアムマイル 60.3 60.5 35.6 34.6
2024 レガレイラ 62.8 57.9 35.2 34.9
2023 ドウデュース 60.3 60.1 35.9 34.3
2022 イクイノックス 61.2 59.6 35.9 35.4
2021 エフフォーリア 59.4 61.5 36.7 35.9

レース全体の上がり3Fと、優勝馬自身の上がり3Fは同じとは限りません。
優勝馬が後方から差してきた年ほど、この2つの数字に差が出ることがあります。

歴代優勝馬の脚質と4コーナー位置を比較

脚質別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
先行 14勝 46.7% レガレイラ・イクイノックス・ブラストワンピース・サトノダイヤモンド
中団 8勝 26.7% エフフォーリア・リスグラシュー・ゴールドシップ・オルフェーヴル
後方 3勝 10.0% ミュージアムマイル・マンハッタンカフェ・テイエムオペラオー
まくり 3勝 10.0% ドウデュース・クロノジェネシス・オルフェーヴル
逃げ 2勝 6.7% キタサンブラック・ダイワスカーレット

最多は先行の14勝です。
中団8勝、逃げ2勝と続き、まくりによる優勝も見られます。
脚質の分類は元データの区分に合わせています。

4コーナーの位置取り別優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
1~4番手 19勝 63.3% レガレイラ・ドウデュース・イクイノックス・クロノジェネシス
9番手以下 7勝 23.3% ミュージアムマイル・リスグラシュー・ゴールドシップ・ディープインパクト
5~8番手 4勝 13.3% エフフォーリア・オルフェーヴル・ドリームジャーニー・シンボリクリスエス

4コーナー1~4番手からの優勝は19回、9番手以下からの優勝は7回です。
中山芝2500mでは、直線に向く前の位置取りにも注目したいところです。

優勝馬の上がり3F順位別の回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
1位 13勝 43.3% ミュージアムマイル・レガレイラ・ドウデュース・エフフォーリア
2位 7勝 23.3% イクイノックス・クロノジェネシス・オルフェーヴル・シンボリクリスエス
8位 3勝 10.0% キタサンブラック・ジェンティルドンナ・ヴィクトワールピサ
3位 3勝 10.0% サトノダイヤモンド・ダイワスカーレット・グラスワンダー
5位 2勝 6.7% ブラストワンピース・ハーツクライ
4位 1勝 3.3% ゴールドアクター
7位 1勝 3.3% ゼンノロブロイ

上がり3F最速で勝利した馬は13頭(30回中)です。
一方で、上がり順位が最速でなくても勝てることから、道中の位置取りやペース配分も重要と考えられます。

逃げ切り勝ちと後方からの差し切り

年 優勝馬 脚質 4角位置
2025 ミュージアムマイル 後方 11番手
2023 ドウデュース まくり 3番手
2020 クロノジェネシス まくり 3番手
2017 キタサンブラック 逃げ 1番手
2013 オルフェーヴル まくり 2番手
2008 ダイワスカーレット 逃げ 1番手
2001 マンハッタンカフェ 後方 9番手
2000 テイエムオペラオー 後方 11番手

ダイワスカーレットやキタサンブラックは逃げ切りで勝利しました。
一方、ミュージアムマイルやマンハッタンカフェは後方から末脚を伸ばしており、優勝馬の勝ち方は一つではありません。

歴代優勝馬の人気・年齢・性別

単勝人気別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
1番人気 15勝 50.0% イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス・キタサンブラック
2番人気 5勝 16.7% ドウデュース・リスグラシュー・ヴィクトワールピサ・ドリームジャーニー
4番人気 4勝 13.3% ジェンティルドンナ・ハーツクライ・グラスワンダー・シルクジャスティス
3番人気 3勝 10.0% ミュージアムマイル・ブラストワンピース・マンハッタンカフェ
5番人気 1勝 3.3% レガレイラ
8番人気 1勝 3.3% ゴールドアクター
9番人気 1勝 3.3% マツリダゴッホ

1996~2025年の1番人気馬による優勝は15回で、ちょうど半数を占めています。
ただし、8番人気や9番人気からの勝利もあり、支持順位だけでは決まらないレースです。

年齢別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
3歳 13勝 43.3% ミュージアムマイル・レガレイラ・イクイノックス・エフフォーリア
4歳 11勝 36.7% ドウデュース・クロノジェネシス・ゴールドアクター・ダイワスカーレット
5歳 6勝 20.0% リスグラシュー・キタサンブラック・ジェンティルドンナ・オルフェーヴル

3歳馬が古馬に挑戦して優勝した年も多く、年齢ごとの優勝回数だけでは能力の優劣を決められません。

牡馬・牝馬別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
牡馬 25勝 83.3% ミュージアムマイル・ドウデュース・イクイノックス・エフフォーリア
牝馬 5勝 16.7% レガレイラ・クロノジェネシス・リスグラシュー・ジェンティルドンナ

牝馬の優勝例にはダイワスカーレット、ジェンティルドンナ、リスグラシュー、クロノジェネシス、レガレイラがいます。

所属別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
栗東 17勝 56.7% ミュージアムマイル・ドウデュース・クロノジェネシス・リスグラシュー
美浦 13勝 43.3% レガレイラ・イクイノックス・エフフォーリア・ブラストワンピース

斤量別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
55kg 15勝 50.0% イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス・リスグラシュー
57kg 11勝 36.7% キタサンブラック・ゴールドアクター・オルフェーヴル・ドリームジャーニー
56kg 2勝 6.7% ミュージアムマイル・サクラローレル
58kg 1勝 3.3% ドウデュース
54kg 1勝 3.3% レガレイラ

歴代優勝馬の枠順・馬番・馬体重

枠順別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
4枠 7勝 23.3% レガレイラ・ブラストワンピース・ゴールドアクター・マンハッタンカフェ
5枠 5勝 16.7% イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス・ドリームジャーニー
1枠 5勝 16.7% キタサンブラック・ヴィクトワールピサ・ゼンノロブロイ・シンボリクリスエス
3枠 4勝 13.3% ドウデュース・リスグラシュー・オルフェーヴル・ディープインパクト
2枠 3勝 10.0% ミュージアムマイル・ジェンティルドンナ・マツリダゴッホ
6枠 2勝 6.7% サトノダイヤモンド・オルフェーヴル
7枠 2勝 6.7% ゴールドシップ・シルクジャスティス
8枠 2勝 6.7% ダイワスカーレット・シンボリクリスエス

馬番別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
4番 4勝 13.3% ミュージアムマイル・ジェンティルドンナ・ディープインパクト・マンハッタンカフェ
9番 4勝 13.3% イクイノックス・クロノジェネシス・オルフェーヴル・ドリームジャーニー
6番 3勝 10.0% リスグラシュー・オルフェーヴル・サクラローレル
7番 3勝 10.0% ゴールドアクター・テイエムオペラオー・グラスワンダー
1番 3勝 10.0% ヴィクトワールピサ・ゼンノロブロイ・シンボリクリスエス
8番 2勝 6.7% レガレイラ・ブラストワンピース
13番 2勝 6.7% ゴールドシップ・ダイワスカーレット
10番 2勝 6.7% エフフォーリア・ハーツクライ
2番 2勝 6.7% キタサンブラック・グラスワンダー
5番 1勝 3.3% ドウデュース
11番 1勝 3.3% サトノダイヤモンド
3番 1勝 3.3% マツリダゴッホ
12番 1勝 3.3% シンボリクリスエス
14番 1勝 3.3% シルクジャスティス

馬体重別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
500~519kg 10勝 33.3% ミュージアムマイル・ドウデュース・エフフォーリア・サトノダイヤモンド
460~479kg 7勝 23.3% レガレイラ・クロノジェネシス・リスグラシュー・ジェンティルドンナ
480~499kg 7勝 23.3% イクイノックス・ゴールドアクター・ダイワスカーレット・マツリダゴッホ
520kg以上 4勝 13.3% ブラストワンピース・キタサンブラック・シンボリクリスエス
440kg未満 2勝 6.7% ドリームジャーニー・ディープインパクト

ここは「優勝馬が多かった枠や馬体重」の集計であり、全出走馬を分母にした枠順有利・不利の証明ではありません。
枠の有利不利は、出走頭数や脚質も踏まえて判断したいところです。

歴代優勝馬の前走成績を比較

前走レース別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
ジャパンカップ 11勝 36.7% ドウデュース・キタサンブラック・ジェンティルドンナ・ヴィクトワールピサ
天皇賞(秋) 8勝 26.7% ミュージアムマイル・イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス
菊花賞 5勝 16.7% ブラストワンピース・サトノダイヤモンド・ゴールドシップ・オルフェーヴル
アルゼンチン共和国杯 2勝 6.7% ゴールドアクター・グラスワンダー
コックスプレート 1勝 3.3% リスグラシュー
エリザベス女王杯 1勝 3.3% レガレイラ
凱旋門賞 1勝 3.3% オルフェーヴル
毎日王冠 1勝 3.3% グラスワンダー

前走着順別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
1着 12勝 40.0% イクイノックス・エフフォーリア・リスグラシュー・サトノダイヤモンド
3着 6勝 20.0% クロノジェネシス・キタサンブラック・ヴィクトワールピサ・シンボリクリスエス
2着 4勝 13.3% ミュージアムマイル・オルフェーヴル・ダイワスカーレット・ハーツクライ
4着 3勝 10.0% ドウデュース・ブラストワンピース・ジェンティルドンナ
5着 2勝 6.7% レガレイラ・シルクジャスティス
6着 2勝 6.7% ドリームジャーニー・グラスワンダー
15着 1勝 3.3% マツリダゴッホ

前走人気別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
1番人気 17勝 56.7% レガレイラ・イクイノックス・ブラストワンピース・キタサンブラック
3番人気 3勝 10.0% ミュージアムマイル・ドウデュース・エフフォーリア
2番人気 3勝 10.0% クロノジェネシス・ダイワスカーレット・ハーツクライ
記録なし 2勝 6.7% リスグラシュー・オルフェーヴル
8番人気 2勝 6.7% ヴィクトワールピサ・マツリダゴッホ
4番人気 2勝 6.7% ドリームジャーニー・シルクジャスティス
6番人気 1勝 3.3% マンハッタンカフェ

※海外レースは前走の単勝人気が記録されていない場合があります。空欄を0番人気として数えていません。

前走距離別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
2400m 11勝 36.7% ドウデュース・キタサンブラック・ジェンティルドンナ・オルフェーヴル
2000m 8勝 26.7% ミュージアムマイル・イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス
3000m 5勝 16.7% ブラストワンピース・サトノダイヤモンド・ゴールドシップ・オルフェーヴル
2200m 2勝 6.7% レガレイラ・シンボリクリスエス
2500m 2勝 6.7% ゴールドアクター・グラスワンダー
2040m 1勝 3.3% リスグラシュー
1800m 1勝 3.3% グラスワンダー

前走からの間隔別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
中3週 11勝 36.7% ドウデュース・キタサンブラック・ジェンティルドンナ・ヴィクトワールピサ
中7週 9勝 30.0% ミュージアムマイル・イクイノックス・エフフォーリア・クロノジェネシス
中8週 5勝 16.7% ブラストワンピース・サトノダイヤモンド・ゴールドシップ・オルフェーヴル
中6週 2勝 6.7% ゴールドアクター・グラスワンダー
中10週 2勝 6.7% オルフェーヴル・グラスワンダー
中5週 1勝 3.3% レガレイラ

※前走間隔はCSVの間隔値を1週差し引いた「中○週」の表記に変更しています。

前走4着以下から巻き返した優勝馬

年 優勝馬 前走レース 前走着順
2024 レガレイラ エリザベス女王杯 5着
2023 ドウデュース ジャパンカップ 4着
2018 ブラストワンピース 菊花賞 4着
2014 ジェンティルドンナ ジャパンカップ 4着
2009 ドリームジャーニー 天皇賞(秋) 6着
2007 マツリダゴッホ 天皇賞(秋) 15着
1998 グラスワンダー アルゼンチン共和国杯 6着
1997 シルクジャスティス ジャパンカップ 5着

過去30回では前走4着以下から巻き返した優勝馬が8頭います。
特に2007年のマツリダゴッホは前走の天皇賞(秋)15着から優勝し、着順だけでは測れない条件変化を示しました。

前走1着から有馬記念も制した馬

年 優勝馬 前走レース 前走着順
2022 イクイノックス 天皇賞(秋) 1着
2021 エフフォーリア 天皇賞(秋) 1着
2019 リスグラシュー コックスプレート 1着
2016 サトノダイヤモンド 菊花賞 1着
2015 ゴールドアクター アルゼンチン共和国杯 1着
2012 ゴールドシップ 菊花賞 1着
2011 オルフェーヴル 菊花賞 1着
2006 ディープインパクト ジャパンカップ 1着
2004 ゼンノロブロイ ジャパンカップ 1着
2001 マンハッタンカフェ 菊花賞 1着
2000 テイエムオペラオー ジャパンカップ 1着
1999 グラスワンダー 毎日王冠 1着

歴代優勝馬の血統と生産牧場を比較

種牡馬別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
サンデーサイレンス 5勝 16.7% マツリダゴッホ・ディープインパクト・ハーツクライ・ゼンノロブロイ
ステイゴールド 4勝 13.3% オルフェーヴル・ゴールドシップ・ドリームジャーニー
ハーツクライ 2勝 6.7% ドウデュース・リスグラシュー
Silver Hawk 2勝 6.7% グラスワンダー
ディープインパクト 2勝 6.7% サトノダイヤモンド・ジェンティルドンナ
Kris S. 2勝 6.7% シンボリクリスエス
リオンディーズ 1勝 3.3% ミュージアムマイル
スワーヴリチャード 1勝 3.3% レガレイラ
ハービンジャー 1勝 3.3% ブラストワンピース
キタサンブラック 1勝 3.3% イクイノックス
エピファネイア 1勝 3.3% エフフォーリア
スクリーンヒーロー 1勝 3.3% ゴールドアクター
ブラックタイド 1勝 3.3% キタサンブラック
バゴ 1勝 3.3% クロノジェネシス
アグネスタキオン 1勝 3.3% ダイワスカーレット
ネオユニヴァース 1勝 3.3% ヴィクトワールピサ
オペラハウス 1勝 3.3% テイエムオペラオー
ブライアンズタイム 1勝 3.3% シルクジャスティス
Rainbow Quest 1勝 3.3% サクラローレル

ステイゴールド産駒にはオルフェーヴル、ドリームジャーニー、ゴールドシップが並びます。
複数回優勝した同一馬も延べ勝利数に含めています。

母父別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
メジロマックイーン 4勝 13.3% オルフェーヴル・ゴールドシップ・ドリームジャーニー
ハーツクライ 2勝 6.7% ミュージアムマイル・エフフォーリア
Gold Meridian 2勝 6.7% シンボリクリスエス
Danzig 2勝 6.7% グラスワンダー
クロフネ 1勝 3.3% クロノジェネシス
ハービンジャー 1勝 3.3% レガレイラ
Vindication 1勝 3.3% ドウデュース
キングヘイロー 1勝 3.3% イクイノックス
サクラバクシンオー 1勝 3.3% キタサンブラック
キングカメハメハ 1勝 3.3% ブラストワンピース
American Post 1勝 3.3% リスグラシュー
Orpen 1勝 3.3% サトノダイヤモンド
Machiavellian 1勝 3.3% ヴィクトワールピサ
ノーザンテースト 1勝 3.3% ダイワスカーレット
キョウワアリシバ 1勝 3.3% ゴールドアクター
Bertolini 1勝 3.3% ジェンティルドンナ
Alzao 1勝 3.3% ディープインパクト
Bel Bolide 1勝 3.3% マツリダゴッホ
Mining 1勝 3.3% ゼンノロブロイ
トニービン 1勝 3.3% ハーツクライ
Law Society 1勝 3.3% マンハッタンカフェ
Blushing Groom 1勝 3.3% テイエムオペラオー
サテインゴ 1勝 3.3% シルクジャスティス
Saint Cyrien 1勝 3.3% サクラローレル

母父別の集計は父の集計とは異なる角度で血統を見られます。
ただし、勝利数だけでは出走頭数の違いを補正できないため、単純に優劣を決める資料ではありません。

生産牧場別の優勝回数

分類項目 優勝回数 構成比 該当優勝馬
ノーザンファーム 11勝 36.7% ミュージアムマイル・レガレイラ・ドウデュース・イクイノックス
社台ファーム 4勝 13.3% ヴィクトワールピサ・ダイワスカーレット・ハーツクライ・マンハッタンカフェ
社台コーポレーション白老ファーム 3勝 10.0% オルフェーヴル・ドリームジャーニー
Takahiro Wada 2勝 6.7% シンボリクリスエス
Phillips Racing Partnership & John Phillips 2勝 6.7% グラスワンダー
出口牧場 1勝 3.3% ゴールドシップ
北勝ファーム 1勝 3.3% ゴールドアクター
ヤナガワ牧場 1勝 3.3% キタサンブラック
岡田スタツド 1勝 3.3% マツリダゴッホ
白老ファーム 1勝 3.3% ゼンノロブロイ
杵臼牧場 1勝 3.3% テイエムオペラオー
早田牧場新冠支場 1勝 3.3% シルクジャスティス
谷岡牧場 1勝 3.3% サクラローレル

※生産者名はCSV記載の名称で集計しています。歴史的に名称変更がある場合も、確認なく別名を統合していません。

生産牧場と歴代優勝馬の対応

生産者 優勝回数 主な優勝馬
Phillips Racing Partnership & John Phillips 2 グラスワンダー
Takahiro Wada 2 シンボリクリスエス
ノーザンファーム 11 ミュージアムマイル、レガレイラ、ドウデュース、イクイノックス、エフフォーリア、クロノジェネシス、リスグラシュー、ブラストワンピース、サトノダイヤモンド、ジェンティルドンナ、ディープインパクト
ヤナガワ牧場 1 キタサンブラック
出口牧場 1 ゴールドシップ
北勝ファーム 1 ゴールドアクター
岡田スタツド 1 マツリダゴッホ
早田牧場新冠支場 1 シルクジャスティス
杵臼牧場 1 テイエムオペラオー
白老ファーム 1 ゼンノロブロイ
社台コーポレーション白老ファーム 3 オルフェーヴル、ドリームジャーニー
社台ファーム 4 ヴィクトワールピサ、ダイワスカーレット、ハーツクライ、マンハッタンカフェ
谷岡牧場 1 サクラローレル

優勝騎手・調教師ランキング【1996~2025年】

騎手別の優勝回数

騎手 優勝回数 優勝年
池添謙一 4勝 2009・2011・2013・2018
武豊 3勝 2006・2017・2023
ルメール 3勝 2005・2016・2022
ペリエ(引退) 3勝 2002・2003・2004
蛯名正義(引退) 2勝 2001・2007
戸崎圭太 2勝 2014・2024
的場均(引退) 2勝 1998・1999
C.デム 1勝 2025
北村友一 1勝 2020
横山武史 1勝 2021
内田博幸 1勝 2012
吉田隼人 1勝 2015
レーン 1勝 2019
安藤勝己(引退) 1勝 2008
M.デム 1勝 2010
和田竜二(引退) 1勝 2000
藤田伸二(引退) 1勝 1997
横山典弘 1勝 1996

調教師別の優勝回数

調教師 優勝回数 優勝年
池江泰寿 4勝 2009・2011・2013・2016
藤沢和雄(引退) 3勝 2002・2003・2004
木村哲也 2勝 2022・2024
尾形充弘(引退) 2勝 1998・1999
鹿戸雄一 1勝 2021
高柳大輔 1勝 2025
友道康夫 1勝 2023
大竹正博 1勝 2018
矢作芳人 1勝 2019
斉藤崇史 1勝 2020
清水久詞 1勝 2017
須貝尚介 1勝 2012
角居勝彦(引退) 1勝 2010
中川公成 1勝 2015
石坂正(引退) 1勝 2014
国枝栄(引退) 1勝 2007
松田国英(引退) 1勝 2008
橋口弘次(引退) 1勝 2005
池江泰郎(引退) 1勝 2006
小島太(引退) 1勝 2001
岩元市三(引退) 1勝 2000
大久保正(引退) 1勝 1997
境勝太郎(引退) 1勝 1996

騎手と調教師の組み合わせを比較

騎手 調教師 優勝回数
ペリエ 藤沢和雄 3勝
池添謙一 池江泰寿 3勝
的場均 尾形充弘 2勝

同じ騎手や調教師が複数回勝っている例があり、グランプリの舞台で積み重ねられた実績も歴代記録の見どころです。
引退者は名称の後ろに「(引退)」を記載しています。

勝ち時計だけでは測れない名馬の強さ

同じ芝2500mでも、馬場状態、前半のペース、道中の位置取りが異なれば時計の意味は変わります。
良馬場の高速決着で勝つ能力と、後半に持続的な脚を使って勝つ能力を、単一の数値で並べることは難しいと思います。

また、2着馬とのタイム差が0.0秒でも、勝ち切ったこと自体が優勝馬の重要な実績です。
勝ち時計・上がり3F・着差の3つを別々に確認し、さらにレース全体のラップを合わせて振り返ると、名馬それぞれの勝ち方が見えてきます。

有馬記念の歴代優勝馬まとめ

  • 1956~2025年の70回で、複数回優勝した馬は6頭
  • 芝2500mの最速勝ち時計は2004年ゼンノロブロイの2:29.5
  • 1996~2025年の最速上がり3Fは2011年オルフェーヴルの33.3秒
  • 2着馬への最大タイム差は2003年シンボリクリスエスの1.5秒
  • 1996~2025年の1番人気馬は15勝、3着内21回
  • 前走4着以下から巻き返した優勝馬は8頭

70回の歴史を振り返ると、有馬記念は速い時計で勝つ馬だけでなく、厳しい展開で粘る馬や人気薄から好走する馬など、さまざまな名馬が主役になってきました。
歴代の記録を比べるときは、単純な順位にとらわれず、その年の展開と勝ち方もセットで見ることが大切です。

※1956~1995年の優勝馬・勝ち時計はJRA公式過去GⅠ成績を基準に確認。1996~2025年の詳細な集計はユーザー提供の出走馬データと基本データに基づきます。払戻金は100円あたりの金額です。

歴代の個別レース結果はJRA公式「有馬記念・過去GⅠ成績」で確認できます。